村山死去と共に出た福島瑞穂の罪

皇紀2685年(令和7年)10月18日

 日本社会党元首相の村山富市氏が十七日、百一歳で死にました。団塊ジュニア世代にとって、これほど怨念を募らせてきた「元首相」はいません。

 平成七年一月の阪神淡路大震災、同三月の地下鉄サリン事件に対する無策もさることながら、そもそも自民党政権下の旧大蔵省が引き金を引いた円高不況と好景気破壊(バブル経済崩壊)に何ら対処せず、社会党から首相を担いででも政権復帰を望んだ当時の自民党と共に、今日の致命的少子化を生んだのが村山政権でした。

 壮絶な「受験戦争」に晒され続けた団塊ジュニアがほぼ大学卒業のころ、未曾有の不景気に堕ちたわが国の内需を回復する有効な経済政策を打っていれば、今ごろとっくに「団塊ジュニア・ジュニア世代」が誕生していたかもしれません。「これだけの人数がいるから勝手に人口は増えるだろう」と高を括った霞が関につき従った村山氏なんぞに、政治の何たるかを語る資格などなかったのです。

 そのくせ「戦後五十年談話(村山談話)」なるものを発してわが国の立場をますます弱くしました。よって中共(支那)共産党は、村山氏の死去を速報し、自民党元幹事長の古賀誠氏が私たちの神経を逆撫でするような「哀悼」の言葉を綴り、まだ首相の椅子に座っている石破茂氏が「村山談話は引き継いでいる」などと寝とぼけた発言に及んだわけです。

 今日の政府が引き継いでいるのは、最新の戦後七十年談話(安倍談話)であり、河野談話も村山談話も、まして「終わった人」の湿った話などもはや引き継がれても、引き継がれもしません。

 どこまでも私たち国民を莫迦にしてきた左翼の寝言は、どうか永眠してからあの世でどうぞ。村山氏のように「悪い奴ほどよく眠る」とは申しますが、できるだけお早めに。

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 その村山氏を「師」として利用し続けることで社民党を存続させてきた福島瑞穂氏について、奇しくも昨日、以下のような記事が配信されました。週刊新潮(新潮社)の記事ですが、これは目を通していただいて大丈夫です。

「未だ社民党・福島瑞穂党首からは謝罪がない」 レイプ冤罪が確定「草津町長」が語る虚偽告発に便乗したフェミニストたち

 日本屈指の温泉街・群馬県草津町を襲った“レイプ騒動”にようやく終止符が打たれた。町長にレイプされたと告発した新井祥子元町議に対し、前橋地裁が9月29日に虚偽告訴と名誉毀損の罪で下した懲役2年、執行猶予5年の有罪判決が、この10月15日に確定…

(週刊新潮|新潮社)

 外国人犯罪(まず違法滞在など)を擁護しておきながら私たち日本人にはすぐに攻撃する福島氏のような北韓(北朝鮮)系左翼・極左は、それが冤罪、或いは嫌疑が極めて不確かであっても謝りもしなければ見下げ果てた言い訳を並べて虚勢さえ張ります。

 福島氏の本当の師匠は、北韓系左翼・極左の共に民主党文在寅・李在明両氏ら)ではないでしょうか。彼らの言う「人権」「平和」「平等」「自由」「権利」の何もかもが出鱈目なのです。

 そうして国民的支持を失って凋落した左翼を前に、昨日記事で申したように「高市内閣」の発足がようやく見え始め、二十一日にずれ込んだ臨時国会の召集で首班指名されます。

 どうやら私が十二日記事に「勝手に『小泉政権』のつもりで菅義偉氏が進めていた日本維新の会との連立交渉を、高市早苗総裁も進めざるをえなくなった」と早早に書いてはいけなかったらしいのですが、結果その通りになり、連立政権で埋没して党が滅ぶのを避けようと大阪府知事で維新共同代表の吉村洋文氏が国会議員定数の削減を絶対条件にしました。これを高市自民が呑んでしまったようです。

 維新という政党は、これしか言えません。彼らは、これを「身を切る改革」と誇示しているのですが、ただでさえ左翼が騒いだ「一票の格差」により地方の選挙区割りが住民の意思を反映しないものにされてしまい、比例代表並立制をやめることで定数を削減するのは構いませんが、小選挙区制の弊害をそのままに「人気取り丸出しで実は問題の解決にならない」策を振り回されても困ります。

 しかし、多くの国民がこれに賛成してしまうでしょう。そうして「自分たちの代表」とは言えない議員がポツンと選ばれていく弊害に、いつか気がついてくれればよいと思います。

 案の定、橋下徹氏が自身のツイッター(X)アカウントで、高市総裁が靖國神社参拝を見送ったことに重ねて難癖をつけ、批判しない保守派を莫迦にしました。参拝したらしたで、必ず中共側に立って「空気を読めない」だの何だのと猛攻撃するくせに。

 目下混迷を極めた連立交渉に追われ、予定通りには首相になれていない高市総裁が今、靖國参拝をしてしまえば、高市総裁がかねて主張してきた「靖國が政争の具にされてしまう」ではありませんか。例大祭こそが神社にとって重要ですが、参拝するのは今でなくても構いません。

 何なら米国のドナルド・トランプ大統領が来日する機にお二人で参拝してはいかがか、というような話もあります。私たち国民の身を切らない政治のために、首相就任後に機を見てどうか参拝してください。

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