日米首脳にあしらわれた韓国
昨日記事の作成段階で、日韓首脳会談が略式で開かれたことは分かっていましたが、もう少し情報を取ってからと思っていましたところ、まぁ出るわ、出るわ笑笑。
まず、約二年十か月ぶりに日韓首脳が顔を合わせるにあたり、韓国政府が勇み足で開催を口にしたものですから、わが国政府が「開催するとは言っていない」と火消しするほどでした。
少なからず岸田文雄首相が不快感を示していたようです。政権運営の「安全運転」を心掛けるあまり何ごとに於いても何もしない岸田首相ですが、こと日韓関係については、文在寅前大統領の虚言と無能に直面した経験から、そう簡単に尹錫悦大統領を信用していません。
この点だけは、大きな間違いを犯さないようでありながら結局、日韓会談を開きました。
しかし岸田首相は、敢えて開催要請を受け入れることで、韓国政府に対する不信感を際立たせて伝えたようです。
米ニュー・ヨーク市内の連合国(俗称=国際連合)日本政府代表部が入るビルに、わが国側が指定する時間に「来れるなら来い」という案内に対し、再三会いたがったほうの韓国側が応じました。
報道関係を立ち入らせること(冒頭撮影の機会)もなく、会議室の特別な設営(両国の国旗掲揚)もせずに尹大統領を招き入れ、わずかにわが国政府が公表した写真は、満面の笑みを浮かべる尹大統領と笑ってすらいない岸田首相が握手しているものでした。
しかも、時間はたったの約三十分間で、中身はありません。韓国報道は「関係改善に相互の努力」を謳ったように報じていますが、わが国政府の一貫した立場は「韓国側の努力」を求めるものです。
とは言えのちに判明したのは、これでも「まだマシ」だったのです。米韓首脳会談に至っては、何と約四十八秒間で終了しました。その挙げ句がこれです。
そもそも尹大統領は、この国際会合に招かれていませんでした。岸田首相や米民主党のジョー・バイデン大統領らがいる場に、後から割り込んだらしいのです。
よって「念願の」米韓会談は、一瞬の立ち話に終わりました。日韓会談も米韓会談も会談というより、ちょっとした懇談です。
英連邦王国の国葬でも日程調整を誤った韓国政府は、あまりのバツの悪さからか、全く別別の写真を勝手に合成し、天皇陛下が尹大統領に笑いかけたように見せる場面を捏造しました。
この種の出鱈目は、韓国政府がたびたび犯してきたものですが、日韓併合条約の締結を「日帝強占期」と言い換えたり、妓生を「慰安婦」と呼称して泣き叫んでみたり、高給取りの労働者を「徴用工」と名付けてわめいてみたりする(真に悪質な)歴史修正を繰り返しているうちに、すっかり虚言癖が身についてしまったのでしょう。
日韓の両国民は、そうした国家権力の嘘に振り回され、騙されてきたのです。それで得をするのは、かつて日本国民の「牙を抜く」べく企んだ米民主党でしたが、今や完全に北朝鮮と中共にほかなりません。
これに米民主党自身も、オバマ政権二期目で気づきました。日米首脳が揃って韓国大統領を軽くあしらうようになったのは、中朝の術策に韓国がはまり続けていることへの強い警告です。
韓国の保守派がこうした嘘と正面から闘うようになったのも、まさしく韓国の名誉を取り戻すためであり、私たち日本人も、いつまでも悪しき歴史修正に振り回されてはいけません。
日本の名誉を守りましょう!