NHKが世界遺産を破壊

皇紀2682年(令和4年)4月17日

NHK発注業者、世界遺産・高野山で土囊敷き詰め 無許可で現状変更

和歌山県教育委員会は15日、同県高野町の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部で国史跡の高野参詣道女人道(こうやさんけいみちにょにんみち)で、NHKの発注業…

(産經新聞社)

 日本放送協会(NHK)が発注した中継所工事により、和歌山県内広域に広がる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部が破損したわけですが、これは明らかにNHKの責任です。

 この種の工事は、NHKの発注に対して業者が作業手順や工法、作業員名簿に至るまで膨大な書類を提出させられ、万全の体制で臨みます。NHKが結果として破損に至った工程の全てを発注したということです。

 最も驚かされたのは、和歌山県教育委員会でしょう。文化財保護法の所管は文化庁ですから、NHKが発注仕様を決めて文化庁が許可した工事で、まさか自分たちの大切な遺産を破壊されるとは思ってもみなかったはずです。

 県教委は、問題が発生した場合の行政指導権限しかありませんから、まさかの問題発生でこの顛末になりました。

 下手をすれば連合国(俗称=国際連合)教育科学文化機関(UNESCO)の世界遺産リストから外される場合もある破損行為は、わが国の国史上重要な宝であることからも決して許されません。

 NHKも文化庁も私たち国民に謝罪し、修復に全力を尽くすことです。「申し訳ございませんでした」「すみませんでした」「ごめんなさい」がいえませんか? いうと死ぬのですか? ならば職員全員で直ちに死になさい。

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