「米軍は善」が戦争やまぬ理由
わが国で外国人同士の殺人等事件が起きる中、わが国や私たち日本人の生き方を高く評価して移住すら望んだ言語学者のブラジル(伯国)人女性がスリランカ(錫国)人男性に強盗殺人の可能性がある住宅放火で殺害されてしまいました。アマンダ・ボルヘス・ダ・シルバさんとご家族に衷心よりお悔やみ申し上げます。
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容疑者の動機は不明ですが、何度も申している通り無尽蔵に外国人を受け入れることは、わが国の生活水準に追いつかなくなる外国人を犯罪者にしてしまうのであり、人を「労働力」としてしか見ない移民推進策や仮にも違法滞在者の難民申請を莫迦正直に受付ければ、今回のような悲劇を生むのは時間の問題でした。
端的に申せば「日本が好き」な外国人の移住を歓迎することと、日本についてよく知りもせず敬意も遵法の精神もない外国人を入れてしまうことは、全く次元が違います。外国人に「わめいた者勝ち」を仕込む北韓(北朝鮮)系左翼・極左の存在は、極めて有害です。
沖縄県の現状などは、まさに中共・北韓系左翼・極左に浸食されておかしくなったと申してよいでしょう。自民党の西田昌司参議院議員に対しては、議員事務所の対応に或ることで腹が立って以来おつきあいはなく、擁護する義理は一ミリもないことをお断りしておきます。
その上で、まず大日本帝國政府が沖縄県防衛に死力を尽くすべく、米民主党による日本人大虐殺の魔の手が伸びそうになったのを察知して県民を退避させようとした史実を、左翼・極左もよもや知らないとは言わせません。
県民が長らく語り継いできた「対馬丸撃沈事件」がその証拠の一つです。疎開のために軍艦の投入を希望する人や馴染みのない土地への移動に不安を抱いた人もいる中、とにかく県民の生命を守ることを優先した政府と当時の県庁は、自営船を大量活用しての県民疎開を実行に移しました。
ところが、この千六百六十名以上もの那覇国民学校に通う児童らを乗せた船に米軍が壮絶な夜間攻撃を仕掛け、対馬丸は大爆発を起こして沈没、わずか五十九名の児童しか助からなかったのです。これでも「沖縄を解放してくれたのは米軍」と言えるでしょうか。
ひめゆり平和祈念資料館(糸満市)の展示記述を西田議員がどう捉えた発言かは知りませんが、結局県民退避が叶わぬまま米軍に侵略された沖縄で、帝國海軍の大田実中将が「沖縄県民斯ク戦ヘリ。県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」」と電文を打つに至ったというのが史実です。
同じく南洋パラオ(帛国)のペリリュー島に米軍が侵略してくるのを察知したわが軍が島民を本島(バベルダオブ島)へ退避させたように、うまくいった場合もあり、沖縄が同じくならなかったのは、米軍に日本人大虐殺の容赦がなかったからでしょう。
そうした記述は、ひめゆりの資料館にあるでしょうか? 今さら中共や北韓が韓国に扇動するがごとく謝罪と賠償を米国に求めて脅迫する必要はありませんが、史実を切り取って歪めてはいけません。西田議員の発言の「切り取り」云云などどうでもよい話です。
米軍の執拗な攻撃を受ける中、県民に厳しい言葉を投げかけた軍人もいたでしょうが、皆生き残りをかけて必死だったに違いありません。それがわからないことこそ「平和呆け」であり、戦争の恐ろしさを過小評価するものです。
人類が進歩と調和(昭和四十五年大阪万博の主題)を成し遂げたと言えるのは、この地上から戦争の類が一切なくなった時でしょう。それを目指してわが国がどの役を果たせるでしょうか。
大東亜戦争の自虐史観を蔓延させ続ける限り、戦争は戦勝国にとって正義であり、戦争そのものが持つ愚かさを隠してしまいます。「勝てば官軍」の価値観が現下、中共・共産党の日台侵略構想を支えているのです。
これを絶対に許さないという平和の覚悟は、まず自虐史観を捨てることから始まるのです。