危険!GHQの残党に告ぐ

皇紀2680年(令和2年)8月21日

 元自民党の秋元司衆議院議員が二十日、再び東京地方検察庁特別捜査部(元隠匿退蔵物資事件捜査部)に逮捕されました。ここまでやるとさすがに露骨なので、はっきりいわせていただきます。

 これは明確に「米国の犬」が一人で騒いでいるだけです。わが国のIR(カジノ等統合型リゾート)計画に中共を入れまいとする意図(忖度?)が暴走してしまいました。

 いえ、私も中共のカジノなんぞに入ってきて欲しくありません。そもそもIRの是非はともかく、これを地方再生の起爆剤(税収源)にと考えている自治体は必死の想いで誘致していますが、本来は以前から申していますように、やるというのなら街中にあふれかえるパチンコを全て違法化し、警察OBによる新たな公益法人カジノを設置して依存症対策(カジノはドレスコードがあるため、裕福な者がいくら遊んで損をしても自業自得)を講じるべきでした。

 しかし、そこは全て曖昧な(パチンコが賭博罪に当たり、貧しい者を巻き込んだ依存症の最大の原因である点は論じられない)まま米国主導でIR計画が突き進んでいきます。そこへ割って入ったのが中共系でした。

 ご存知自民党の二階俊博幹事長は頼まれれば何でもする人ですから、志帥会(二階派)の秋元代議士に広東省深圳市の500ドットコムから送り込まれた日本人が話しかけてくることになり、しかしながらそれらは全て通常(講演会や現地視察)の依頼ばかりだったのです。

 これがGHQの残党のいうような収賄罪だというなら、政治家という政治家が日本のみならず全世界から姿を消すことになります。しかもこれに飽き足らず、よほど前回逮捕の根拠希薄が後ろめたいのか、今度は証人等買収の組織犯罪処罰法違反だとわめき出しました。

 ここで皆さんに申しておきたいのは、この事件が「親中潰し」などではないということです。GHQの残党はどのつもりだか知りませんが、この事件、このまま調子に乗っていますと、間違いなく麻生太郎副首相兼財務相のところへ行きます。二階幹事長は実は何も関係がないので、全く辿り着きません。勘違いしている方が多いので申しておきます。

 500ドットコムから加森観光へ、加森観光から麻生副首相の船橋利実元秘書へカネの流れがあり、志帥会よりも実は志公会(麻生派)のほうが500ドットコムとの接点がかなり多いのです。

 安倍晋三首相は先日、もしもの際には麻生副首相に職務代行を頼みましたが、これは米政府も織り込み済みであり、ここを潰すと「米国が怒ります」。米国が怒るとGHQの残党からまた死人が出ます。いいんですね? それでもこのまま秋元代議士への嫌がらせ逮捕を続けますか?

 最後に、秋元代議士も頼まれたから、頼んできたのが日本人だったから応じただけであり、地方再生が口先だけの「中共の犬になりたい」石破茂衆議院議員なんぞとは格が違います。これまで秋元代議士は極めて保守的な主張を展開し、さまざまな俗にいう「売国法案」に反対するようお願いして快諾し続けてくれた政治家です。

 実はこれは、米国の犬が中共絡み(ここで皆が騙される)を悪用して「日本保守(米国保守ではない)」の政治家を潰しにかかっている事件なのです。稲田伸夫前検事総長が在任中に実現した河井克行・案里夫妻逮捕のような、わが国の対米外交に何ら寄与しない「血税の無駄」を処分しようとしているのとは訳が違うのです。

 ※この内容は危ないですね。私も嫌がらせされるのでしょうか。

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『危険!GHQの残党に告ぐ』に1件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    安倍総理に関しては、本当に体調が悪いようなので心配ですね。

    「中共の犬になりたい」のかどうかは知りませんが、石破さんは(現在韓国側の疑惑が噴出している)「慰安婦問題」で、しばしば韓国側へ歩み寄るというか、「日本人も韓国の歴史を知るべきだ」、「彼らが何に対して怒っているのか理解すべきだ」といった主旨の発言を、マスコミなどで度々されています。
    しかも、断固としており、意志が固いように感じます。
    文大統領は嬉しいと思いますが、この件については、韓国側の「疑惑」の解明が先でしょう。

    それから、安倍総理の体調不良と関係があるのかどうかは知りませんが、またぞろ「消費増税」だの「国民一人当たりの借金が~」といった、「ご時世」を無視した主張が聞かれるようになりました。
    財務省は、またしても「失われた何十年」を繰り返し、「棄民世代」を増やすつもりでしょうか?

    自民党とはまた別の利権にまみれていそうな立憲民主党(実質、民主党)よりは、まだ山本太郎氏の政党にでも投票した方が財務省と戦ってくれそうで好感が持てます。