靖國事件、代理処罰求めよ
七日に投開票された東京都知事選挙のその後、敗れた石丸伸二前安芸高田市長と謝蓮舫前参議院議員の「悪態」「逆ギレ」「無責任」がつぎつぎと露呈しました。特に、開票状況を扱った放送各局の報道番組に於ける石丸氏の態度の悪さは、そのまま安芸高田市で起きていたことの真実を国民が目の当たりにしたのです。
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現に、同日(石丸氏が任期途中で放り投げたために)投開票された安芸高田市長選では、石丸氏の手法を徹底批判した候補が当選しました。ここで何度も「安芸高田市議会を悪者にして」と指摘した石丸氏は、日ごろから相手の説明を聞かず、自分の思い込みや相手が言ってもいないことを「言ったのと同じです」などと勝手な解釈をし、呆れたように溜息をついて人を罵倒する行為を繰り返していたのです。
これがようやく掘り返され始めたことの情報価値は、石丸氏にせよ謝氏にせよ、衆議院議員への進出、鞍替えが都知事選立候補の目的だったことから、来たる解散総選挙に対する私たち国民の投票行動を左右することにあります。
この二人は、決して当選させてはいけない危険、且つ無責任な存在であることを、私たち国民がはっきりと認識しなければいけません。
これは余談ですが、どうも石丸氏って、立憲民主党の石川大我参議院議員と同じ匂いがするんですよ。新宿二丁目で警察官に「俺は国会議員だぞ」などと暴れた訳の分からないアレと、いろんな意味で。
さて、本日の主題。靖國神社に放尿、落書きした中共人犯罪者のうち、国内にいた姜卓君容疑者を逮捕した警視庁公安部は、中共に帰国、逃亡した主犯の董光明容疑者と、動画撮影を担当していた許来玉容疑者の逮捕状もとりました。
これに対し、董容疑者が「出頭しないし、後悔もない、怖くもない。日本の警察は幼稚園児のようだ(TBS|東京放送報道を参照)」などとぬかしており、これは公安を激しく怒らせたに違いありません。これはもうただでは済みませんよ、と。
しかし、ここまできて中共・共産党に処分されず、生存できているということは、董容疑者がこのまま放免されるかもしれません。以前申したようにわが国は、韓米としか犯罪人引渡条約を締結できていませんから、中共に「そいつらを引き渡せ」と言っても応じてもらえないのです。
よって国外犯の規定に基づき、いわゆる「代理処罰」を中共へ要請することになります。さぁ、それが問題です。
警視庁から首相官邸、外務省へ「要請」の要請があるのはもう間違いないのですが、これに岸田文雄首相と上川陽子外相が首を縦に振るか否か、皆さん、いかが思われますか?
私たち国民は、中共がさんざん政治利用してきた靖國神社の器物損壊を「穏便に流してしまいたい」と考えているであろうことに気づきましたが、犯罪者の逃げ得を決して許しません。何らの処罰もないままということになれば、日中関係が今度はわが国側からますます悪くなり始めます。
それを許すような岸田内閣ならば国民から集中砲火を浴び、その火の粉は、屈中で知られる石破茂衆議院議員や河野太郎デジタル相の「次期総裁」の芽をも摘むでしょう。結果としてそれが最善ですが、靖國を穢されたままであることには変わりがありません。
これまで、中共人どうしの殺人事件などで帰国、逃亡した中共人容疑者の代理処罰は、わが国政府が要請して現地で法執行された例がいくつかあります。一国の首相が戦争で死なせた英霊に頭も下げず、穢されても知らぬ顔なら、そのような首相こそ死刑に処されるべきです。
この「なめくさった犯罪者ども」に、その罪の重さを分からせなくてどうしましょうか。