首相が錯乱・報道に圧力

皇紀2671年(平成23年)6月8日

 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/7195?page=4
 ▲現代ビジネス(講談社):錯乱する総理大臣 病院で一度見てもらいましょう 周囲がみんな心配しています

 佐賀大学元学長の上原春男氏は、福島第1原子力発電所での水素爆発事故の直後(3月20日)、原子炉の一刻も早い冷却を決断するよう菅直人首相に強く迫ったところ、首相が突然訳の分からない言語を話し出し、明らかに錯乱し始めたと証言しています。

 これも首相官邸にとって漏れてはならない情報だったのでしょうが、5月21日に讀賣新聞社と産經新聞社が「海水注入を中断させたのは菅首相だ」と報じると、或る官邸職員が記者たちを捕まえて「お前らの情報源は分かっている。流したのはアイツとコイツだろう。自民党にも流しただろう」などと圧力をかけたそうです。

 本当に「最低だ」と言う他ありません。昨日はメディア報道の体質を批判しましたが、現場の記者たちはこのような圧力をかけられ、社の上層部判断との板挟みにあって苦しんでいます。だからこそ私は5日、新聞記者たちの精神状態も、意味不明な内輪の愚痴を記事にし出す危険水域に達し始めていると指摘しました。

 さらに、福島第1原発の現状と吉田昌郎所長への独自取材を敢行した独立総合研究所の青山繁晴社長に、菅内閣が圧力をかけたことも判明していましたが、やはり菅内閣は青山氏を逮捕させようとまでしていたようです。「やはり」というのは、圧力がかかったことをここで取り上げた時から私がそう直感していたからです。

 http://www.youtube.com/watch?v=H6eauFYiDKI
 ▲YOUTUBE(ニコニコ生放送):菅政権「青山繁晴を逮捕しろ」

 捜査当局が青山氏に「政権が青山さんを逮捕しようとしていますよ」と事前に漏らしたそうですが、青山氏が今でも共同通信社記者ならば、そもそも独自取材は実現していないでしょうし、現場に政府の指揮命令系統が投入されないままになっているのと同じで、メディア各社のどこもが原発事故の実態を報じないままになっていたでしょう。

 事故発生から2ヶ月以上が経ち、まもなく3ヶ月目を迎えますが、菅内閣はわが国土(皇土)の汚れをはらうこともしていません。中部大学の武田邦彦教授が国会の参考人として強くそう主張しても、現地に投入しようとしないのです。

 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=41769
 ▲讀賣新聞:3号機爆発「助からないかも」作業の陸自隊長

 これまた讀賣新聞社(現場には共同通信社の記者たちもいましたが)の取材に対し、陸上自衛隊中央特殊武器防護隊の岩熊真司隊長が5日、原子炉建屋の爆発の可能性について東京電力から一切知らされないまま現地で作業していたことを明かしています。そこで3号機が爆発しました。

 東電の責任と言ってしまえばそれまでですが、もっと構造的な問題、すなわち経済産業省と菅内閣自体に問題があり、自衛官や消防士、警察官たちが最前線で犠牲になっていることがこれで分かります。

 何度も申しますが、彼らは公務員として最大の責務を果たしていると言って過言ではありません。だから「本来公務員をなめるな」と、特に組合の政治運動にばかり執心する公務員に対して民間人の私がそう思うのです。しかし、彼らに指示を出す側が錯乱しており、瓦礫の撤去一つをとっても、法の壁を云々する以前に政令を発して「全日本」で対処しないから被災者はいつまでも故郷に帰れません。

 菅首相は4日、民主党の或る幹部に「何で俺が辞めさせられるんだ! 辞めさせる手段はあるのか!」と狂ったようにわめいたそうですが、彼が辞めなければならない理由は山ほどあります。単なる「政局」誤読誘導報道ではなく、この国難を乗り切るためにこそ、国家観なき錯乱した首相では駄目なんだということを、もっと多くの皆様にお伝えいただきますようお願いします。

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