住民置き去りの知事たちを許すな

皇紀2685年(令和7年)10月26日

 タイ王国(泰国)のシリキット王太后陛下が二十四日午後九時二十一分、チュラーロンコーン王記念病院(バンコク都パトゥムワン区)にて崩御されました。すべて泰国民に謹んで哀悼の意を表します。
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 本日は、宮城県知事選挙の投開票日です。どうしても現職の村井嘉浩候補が嫌だという方も、和田政宗候補も嫌だという方もおられると思います。

 しかし、後述しますが政権は高市早苗首相が陣取り、様相が一変しました。回教徒大量移民構想も、それに伴う土葬許可問題も高市政権が地方自治体の暴走を食い止められるかもしれません。

 それは「地方にできることは地方で」の方針と相反するものではありません。あくまで私たち国民の暮らしの安全を守る責任を政府が担っている以上、繰り返しますがそれを脅かす自治体の暴走を抑止するのも政府の責務です。

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 その高市首相は昨日から、東南亜諸国連合(ASEAN)首脳会合に出席のため、議長国のマレーシア(馬国)を訪ねています。ミャンマー(緬国)軍政の問題もさることながら、ここでも何度か取り上げた泰国とカンボジア(柬国)の国境紛争も抱え、中共(支那)寄りの体制にまみれ始めた域内の平和に、わが国がどう貢献しうるかが注目点です。

 米国のドナルド・トランプ大統領が久しぶりに出席するのも、そうしたことが前提にあり、東南亜への関心というより中共産党を牽制、或いは露国への対応と同様に泰柬国境紛争の解決に貢献するよう喧伝したい思惑もあるでしょう。

 兎にも角にも、ここで日米首脳が初顔合わせ(既に政府専用機上で初の電話会談)します。そのまま両首脳が共にわが国へ、そして韓国へという外遊日程です。注目の一週間が始まりました。

沖縄・玉城デニー知事、尖閣で操業の日本漁船に「安全・安心な領域での漁を選択して」

沖縄県の玉城デニー知事は24日の定例記者会見で、尖閣諸島(同県石垣市)周辺で操業する日本漁船について、「ぜひ安全・安心な領域で漁を行うことを選択した方がよろし…

(産經新聞社:産経ニュース)

 さて、二十三日記事のコメント欄に、先述の宮城県知事選をめぐって高市首相が現職の村井候補を「応援した」ことに意見されています。

 ご懸念は全くもってご尤もですが、前政権下で自民党が現職の事実上応援を決めてしまっていた以上、選挙の途中で「応援しません」とは言えません。安倍昭恵さんが参政党推薦の和田政宗氏に声援を送ったのも知った上で、やむをえない事情としか申しようがないのです。

 ただ、高市首相としては、仮にも村井氏が「土葬許可の件は二度と検討しない」と公約したのを破るようなことがあった時、それを許さないよう「政府で決めておく」とする方針が明確なのでしょう。だから次期知事は、村井氏でも(村井氏と同程度で信用ならない)和田氏でもよいのです。

 沖縄県知事の玉城康裕(芸名=玉城デニー)氏も、創価学会公明党が国土交通相(海上保安庁を管轄)から外れた高市内閣の誕生で震えているに違いありません。中共産党寄りの工作発言をすればするほど、これからの政府には何をされるかわからないからです。

 知事ともあろう者が県民に対して「あんたらが中共に遠慮すればいい」ともとれる発言をするとは、わが国の排他的経済水域(EEZ)内で漁ができないようにすることであり、結局玉城氏自身が「あっちでやれ」「こっちでやるな」と言ってしまっているではありませんか。

 せいぜい高市首相にこっぴどくやられてしまいなさい、と申しておきます。   

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