みんなの党が馬脚を現す

皇紀2670年(平成22年)6月7日

 北野武監督の新作『アウトレイジ』は、登場人物の全員が「かっこ悪い悪人」だそうですが、北野監督作品のキャスティングの特徴は、あまり悪役をやったことのない役者さんに腹黒い役をやらせる意外性であり、初監督作品『その男、凶暴につき』では平泉成さんの役どころが意外でした。

 自民党もダメ、民主党もダメという中、メディア各社が「注目株」ともちあげてきたみんなの党には、期待する声があります。「みんな」と呼びかける気さくな党名の裏に、一体どこの「みんな」なのかが疑問です。

 私にしてみれば、秘書の教育もなっていない浅尾慶一郎衆議院議員のような人物が偉そうにしている党という時点で終わっていますが、彼らはついに馬脚を現しました。

 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003054092.shtml

 ▲神戸新聞:みんなの党、弁護士の後藤氏擁立 参院選比例代表

 官僚機構の無駄を告発してきた若林亜紀さんを擁立するまではよかったのですが、この後藤啓二氏とはどういう人でしょうか。神戸新聞の記事はその説明にまったく不十分です。

 彼は「ECPAT/ストップ子ども買春の会」顧問であり、この団体が従軍慰安婦問題行動ネットワークの下部組織であるとの疑惑があるため、日本を「親日」と「反日」に分断する活動を支えてきた人物かもしれません。

 また、創価学会=公明党が与党時代に自民党をたらし込んで成立に熱心だった児童ポルノ法改正に関連し、東京都条例の改正について、やはり後藤氏が積極的に発言していました。その様子は、以下のブログに報告があります。

 http://otakurevolution.blog17.fc2.com/blog-entry-712.html

 ▲表現規制について少しだけ考えてみる(仮):後藤啓二の確信犯的ミスリード!

 この問題では、歌手のアグネス・チャンさんが必死の形相で改正を訴えてきた中で、日本ユニセフ協会のスタンスが明らかになっていますが、ECPATと日本ユニセフの関係について、さらに以下のブログがこのような指摘をしています。

 http://blog.sakichan.org/ja/2008/03/21/how_ecpat_won_unicef_over

 ▲崎山伸夫のBlog:ECPATはいかにしてユニセフをたらし込んだか

 児童ポルノ問題というのは、確かに目を伏せていられるものではありません。しかし、現下の日本政府や地方自治体が議論してるのは、その定義と単純所持の規制に過激で、ともすれば人権擁護法案の序章のような役割を果たしてしまいます。そういった司法の問題について、一神教的な排除姿勢で臨む人物をみんなの党が政治家にしようとしているのは危険です。

 明るく注目を浴びるみんなの党や、人権を語る善人風が実はとんでもない悪人だったというお話しでしょうか。参議院議員選挙を前にしてよく知っておかれて下さい。

【緊急告知】たちあがれ日本 大阪初街頭演説会

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『みんなの党が馬脚を現す』に2件のコメント

  1. :

    全国国民総決起集会 in 東京ロクな奴がいない!遠藤会長は、桜なんかに媚びらないでくれな。保守の支持母体が「桜」になってる時点で、保守は強くなれないというのをご存知ないのか。大阪の決起集会にはいきますぜい平沼さん西村さん南出喜久治さん支持

  2. ストリートマン:

    参政権を除いて民主党と「瓜二つ」。