都知事と利益相反した極左

皇紀2684年(令和6年)4月10日

 第二十二代韓国国会議員総選挙(定数三百・小選挙区比例代表並立制)が本日、投開票されます。期日前投票は、過去最高の三十一.三%で、尹錫悦大統領(国民の力)の支持率は、八日の発表で三十七 .三%となり、議員選も北韓(北朝鮮)左翼の共に民主党(代表=李在明工作員)が優勢のため、引き続き多くの議席を維持してしまうのではないかと予想されています。

 自らが犯した大疑獄事件に対する裁きを逃れるよう卑怯な工作をした李工作員だの、犯罪被告人である曹国工作員の北韓極左新党だの、韓半島(朝鮮半島)から韓国を消し去るような連中に投票してしまう一部国民の気が知れません。

 仮にも百五十議席以上を共に民主党が獲得し、国民の力が百三十議席以下に留まれば、引き続き尹大統領の政権運営は厳しいものとなります。

 国民の力のソウル市議会議員十九名が投開票前、朴元淳前市政の「置き土産」だった旭日旗(祝祭旗・自衛隊旗)掲揚禁止条例(※注)の撤廃を訴え、前法務部長の韓東勲党非常対策委員長(代表格)が慌てて旭日旗を誹謗中傷する(左翼層におもねる)ことで火消しに奔りましたが、大統領府と韓委員長の関係が悪化しており、ここでも国民の力内部の混乱がありました。(※ 条例施行そのものは朴工作員の自殺後)

 その原因が尹大統領にあるとする意見も、金建希夫人の金銭疑惑にあるとする意見もありますが、そうした疑惑の出処が尹検察総長(当時)と激しく対立した北韓工作員の秋美愛元法務部長だったりするため、今なお文在寅北韓政権の「残り臭」が尹大統領を苦しめています。

 北韓の工作に疑いを持たない一部韓国国民の気が知れないと申せば、わが国も全く同様です。二十八日投開票(十六日告示)の東京十五区、島根一区、長崎三区の衆議院議員補欠選挙について、立憲民主党の辻元清美代表代行、大串博志衆議院議員、杉尾秀哉参議院議員が事前運動に当たる違法なSNSへの書き込みを行ない、特に添えた文言に違法性が強い杉尾氏(現在削除して逃亡)に対し、処罰すべきとの声が上がっていますが、恐らくこのままうやむやにされてしまいます。

 昨日記事に関連する岸田文雄首相の呆れた訪米といい、中共や北韓の工作に「国を滅ぼされる」かもしれないという危機感が全くない国民の経済が回復することなどありません。私たち国民は、実にゆっくりと、自分で自分の首を絞めているのです。

「私は学歴詐称工作に加担してしまった」小池百合子都知事 元側近の爆弾告発 | 文藝春秋 電子版

◆疑惑の火消しに焦る小池都知事から来たメール◆「カイロ大学声明」を書いたのは日本人の元ジャーナリスト◆「その手は思いつかなかったわ」と都知事は喜んだ◆工作を補佐した最側近は千代田区長に就任「相談した…

(週刊文春|文藝春秋社)

 そこで最後にもう一つ。平成二十九年六月十八日記事などで「環境省から青山学院大学へ天下り、極左暴力集団と並んで『反原連』の活動に勤しむ小池都知事の腹心・小島敏郎氏」と指弾した者の名を、ひさびさに取り上げることになりました。

 環境省の地球環境審議官で退官し、環境相時代から東京都の小池百合子知事に頼られて豊洲市場移転妨害工作を裏で操った都の小島元顧問は、とうとう小池都知事に見捨てられたのでしょう。カネ(都顧問料)の切れ目が縁の切れ目だったか、と。

 小池都知事の学歴詐称は、既に多くの証拠をもって告発されており、小島氏の「恨み節」など聞くまでもありません。神宮外苑再開発利権に転んだ小池都知事と小島氏の利益相反が起きただけです。

 登場人物が「全員ゴミ同然」に、わが国の国政も地方自治も荒らされています。聞くに堪えないものに耳を傾けてはならないのです。

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