日本の陽はまた昇る!
本日の表題は、明るく単純明快です。先日ここでも申したように英国が一転して中共の共産党人民解放軍系・華為技術(ファーウェイ)を排除することになり、わが国のNECや富士通に対して日本政府が支援してでも彼らの技術力と価格競争力をつけるよう直接わが国に求めてきたのは、いわゆる「うれしい外圧」となるでしょう。
つまり、国策としてやれということです。
マスクやアルコール消毒液、或いは自動車部品などが中共での生産に依存している現状に安倍政権は、供給網(サプライチェーン)の見直しから工場を国内に移す企業などへ総額約七百億円を補助する方針を固めました。
武漢ウイルス(新型コロナウイルス)の感染爆発によるサプライチェーンのほころびは、中小の町工場を大変苦しめており、そもそも受注は減るわ、それでも生産しようにも(主に中共から)部品が入ってこないわという惨状を生んでいます。
これは「国力(国民の生命力と申してもよい)」に関わる問題であり、ひいてはわが国の経済財政問題にも関わりますから、たとえ強靭な経済論を展開したところで、ここが凋落しては議論の前提が崩れるのです。
俗に「コロナ禍」と申しますが、これを逆に好機と捉えて反転攻勢に出る経済政策を打ち出すことが安倍政権に求められています。
皇紀2680年(令和2年)7月20日 9:22 AM
意地悪な言い方をすれば、米国からの「良い圧力」が無ければ、まともに内需回復のための政策すら打てないのかと落胆します。それならいっそ「消費税を廃止しろ」「憲法の無効を確認せよ」とも言ってほしいものです。いずれにせよ、中共の信頼が著しく失墜する中で製造業の中共からの撤退と生産拠点の国内回帰という正しい政策を行えば必ず民意を得られるということは安倍首相らに強く訴えたいですね。