木原副長官はもうおしまい
韓国の親北極左がわめき散らす「処理水放出反対」に対抗し、母親部隊(オンマプデ)の朱玉順代表が来日しました。
この日韓離間工作に敢然と立ち向かう健全な言論を主導してきた朱さんは、わずかな活動費を握りしめ、それでもどうにか来日し、国会議事堂前で「福島関連のデマを広げる一部の言論」を徹底糾弾したのです。立憲民主党の旧社民党系・阿部知子衆議院議員(神奈川十二区)や社民党の福島瑞穂参議院議員(比例区)らは、耳の穴をかっぽじってよく聞きなさい!
昨日記事中、唐突に木原誠二内閣官房副長官の名を出したのは、前振りです。司法記者クラブ(東京都千代田区霞が関)で木原氏の妻・郁子さんの前夫・安田種雄さんが不審死を遂げた事件について、安田さんの父親が記者会見するのを内閣官房が妨害した可能性がある(当初は十二日に会見の予定だった)という話を聞いて、きつくお灸をすえるような申し方をしました。
結局、無事に会見を開くことができたのですが、その場で記者質問したのは、中日新聞社・東京新聞のみで、あとは猥褻紙の日刊ゲンダイら数社に終わり、朝日新聞出版は「アエラ」で記事にしたようですが、朝日新聞社自体は、今朝の朝刊記事にすらしていません。
木原氏の妻について第一報を打った文藝春秋社の週刊文春は、木原氏に脅迫的告訴(スラップ訴訟)をされてしまいましたが、二十日号に「『捜査は尽くされていない』木原副長官の主張を覆す警視庁捜査一課の再捜査音声」を追撃、二十七日号には「木原事件に新展開『遺体の位置が…』遺族が上申書を提出!」という第二報を打っています。
しかしながら東京新聞でさえ、上記のごとく短い記事にしかできていません。木原氏は現在、またも別の女性と婚外恋愛に及び、隠し子までいますが、郁子さんと結婚した経緯とこの事件の捜査を妨害した可能性について、芸能人の婚外恋愛に血道を上げる報道権力が一体何の忖度でしょうか。
偉そうに「警察が木原氏に忖度か」などと怪しんでみる資格もありません。安倍政権下でも何度となくそのようなことが噂されましたが、そもそも財務省理財局と大阪府らの「大ポカ」を主計局と主税局が結託して創作した「森友問題」は、むしろ消費税率の引き上げを二度も保留にした安倍晋三元首相が霞が関に脅迫された事件でした。
確かに木原氏が警視庁の捜査を妨害したかもしれず、だとすればこれは、ただの「不倫報道」などとされる類いの話に留まりません。警察を脅し、さらに週刊誌報道を脅した木原氏を、岸田政権の中枢に据え続けるのでしょうか。
米国で開かれた日米首脳会談で、首脳よりも尊大な態度で突っ立っている姿を撮られた木原氏は、それ以前から申したように「大した頭もないくせに偉そうなだけの代議士」でした。
その木原氏が岸田政権の(さすがは全く中身のない)経済安全保障政策を主導し、高市早苗経済安全保障担当相に口を開かせないようにすらしてきたことだけでも、もうこれ以上現職に留まってほしくありません。
岸田文雄首相がどうするつもりなのか、厳しく追及しなければならない問題だというのに、朝日を始め毎日新聞社、讀賣新聞社、産經新聞社、日本經濟新聞社の体たらくは何ごとですか。このまま報じないで済む問題ではありません。二度と「社会の木鐸」などと威張るな、と言いたい。