尖閣の外からわめく中国
昨日記事で女性団体が最高裁判所に申し入れをしたのは、上記共同通信社配信記事にある件の審理中で、二十五日にも判決が出るからです。共同が同じ左翼系の地方紙に記事を提供しているせいで、あちこちにこれが掲載されています。
もう一度申しますが、民法の婚姻制度が子を産む可能性のある関係性に対する法的保護であるからこそ、俗に「同性婚」という造語が法として成立しないわけで、これを無理矢理に認めた場合、法的保護の必要などない関係性の者たちによる犯罪を誘発し、著しい社会的混乱を招きかねません。
つまり、同性愛や性同一性障害の者は、初めから子を産む可能性がないのであり、自らの性的傾向をもって生物学的生殖能力を持たないか、或いは放棄した者です。これが異性愛の者との決定的相違点になります。
にもかかわらず性別適合手術を「生殖不能手術」という言葉に置き換えて司法に訴えるのは、個人が自由に生き方を主張していることと実際にやっていることがあべこべになっているのです。
これほど卑怯な訴え方は、定めし左翼・極左系弁護士らの入れ知恵によるものではないでしょうか。当事者が心と体の性を合致させたいと願うなら、性別適合手術を「生殖不能手術」などと言い換えるような自己否定を許さないはずです。
わが国を社会的混乱に陥れたい左翼・極左系がいわゆる「LGBTQ」の人びとを破壊工作に利用(人を道具に)しているだけに思えてなりません。創価学会や統一教会(世界平和統一家庭連合)などによる悪質極まりない洗脳と似た手口で、当事者を弄んで左翼・極左が破壊目的を達成しようとしているにすぎないのです。
さて、地方紙の中でほぼ唯一と申せるまともな新聞が八重山日報社なのですが、沖縄県石垣市尖閣諸島が文字通り石垣市内の島じまであり、申すまでもなくわが国の領土であるという国際法上正当な主張を基に、仲間均市議会議員らの取り組みをしっかり報じています。
仲間議員が議会の合間をぬって、中共・共産党人民解放軍とその補完組織である海警局の侵略行為から尖閣を守るべく漁船を購入し、漁師たちと出漁して近海を航行し続けるのは、政府がそうしないからです。
共産党軍を追い出すより石垣の漁師たちに「危ないからこの海域に来ないで」などと言ってきたわが国政府(海上保安庁は政府の決定、指示に従って行動)の過ちが中共産党の沖縄侵攻計画を進めさせた、と申して過言ではありません。
尖閣の国有化以降、少しはその状況も変わり、共産党軍による連日の徘徊、繰り返される領海侵犯も、まさにわが国側の出方を見つつ、しかしながら既成事実を積み重ねて尖閣をどうにか侵略しようと企んでいます。
とはいえ、仲間議員らを乗せた漁船を追いかけまわすことのできない共産党軍という既成事実だけが積み上がっており、その悔しさから漁船「鶴丸」を名指しで難癖つけたかったのでしょう。中共産党の哀れ、惨めにも程があります。
わが国領海の外から何をわめこうが、国際社会の知ったことではありません。改めて仲間議員らに感謝申し上げます。