君は八田與一を知ってるか
http://mainichi.jp/select/world/news/20110509k0000m030086000c.html
▲毎日新聞:八田与一技師「台湾農業の恩人」…台南に記念公園
或る在日台湾人に「君は八田與一を知ってるか」と問われたのが、もう十数年前のことです。それまで私は、学校で習うことのなかった「八田與一」を知りませんでした。なぜわが国の歴史教育は、八田氏のような日台関係を語る上で重要な人物を決して教えないのでしょうか。
八田氏は、大日本帝國が台湾を統治していた頃、欧米列強(現地搾取)型の植民地支配ではなく、台湾人の生活・社会基盤を整備するという国家方針に従い、水利技術者として桃園大圳、嘉南大圳の水利工事を見事に成功させ、台湾農業の基礎を築かれた方でした。
上記記事にある「烏山頭ダム」とは、嘉南大圳の要です。のちの昭和48年に建設された曽文渓ダムでさえ、八田氏の設計によるもので、これなくして台湾農業の発展はありえませんでした。
この度完成した記念公園の、馬英九総統や森喜朗元首相、八田氏の故郷・金沢市の山野之義市長らが出席した式典は、八田氏が米海軍に殺された命日の5月8日に開かれています。台湾人は、毎年この日に慰霊祭を行なっていました。ほとんどの日本人が知らないことです。
東日本大震災に対する140億円以上もの台湾人からの義援金についても、短かったが同じ統治を受けたはずの韓国で義援金として集められたものを地元自治体が「日本に贈るのをやめた。自分たちで使い込む」などと次々に発表する中、わが国政府は公式に中共や韓国には礼を言うにもかかわらず何も言いません。
この政府の無礼を見かねたデザイナーの木坂麻衣子さんが有志を募って台湾の新聞社に「謝謝台湾」の広告を掲載しなければ、本当に私たちは非礼を極めた恥ずかしい民族として生き続けることになったでしょう。
政府はすぐに国交の問題を言うのですが、そもそも台湾は中華民国・国民党の領土として国際法上確認出来るものが何もなく、ただまともな人間の集団としての判断が求められているだけのはずです。
それでも礼の一つすら言わなかったのは、わが国が対等に国交を回復したはずの中共との関係を、いかに対中隷属に転げ落としてきたかを見れば、理由は明らかとも言えましょう。
最近では若い世代の台湾人も、八田氏と自分たちの先人たちの交流をよく知らないそうです。これが「日台交流」「日台親善」の現実であり、私は以前から関係者に「このままでは日台の将来はない」と警告してきました。
今回のことで申せば、外省人の馬英九総統に記念公園整備事業を進めさせたことは、極めて重要なことです。馬総統に心からお礼を申しましょう。いかに次世代へと日台交流を繋いでいくかを考えた時、私たちはもう少し利口に立ち回るべきだと考えます。
皇紀2671年(平成23年)5月10日 8:13 AM
「謝謝台湾」
大切にしたいです、台湾との暖かい関係を。
日本精神が通じる数少ない御国ですからね。
皇紀2671年(平成23年)5月10日 7:27 PM
毎日新聞:八田与一技師「台湾農業の恩人」
この話は最近の人は別として、ネットでは結構知っている人も多いかと思います。
新聞、テレビでは昔の良い話はタブーなのか知らせてくれないけど・・・・。
それからこのニュースを見ていただきたい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110509-00000095-san-soci
性善説を唱える日本人が愚かにも嘘の証言や捏造された外国人の歴史をそのまま受け入れてしまうのかと不安でなりませんでした。