「中国から全面撤退」の方針示せ
タイ王国(泰国)とカンボジア(柬国)の泰柬国境紛争は、米国と柬国の「振付師」である中共(支那)の仲介で無条件停戦となりました。
満足に外交ができない現行憲法(占領憲法)では、亜州の平和に貢献しようのないわが国の出番はなく、泰国の主張も通りません。その最中、泰バンコク都チャトゥチャック区のオートーコー市場(果物市場として在泰日本人の間でも有名)で昨日正午ごろ、銃撃事件が発生し、警備員四名と女性店員一名が亡くなられました。衷心よりお悔やみを申し上げます。
泰国は、いわゆる「銃社会」ですので私は、訪泰する人に「泰国人が微笑んでいるうちに交渉事を終わらせろ」とたびたび助言するのですが、現行犯の容疑者(六十歳代とみられる)がその場で自殺してしまったため、犯行動機が不明なものの、泰国内の治安騒乱が目的だった可能性も否定できません。
泰国の現政権も「中共寄りのタクシン一族」で目下、激しい国民の怒りを買っていますが、わが国の現政権こそ二度の国政選挙と首都の議会議員選挙で完全にその存在を否定されました。
にもかかわらず現政権は、自民党両院議員総会ではなく両院議員懇談会でお茶を濁し、改めて「続投」を宣言したのですから、よほど八月十五日に「中共に土下座談話」を出したい、というような目標でもあるのでしょう。
それが中共との密約の可能性もあります。日本保守党の北村晴男参議院議員(本日より)が石破茂氏を指して「醜く奇妙な生き物」と言い表したため、SNS上で大炎上しているそうですが、主に「反自民」の左翼・極左が「高市早苗内閣」の誕生を嫌悪して石破氏を庇っているフリをしているにすぎません。
北村議員の表現は、実に「言い得て妙」ではありませんか。私も「あんな二目と見れたものではない汚い顔の、且つ食べ方も汚い、服装からして清潔感の欠片もなく、陰湿なしゃべり方で、さらに変な歩き方をする日本人を街中で見かけたことがない。それをわざわざ日本国内閣総理大臣にするか?」と議員の前でも平気で言っていますので、定めしここでもそう申した途端に激しくお叱りを受けるのでしょう。
■動画提言-遠藤健太郎公式チャンネル(YouTube)チャンネル登録お願いします!
最新動画【C国に抗議】実は共産党軍は日本と戦っていない?~日本改革党・せと弘幸候補
醜く奇妙なのは、恐縮ですが現下多くの大企業「雇われ」経営者も同じです。ああ、これが社員、従業員を平気で切り捨て、経営の長期的展望を持たず、自身の代が平穏無事に運営し終えることしか頭にない「人でなし」の顔か、と。
関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)にせよ、日本経済団体連合会(経団連)の十倉雅和前会長(住友化学相談役)や筒井義信新会長(日本生命保険会長)にせよ、民間から内需回復の行動もせず、目先の利益に囚われて外国人を労働力として「輸入」することしか頭にない人権蹂躙の徒です。
松本氏に至っては、その地位と年齢に不相応なほど諺の使い方を知りません。人権や法治が著しく棄損、無視されている国で不当な扱いを受けることを「よし」とする意味で「郷に入っては郷に従え」は用いないのです。
私たち国民が現在、政治に対して「日本人ファースト」を求めているように、私たちもまた、諸外国へ行けばその地の文化や風習を学び、尊重しなければなりません。しかし、罪状が不明確なまま三年六月もの懲役(未決拘留の残り約一年半が実質刑期と思われる)を言い渡された者に「郷に入っては」を言える人の神経が知れません。
実はこの件で、各方面に「日本人社員を救出してほしい」と働きかけたことについては、極めて繊細な案件のため、これまでも、或いは本日もまだ各所から口止めされており、詳しくお話しできませんが、北京市第二中級人民法院(地方裁判所もどき)の公判以前から在北京日本国大使館に動いてもらってはいました。
そこにも私なりの疑念が湧いているのですが、一つ申せるのは、一等書記官が本人に控訴を断念するよう説き伏せた可能性があるのです。これも叱られるかもしれませんが、これだけは言わせてください。
本人が別の日本人に話したとする内容は、私たちが既に報道等で知っている程度の中共・共産党のことです。それで「お前は工作員だ」と突然逮捕され、有罪を宣告されては、とても中共で駐在員の職務に就けません。
政府も経済団体も、すべて国民に「中共からの撤退」を宣言してください。さもなくば、中共へ飛ばされるかもしれない企業で働くことができないのです。
北韓(北朝鮮)に国民を拉致され、中共に国民を不当逮捕、収監されてなお、政府は誰も救わないのですか? 拉致事件被害者五名を帰国させて、それで終わりですか?
そのような政治に、私たちが「ノー」を突きつけたのです。