安倍元首相暗殺事件真相は藪の中

皇紀2685年(令和7年)10月28日

 実は、遠藤家の祖父が二十四日午後、亡くなりました。ここでは、あまり私自身の体調不良だとか私事を述べないようにしてきましたが、ほんの少し祖父のことを話したいと思います。

 和歌山県の旧岩出町長、旧那賀郡選挙管理委員長だった母方の祖父は、もう既に亡くなりましたが、父方の祖父はここ数年ずっと、高齢者施設に入居して様子を見なければいけない状態でした。知的好奇心の強い祖父だからか、最期まで意識明瞭でしたが、聴力をほぼ失い、車椅子の生活になり、特に先週に入って容体が急変していました。

 祖父は大東亜戦時中、満洲國で事業に取り組み、しかしながら昭和二十年八月八日、旧ソヴィエト連邦が米民主党にそそのかされて日ソ不可侵条約を破り、満洲に侵略してきた時点で、社員・従業員を逃がしているうちに自身はソ連兵に拿捕されたらしいのです。

 私が子供のころ、よく「僕はねぇ、ソ連兵に独房へ入れられた時に頭がおかしくなったんだよ」(祖父は一貫して標準語で話す人でした)などとおどけてみせましたが、私がヴァイオリンを習い始めたのも、江戸の落語を好きになったのも、すべて芸術を好む祖父の影響でした。新しい知識をいちいちノートにメモするような祖父でしたから、何でもよく知っていましたし、私の父には厳しかったそうですが孫の私にはとても優しかったです。

 軍人軍属ではなかったため、シベリア抑留(母方の親戚はやられました)などの目に遭わず北海道へ帰還できた祖父は、そこから戦後の混乱期で大変苦労したと聞いています。しかし、そのおかげで父も私もこの世に生を受けることができました。

 今日生きるすべての日本人は、これらに類する辛酸を舐めた先人たちのおかげで存在します。そのことを忘れてはいけません。

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 二十五日から公式ブログをお休みしようかとも思ったのですが、高市内閣が発足したばかりで、読者諸氏のご期待を裏切らないよう涙を堪えて記事をお届けしてまいりました。

 なお、葬儀は既に終えております。ここまで私事のつぶやきにおつき合いいただき、ありがとうございました。

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】 | TBS NEWS DIG

旧統一教会に関わる2つの大きな裁判が始まります。一つは韓国の教団トップの裁判、もう一つは安倍総理銃撃事件です。山上徹也被告の母親が私たちの取材に応じ、事件を振り返って「私が母親じゃなかったら」と後悔…

(JNN|東京放送)

 さて、北韓(北朝鮮)系カルト財閥の統一教会(世界平和統一家庭連合)総裁を名乗る韓鶴子被告に対する韓国での裁判と、それとは実は無関係な山上徹也被告の裁判がついに始まります。

 山上被告が口にした「統一教会への恨み」の一言によって、報道権力が一気に安倍晋三元首相と統一教会の関係を「親密だったがばかりに」と報じました。しかし、統一教会を取材してきた鈴木エイト氏も認めたように、統一教会の正体を「北韓系」と知った安倍元首相は、北韓が起こした日本人拉致事件の解決を目指す中で統一教会とは距離を置いていたのです。

 ならばなぜ安倍元首相が暗殺されてしまったのか……私たち国民の多くが山上被告の単独犯行説を疑い、或いは検察が山上被告に安倍元首相を「殺傷する能力」があったか否かを証明しきれず、よって公判前整理手続きに手こずって裁判が遅れたのではないか、という疑念を持っています。

 いずれにせよ、再び注目を浴びることになる統一教会問題で、報道権力各社は必ず、これを高市早苗首相への批判材料として利用するに違いありません。高市首相も統一教会とは関係がないにもかかわらず、また立憲民主党ら野党の複数議員も統一教会とその下部組織に「氏名を使われた」ことがありますが、それらを棚に上げて「高市自民」が攻撃されるでしょう。

 創価学会公明党と縁が切れた高市政権は、いっそのこと統一教会も創価学会も叩き潰してしまえばよいのです。そのために必要な詐欺や強要などの事件を改めて捜査し、すべて検挙してしまわねばなりません。

 私たち国民が知りたいのは、財務省からの攻撃を受ける中で国際金融資本の正体を知り、米民主党政権下で、台湾公式訪問を目指して中共(支那)共産党を怒らせた安倍元首相がなぜ、何者たちによって暗殺されたのかを知る権利があります。

 それらは、実のところ今回の裁判なんぞでは何もわからないに違いないのです。  

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