中国を悪ノリさせた政官財を叩け

皇紀2685年(令和7年)8月4日

波紋呼ぶ関経連会長の「郷に入っては」発言 中国への思い吐露か 日本人がスパイ罪で実刑

「郷に入っては郷に従え」-。関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)(80)の発言が波紋を広げている。中国でスパイ行為の罪に問われた日本人社員が実刑判…

(産經新聞社:産経ニュース)

 七月二十九日記事で指弾したわが国財界の屈中発言ですが、やはり批判が殺到しています。さらに翌日記事で申したように財界の訪中計画も盛んで、中共(支那)共産党にしてみれば「日本人は、いくら凌辱しても頭を下げに来る」と思い込むでしょう。

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 最新動画【C国に抗議】実は共産党軍は日本と戦っていない?~日本改革党・せと弘幸候補

 その結果、共産党人民解放軍の準海軍・海警局の武装船団による沖縄県石垣市尖閣諸島近海の徘徊は、既に二百五十八日連続の悪しき記録を更新中であり、二日午前に海警武装船がまたも領海侵入(七月九日以来)し、三日午後になっても魚釣島沖の領海内から出て行きません。

 第十一管区海上保安本部(那覇市)の巡視船が警告し続けても、平然と違法行為を続けているのです。実は今月に入ってすぐ、それまで徘徊していた四隻から別の四隻「海警2301」「海警2501」「海警2305」「海警2302」に交代していました。

 沖縄県内の漁師さんを乗せた漁船に、機関砲を備えた中共の武装船が接近を試みており、海保の警告にも訳のわからないこと(「尖閣は支那のもの」など)を喚いて聞きもしないとのことです。現下のわが国が政官財を挙げて屈中のため、沖縄の漁業が脅かされています。

 それでも中共に配慮しなければいけませんか? わが国産業にまで及ぶ脅威とは言え、自分たちに関係がない分野で働く人びとがどうなっても構わない、というわけですか。さすがは社員・従業員が中共で不当拘束されても「郷に入っては」が言える人たちです。

 このような政治、経済を主導する「老害」には、直ちに退場していただくよう私たち国民が徹底した抵抗を続けましょう。彼らが現在の主導的立場から転げ落ちるまで抗議します。

「敵国」日本兵に慰霊碑 抗日組織関係者、望む遺骨返還―タイ

【ローン=タイ=時事】タイ北部プレー県ローン郡に、第2次大戦で抗日組織の戦闘員に殺害された旧日本兵2人の慰霊碑がある。…

(時事通信社)

 さて、大日本帝國軍と戦ってもいない共産党軍(八路軍)が歴史を捏造して「抗日戦勝」を騙る中共と、慰安婦騒ぎの捏造がバレてなお「反日」を扇動する韓国内の北韓(北朝鮮)左翼は、台湾やタイ王国(泰国)のわが国に対する態度を、少しは見習ってはいかがでしょうか。莫迦は学ばない、とは言いますが。

 泰国は昭和十六年(泰仏暦二千四百八十四年)十二月、わが国と日泰攻守同盟条約を締結し、翌年には英国軍による首都クルンテープ(バンコク都)空爆を皮切りに、同二十年まで三十四回もの英米軍による卑劣な空爆を受けました。

 このころを舞台にした泰国随一の国民的恋愛史劇が『クーカム(メナムの残照)』です。バンコクに進駐していた日本軍の小堀大尉と、美しい泰国人女性アンスマリンとの物語(いずれの人物も架空)は、六度もテレビドラマ化され、四度にわたって映画化もされました。

 いわばわが国との同盟関係のせいで首都が空爆され続けたのですが、泰国が英米側とも通じてのちに難を逃れたとされるのは、この「自由泰国運動」がまず在英米の泰国人(留学生ら)から始まり、英米の支援を得て大東亜戦後には彼らが一時政権をとったことにあります。

 しかし、自由泰国政権があまりに不安定ですぐに失脚すると、日泰同盟を決断したプレーク・ピブーンソンクラーム首相が返り咲き、長期政権ののちに起きた軍部による政権転覆(昭和三十二年)から、彼は友人の多いわが国へ亡命しました。同三十九年六月、神奈川県相模原市のご自宅で亡くなられています。

 これが日泰関係の簡易な説明になりますが、いわば当時の自由泰国運動は、抗日というよりピブーン内閣に対する反政府運動であり、一種の愛国運動でした。

 あれから八十年、運動していた先人の子供からことほど左様にわが軍の先人二名が手厚い供養を受け、わが国へご遺骨返還の意が伝えられた以上は、わが国側も感謝をもって応じるべきです。これが本当の「未来志向」でしょう。

 口先だけの「未来志向の関係」を騙ってわが国を脅かす中共と北韓(韓国の李在明氏ら共に民主党を含む)に、決してひるむことのない政権を樹立しなければ、かえって台湾や(目下特に屈中タクシン一族の政権に国民的批判が集中している)泰国の人びとの想いに応えられません。

 屈中左翼・極左は、それでも中共に「配慮せよ」と言いますが、利権に目がくらんで友人を見捨てるとは、人間の所業ではないのです。

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