中国に腰が引ける米民主党

皇紀2683年(令和5年)6月20日

 小泉政権でとんでもない経済政策を主導した竹中平蔵氏の「かつて日本人にあった『辛抱強さ』はなくなり、文句ばかり言う国民になってしまった」という発言に、一体どれほどの国民が「お前が言うな」と突っ込んだことでしょう。

 それを言えば竹中氏が「ほらね、自分のことしか考えられないあなたは文句ばかり」と妙に胸を張るのかもしれませんが、大きく誤った政策によって国情が変えられてしまったことへの責任追及は、それこそ私たち国民の責任です。

 わが国に新自由主義を蔓延させた竹中氏の「自己責任論」や表層的「実力主義」によって、大きく申せば、辛抱強く滅私奉公しても報われない世の中になってしまいました。己でそうしておいて「辛抱強さがなくなった」とは、なかなか笑わせてくれます。

 ことほど左様に欲深い莫迦に権力を持たせて一度大きな過ちを許せば、総じて国家国民が落ちぶれていくのです。岸田政権が目下犯し続けている罪は、それを黙って許した国民に罰となって返ってきます。

 私たち国民が政府の無策・失策を指摘し、その是正を心に持ち続ければ、国家の腐敗を食い止めることができるのです。

習氏「米中関係安定化」を期待 米国務長官と会談

【北京=三塚聖平、ワシントン=坂本一之】中国の習近平国家主席は19日、北京の人民大会堂でブリンケン米国務長官と会談した。中国外務省によると、習氏は、ブリンケン…

(産經新聞社)

 米国でも、民主党が政権を掌握するたびにおかしなことが起きます。現在のジョー・バイデン痴呆政権は、歴代でも特に酷く、またも財政の困窮を招いて中共にすり寄り続けてきました。

 例の「気球騒ぎ」がそうであったことは、二月五日記事で既に申した通りですが、アントニー・ブリンケン国務長官の訪中が四か月も遅れて実現したのも、米国に対して「助けてほしいのか? だったら……」という態度に出た中共側に弄ばれた顛末です。

 それでも米連邦議会では、共和党も民主党もおおよそ差なく対中警戒が主流で、大統領官邸(ホワイトハウス)が舵取りに苦慮してきました。

 それでもバイデン政権になってから、昨年の五月二十八日付で「台湾の独立を支持しない」との文言を、米中関係に関する文書(ファクトシート)に復活させてしまっています。今回の会談でも、産經新聞社記事には書かれていませんが、ブリンケン長官が重ねて明言しました。

 このような米政府と、韓国の尹錫悦大統領が関係修復に奔走しています。中共にもすり寄った北韓(北朝鮮)系左翼の「ゴミ掃除」をしたところで、肝心の米国が中共にすり寄るのでは、とても韓国のことを言えたものではありません。

 わが国にしても同じです。自民党宏池会の岸田文雄政権が中共にすり寄り、北韓による対日工作と分かっていることにも目を瞑り出して、果たして米政府が何かわが国に注文をつけられますか。

 日米韓が揃っておかしなほうへ転落するさまを見て莫迦笑いが止まらないのは、中共と北韓です。そして、日韓を「米国の属国」と見て軽んじる露国のウラジーミル・プーチン大統領には、ますます失笑されるばかりでしょう。

 わが国は現行憲法(占領憲法)を、韓国は韓国戦争(朝鮮戦争)の休戦協定が北韓側と連合国軍(米軍)によって締結されたものでしかない真実を、自らの力でどうにかするほか中共と北韓の高笑いを止めることはできないのです。

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『中国に腰が引ける米民主党』に1件のコメント

  1. 日本を守りたい:

    神社境内のさい銭箱を壊した疑いで兵庫県警垂水署に逮捕されたガンビア国籍の無職の男(29)=神戸市垂水区=について、神戸地検は器物損壊罪で起訴した。男は神社近くの地蔵3体を壊した容疑でも逮捕されていたが、地検は、この器物損壊容疑については不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。いずれも13日付。

     起訴状などによると、男は5月3日午前9時半ごろ、同市垂水区高丸1の瑞丘八幡神社で、本殿前のさい銭箱の上に置かれた木箱を地面にたたきつけ、割るなどしたとされる(損害見積額は4万9500円)。県警によると、男は逮捕時の調べに「逮捕は違法だ」などと話していた。

     上記は引用。「地蔵3体を壊した」防犯カメラに映像が残っていて、証拠として十分なのに、不起訴。この検察官を起訴せねばならぬ。