河野首相では竹中暗躍続く

皇紀2681年(令和3年)9月18日

高市早苗氏のファッション「総理大臣」にはお粗末? ドン小西がチェック〈週刊朝日〉

 自民党総裁選への出馬を表明した高市早苗前総務相。ファッションデザイナーのドン小西さんがファッションチェックした。 もちろん今週もファッションから…

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 朝日新聞出版の週刊朝日は、もはやこれほど「ゴミみたいな記事」でしか自民党の高市早苗前総務相(元政務調査会長)を誹謗中傷することもできないようです。或いは、なりふり構わずゴミみたいな記事を載せてでも「高市次期首相」を阻止したいのでしょう。まるで日刊ゲンダイの記事と見紛う低俗さです。

 自民党の次期総裁選挙(事実上の次期首相選挙)が始まり、四候補が揃って報道権力の取材を受ける中、初日にして早くも明確になったのは、誠実そうな岸田文雄前政調会長、真っ向答える高市早苗元政調会長、質問を否定してはぐらかす河野太郎ワクチン担当相、頓珍漢な「逆張り」を連発する野田聖子幹事長代行という姿です。

 これは紛うことのない、私たち国民の見ている前で起きたことを端的に表したものであり、まず当選しない野田氏はともかく、これでも河野氏を「国民人気第一位」と私たち自身が認めていられるでしょうか。

 河野氏は、原子力発電に関する質問も、社会保障に関する質問も、全て質問者を莫迦にしたような威圧的態度で質問そのものを否定し、決して答えませんでした。

 報道権力は、さんざん安倍前内閣と菅内閣に対して「質問に答えない」と怒っていたはずですが、これで「河野内閣」だともっと酷いことになるのが分かり、それでも「河野推し」を続けるのでしょうか。

 報道権力の質問こそ低俗である場合はありますが、今回のそれらは重要な案件であり、例えば質問で提示された数値に異論があったとしても、次期首相になるというのならそれを説明しながら答えなければならないはずでした。

 河野氏には、その素養がありません。いきなりバレたのです。この人が首相になれば、間違いなく私たち国民は威圧され、何の説明もないまま訳の分からないことを強要されるでしょう。

 それでいて、わが国の成長分野に「再生可能エネルギー」と答える河野氏のピンボケ具合も政治家として致命的で、同じ質問に「産業用ロボット」と明示した高市氏は、わが国政府が投資すべき産業・研究・開発の分野をよく分かっています。

 そこで最後に、河野氏を応援して「安倍・麻生政治を終わらせよう」などといっている人たちに申しておきます。

 河野氏が首相になってしまえば、これまた間違いなく竹中平蔵氏が付属します。いわゆる国民経済の活性化を眼中に入れない新自由主義路線が継続、いや拡大されることになるでしょう。

 河野氏の背後には、人を物のように扱うパソナが張りついており、だからパソナに頼ってパソナに袖にされつつある西村康稔ウイルス担当相が河野氏を嫌っているのか、と私なんぞは妙に得心がいきました。

 そのような人物が「既得権益打破」だの「改革」だのと声を張り上げる虚しさを、私たちはこれまで何度目撃してきたことでしょうか。

 自民党議員、党員・党友各位に於かれましては、どうか私たちに悪夢を見させないよう行動してください。これだけは、どうか今回の総裁選は、絶対にお願いします。

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『河野首相では竹中暗躍続く』に3件のコメント

  1. きよしこ:

    河野氏に親切心で申し上げますが、地味ながら国民の声を聞く姿勢を大事にして次期総理の本命にまで登り詰めた岸田氏や揺るぎない信念を持ち、(主に報道権力による)低俗な誹謗中傷に屈することなく保守派の絶大な支持を集めた高市氏には足元にも及ばないことを自覚すべきです。さんざん二の足を踏んでおきながら、出馬したと思ったら石破なんぞに抱きつかれた人間が宰相を目指すなんてB級コメディ映画でも「スベる」やつですよ。

    野田聖子氏を例に挙げるまでもなく、この手の人間が好む「弱者」とは「まんまと我々に騙されるような頭の弱い者」のことではないかと不気味に思います。いわゆる「小石河」や野田氏は中身はともかく知名度は群を抜いていますから国政選挙対策として自民党の「顔」にしておくのは悪くない(野党があの体たらく)かもしれませんが、くれぐれも自民党の議員として「自民党を変える」などと口にしてはなりません。そんなに変えたければ党を出て新党を作り、まともな野党として外から自民党を崩せと言うのです。その気概も無い奴がそれっぽく格好つけるなと。いい意味で自民党を変えられる候補者がすぐ側にいたことを痛感しただろうと申し上げたい。

  2. reo:

    いつも有難う御座います、大変真っ当なご意見と心から思います!

    益々皆の為に真っ当な発信お願いします。

  3. 八百万の神の自由:

     岸田氏は、危機意識、国家観が足りないし、財政規律を言ってる時点でスピード遅すぎですが、
    自党の小泉改革以降のネオリベ、グローバリズム政策の、日本らしからぬ拝金資本主義を否定した処は、鳩派保守の矜恃を感じますね!

     またそれを感づる遠藤さんにも粋を観ずる。