中国繰り返す台湾侵略表明
岸田文雄首相は八日までに、米豪露印中の順に各国首脳との電話会談を終えましたが、当時外相として日韓合意の当事者でもある岸田首相は、あの程度の合意すらも反故にしている韓国の文在寅(北朝鮮工作員)大統領とまだ一度も話していません。
わが国にとって最も厄介な隣人は中共ですから、韓国の北朝鮮工作員なんぞにわざわざ話すことも大してないのでしょう。
その中共の習近平国家主席は九日、武力という文言を封印しながらも、台湾(中華民国)の侵略を「統一」といい換える汚い口を隠すことなく、恥知らずにもこれを内政問題として、私たち世界各国の良識を聞き入れない腐りきった態度を繰り返しました。
台湾総統府の報道官も述べましたが、中共の「一国二制度」は、香港特別行政区の香港人に対する暴力と弾圧によって、中共自らが崩壊させたのであり、そのようなものをよもや受け入れる余地など台湾人にありません。
惜しむらくは、共産党軍の暴虐から中華民国・国民党が台湾へ逃げ込んだ際、台湾人の住民投票や国家樹立宣言といった国際法上有効な手段を講じていないことであり、これは今からでも遅くないので、台湾国として宣言すべきです。
岸田政権には自民党の高市早苗政務調査会長がおり、親しい台湾の蔡英文総統との会談を実現してこれを支援するのがよいでしょう。
台湾人の人権を守るべくリベラル政党の民主進歩党こそが、人権蹂躙を繰り返す中共を抑えて実行に移すよう期待します。
無論中共の反発が激化(即軍事行動に発展)する懸念はありますし、既に中共に乗っ取られている台湾財界の蔡政権破壊工作も予想されますが、日米豪印を中心に英国らも巻き込んでこれらをひっくり返さなくてはなりません。
中共の共産党人民解放軍は、台湾やわが国の沖縄県への領海侵犯と領空侵犯、或いは周辺海域・空域での活動を継続しており、その装備は日増しに、もはや嘲笑していられないほど進化しています。習主席は、軍の技術開発をかなり計画的に進めてきました。
ですからもう私たち国民も、以前のようにはのんびり構えていられないのです。共産党軍に侵略される恐怖がいよいよ目前に迫ってきました。
それは、習主席が演説で五回も繰り返した「啓示」という表現に現れています。この事態を前にして私たちは、いつまでも現行憲法(占領憲法)体制を甘受していられません。
中共の軍事行動をやめさせ、亜州の平和と安定を守るためにこそわが国が対応能力を有し、台湾と共に立ち上がらねばならないのです。
最後に、財務省の矢野康治事務次官が「バラマキ合戦では財政が破綻する」などという出鱈目を、月刊誌『文藝春秋』十一月号に寄稿して政治家を翻弄、恫喝さえしたのに対し、敢然と「自国通貨建てだから債務不履行(デフォルト)は起こらない」「大変失礼な言い方」「莫迦げた話」と反論したのはお見事でした。
高市政調会長は今後、財務省の嫌がらせを受ける可能性がありますので、いわゆる「もりかけ問題」に似た類いの話が突然出てきても安易に信じないよう、私たち国民がまず気をつけましょう。
そして、財務省のこの態度からして私たちはもうそろそろ、財政法第四条の廃止を唱えねばならないのです。
皇紀2681年(令和3年)10月11日 5:47 PM
> 「自国通貨建てだから債務不履行(デフォルト)は起こらない」~
> 財政法第四条の廃止を唱えねばならないのです。
その通りですね!
第三条にも「健全な財政の確保~」と有るので、これも見直しですね。
「健全な財政」とは、「国(政府)の借金」の対GDP比率を下げる事らしいので 「健全な経済成長を確保」とでも直すか破棄すべきですね。
(PBプライマリーバランス規律も凍結では無く破棄すべきで、「適度なインフレを目標とし、財政支出を増減」 とでもすべき)
チャイナと一触即発の中、馬鹿げた足枷は一刻も早く外して、高市積極財政と岸田(ネオリベからの脱却)政策で内需主導経済を築き、富国と強兵を成し遂げねば!