中国、米ハイデン政権に…

皇紀2681年(令和3年)1月26日

台北タワーで「日台友情」 東日本大震災10年と東京五輪

 台湾台北市のシンボルタワー「TAIPEI 101」で23日夜、東日本大震災10年を前に、被災支援をしてくれた台湾と日本の友情と、東京五輪の成功を祈るメッセージを点灯させる式典が開かれた。日本の対台湾窓口機関である日本台湾交流協会が主催した…

(産經新聞社)

 この式典は日本台湾交流協会の主催ですが、それに対して台湾の蔡英文総統が公式にメッセージを寄せてくれたことに大きな意味があります。

 わが国は、本年三月十一日で十年目を迎える東日本大震災の発生時に台湾の人びとが寄せてくれた「どの国よりも早く大きかった身を切る善意」を、決して忘れてはなりません。

 台湾経済が中共に呑み込まれて久しく、わが国も似たような有り様ですが、敢えて台湾を「国」と申して日台両国民の交流を絶やしてはならず、新疆ウイグル自治区(旧東トルキスタン)や香港特別行政区、或いは武漢ウイルス(新型コロナウイルス)をめぐっても明らかなように、中共が世界共通の敵であることを認識しなければならないのです。

 その中共は、米国のドナルド・トランプ大統領からジョー・バイデン氏へ政権移行されたという前提で、そもそも移行中に何らかの行動を米中双方がとるのではないかと相互に懸念した結果、大きな混乱を回避しましたが、バイデン(既にカマラ・ハリス?)政権とされる体制へ移行した途端、中共は予定通り南支那海に行動を仕掛けました。

 しかし、米太平洋艦隊は異状なく対処しており、海軍の航空母艦「セオドア・ルーズベルト」率いる一団がすぐに南支那海へ入りました。

 中共としては、さまざまに噂される米政府の機能不全を確かめたいのか、予想された行動の範囲を超えないとはいえ卑怯な態度を貫き続けています。そんな中、バイデン(ハリス?)政権とされる連中は、中共や北朝鮮の問題で何かと「日本」を持ち出すのも不愉快です。

 と申しますのも、以前にも申したようにやはり民主党バイデン政権は面倒な役割を日韓に割り振る腹づもりであり、恐らくわが国にはカネを無心してくるでしょう。そうして裏では米中(バイデン氏と習近平国家主席)が何らかの利権を共有し、一儲けするからくりがあるかもしれません。

 トランプ大統領の場合は、ビジネス関係が分かりやすかったため、連邦議会上下両院の共和・民主共通の「対中強硬」という意思があって最後には自身もそれを主張しましたが、バイデン氏の場合は民主党の意思を聞く(強硬の)ふりをして何を企むか分からないのです。あまり「ロートシルト(ロスチャイルド)対ロックフェラー」といった固有名詞を出して何やら怪しげにお話すべきではないのでしょうが(笑)。

スポンサードリンク

『中国、米ハイデン政権に…』に3件のコメント

  1. きよしこ:

    記事の中でも微妙な表現が複数見られますが、本当にバイデン政権は樹立したのですかね?従前からバイデン偽物説や就任式録画だった説、さらにはホワイトハウス実はスタジオ説などギャグのような憶測が尽きません。しかもそれぞれ決して出鱈目とは言い切れない証拠や証言もあります。多くの国で何故か内閣が倒れたり不振な死が相次いだりするなど偶然と呼ぶにはあまりにも出来すぎなことが続いています。どうせならバイデン政権にまつわる懸念など米国民主党ごと木っ端微塵に粉砕されればよいのにと真剣に思います。それほどまでに私には米国民主党はリスクしか感じられないのです。

  2. 氷河期の隙間世代:

    日本の命綱である自動車産業。

    菅政権は就業人口550万人の産業を潰そうとしています。

    菅政権の自動車産業政策は米バイデン政権以下・韓国文政権以下です。

    台湾に依存(半導体チップ)した自動車産業構造は脱却が急務です。

    アホの小泉の環境政策のため日本の未来を潰されては困ります。

    日本は台湾との付き合い方を冷静に判断しなければならず、日米半導体協定で台湾へ流出したエレクトロニクス産業を取り戻す必要があります。

    https://t.co/f9LbSptxSy

  3. js:

    これから中国の人権問題、環境問題についての攻撃が激しくなるのでしょう
    しかしそれは実のところ中国の望んだ方向。こんなものには何の痛痒も感じないのがかの国だから
    それが両国承知の上でのプロレスになるのでしょう

    民主党というのは人間の心を持たない集団なので、最悪、台湾や日本を戦場にしてもかまわない、というシナリオもあり得ます