年内総辞職を狂わせた朝日
五日記事で少し匂わせましたが、やはり岸田文雄内閣の総辞職日程が狂いました。年内の約束だったのが政治資金収支報告書の不記載問題で先延ばしになったのです。
報道権力(特に朝日新聞社)が東京地方検察庁特別捜査部(旧隠匿退蔵物資事件捜査部)と組んで自民党に対する「怨念」を炸裂させている最中、ことほど左様に立憲民主党の泉健太代表とて、今月に入ってもなお政治資金パーティーを開いています。
つまり、それ自体は必要なことであり、政治と国民の関係性を維持する或る一つの仕組みとも申せましょう。だからこそ朝日は、これを「不正」として煽りやすく、私たち国民も簡単に煽られてしまうのです。
その結果、わずか数か月とはいえ岸田内閣を延命させてしまいました。延命期間のうちにも、また「いらんこと」を数多するでしょう。それでよかったのでしょうか。
低俗な週刊誌が「次の首相になってほしい」「なってほしくない」調査結果を記事にしていますが、意外だったのが「なってほしくない」第一位は、れいわ新選組の山本太郎代表だったことです。「なってほしい」の第一位を石破茂衆議院議員(自民党編)、立民の泉代表(自民党以外編)と書いた程度の調査にしては、まともな結果でした。
SNS上で左翼・極左が騒いでいるほど山本氏が国民的評価を受けていないとも言え、一方で「なってほしい・自民党以外編」第二位に山本氏が挙がっていることから、危険な兆候も見られます。
消費税法を無効にして消費税を廃止するよう訴えているのはよいですが、以前にも申したように、議員立法一つも書けず国会で暴れ回るだけのれいわの暴力的手口では、かえってそれが「聞き入れてはいけない意見」扱いになり、自民党内でも同様の主張をする議員がいたのに賛同の声が広がらなくなったのです。
これは、陳情してきた者として実感しています。山本氏られいわ新選組は、本当にはた迷惑な集団です。わが国の国民経済をさらに困窮させるため、政治工作としてわざとやっているのを疑うほどです。
一応本年の締めくくりとして、私は改めて、高市早苗経済安全保障担当相を次期首相とする政権交代を希望します。彼女は、消費税に対する認識が正確とは申せませんが、少なくとも現状より遥かに正しい財政出動派(反緊縮財政)の政策通です。
昨日記事でも申しましたが、中共にもたれかかるようなわが国経済を野放しにし続ければ、ろくなことはありません。それを変えるためにも不可欠な政権交代です。
年明けには、岸田政権が散ります。よいお年を。