習主席来日を諦めない政府

皇紀2680年(令和2年)5月25日

習主席来日へ意思疎通 菅官房長官:時事ドットコム

菅義偉官房長官は22日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期された中国の習近平国家主席の国賓来日について、「地域、国際社会が直面する課題に日中両国がともに責任を果たしていくことを内外に示す機会としていく考えに変わりはなく、関連の状況全体を見ながら日中間で意思疎通を図っていきたい」と述べた。

(時事通信社)

 あれほど反対しているのに、検察庁法改正案は廃案になり、筋違いな抗議が起きて種苗法改正案(新たに開発され、種苗法で登録された品種の苗木などを海外へ持ち出すことを規制する)の成立も見送られるのに、中共(中華人民共和国)共産党の習近平国家主席の来日日程だけは再調整する安倍内閣は、誠に狂っています。

 中共が全世界を敵に回した武漢肺炎ウイルス(新型コロナウイルス)攻撃に抗しようという時に、わが国だけが習主席を国賓で招こうなどと、正気の沙汰とは思えません。敢えて申しますが、もう一度戦争に負けたいのですか?

 二十一日に開幕した全国人民政治協商会議(政協)の第十三期全国委員会第三回会議のその日、北京市は空が真っ暗になり、暴風や雷と共に豪雨、雹まで降りました。中共人民でさえ「天滅中共(神が共産党を滅ぼす)」とつぶやかずにはいられない稀代の極悪政権の頭を、なぜそうまでして助けてやる必要がありましょうか。

 異例づくめだった全国人民代表大会(全人代)は、その翌日に開幕しました。二十日には、台湾の蔡英文総統の二期目の就任式がありましたが、予想された台風の襲来はなく、梅雨の雨すらも降らなかったのに対し、陽春の候であるはずの北京市が異常気象に見舞われたのも、既に始まった第三次世界大戦の結末を予感させます。

中国からの入国制限が遅れたことが良かった…日本の新型コロナ死者数が少ない陰の理由 | デイリー新潮

「日本の新型コロナウイルス感染対策はことごとく見当違いに見えるが、結果的には世界で最も死亡率を低く抑えた国であり、対応は奇妙にもうまくいっているようだ」…

(デイリー新潮)

 こんな莫迦なことをいう「中共の工作員丸出しの天下り」が内閣情報調査室内閣情報分析官だったわが国は、まともな判断ができなくなっているのです。

 この珍説では、一月末に中共人を締め出した台湾の説明がつきません。いわゆる東京の「抗体陽性率」から考えても集団免疫の説明もつかず、ここに出てくる莫迦二名の身辺を今すぐ洗い出し、適切に処分すべきでしょう。

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『習主席来日を諦めない政府』に7件のコメント

  1. js:

    中国側の都合、つまり政変以外に、回避する手立てはないと観念しております
    あとは、中国側に付くということをG7諸国に根回しで納得させ得るかどうか
    日本というのは、意志の弱い、貧乏くじを引きたがる、そういうどうしようもない存在として笑いを取って許してもらう…
    そのくらい?
    まじめに考えろと言われるかもしれないけれど、まあ一応最悪を考えた場合

  2. 心配性@我は蛮夷なり:

    しばらくの間は、各国からの入国を厳しく制限した方がよいと思います。
    最低でも、日本入国前と入国後のPCR検査などをしっかりやり、来日後の行動履歴をしっかりと把握していただきたいものです。
    中国政府御一行にもお願いしたいです。

    大都市部は「コロナは終わった」かのような解放感に満ち満ちているようですが、東京も大阪も「人多過ぎ」です。
    全国の都道府県中二番目と三番目に狭い土地に膨大な人口を抱え、恐ろしく人口密度が高くなっています。
    「第二波」が襲った場合、子供たちが再び罰ゲームのような隔離生活を強いられるでしょう。

    休校「効果より悪影響」、小児科学会が懸念…20歳未満の患者は4%
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200523-OYT1T50240/

    私も、マスク着用、手洗い、消毒、分散登校などを徹底すれば、数か月にも及ぶ「休校」は必要なかったと思っています。

    問題は大人たちです。
    フランスなどでは、子供たちが、マスクやフェイスシールドを着用し、徹底した感染防止対策のもとで授業を受けていましたが、多くの大人たちはマスクを捨てて群れをなしていました。

  3. 勉強不足ですみません:

    習主席の来日国賓での招待を強く望んでいるのは安倍政権ではなく、経団連等の経済界、二階率いる自民党内の親中派議員や公明党ではありませんか。
    本日の安倍総理の記者会見での質問に対し「原因は中国からのウイルス、今後は自由民主主義と透明性を持った国家群で対処。
    安全保障上最も重要なのはアメリカ」と明言されていました。
    安倍総理は腹をくくったのではないでしょうか。私たち日本国民は、周囲が敵ばかりの安倍総理を後押し出来るように「習首席来日反対」の声を上げて行きたいです。

  4. 遠藤 健太郎:

     財界の希望はもちろんありますが、二十五日の会見でようやく「中国から」と言及した安倍首相は、私たちの批判を受けたものだったでしょう。もうあと一押しですが、それでも来日日程の再調整は進んでいます。

  5. きよしこ:

    財界の機嫌を損ねず、米国からも我が国のみならず世界各国の保守派からの失望も招かない平和的な形で来日の中止を実現したいものです。既にコメントされている方もいらっしゃいますが、さすがに官邸も覚悟を決めたでしょう。現場の努力もあって比較的穏やかに収束したことで落ち着き始めた世論をわざわざ掻き乱す必要もありません。

  6. 勉強不足ですみません:

    いつも貴重な情報をありがとうございます。
    欧米が対中共に舵を切る中、何故日本政府や政財界は中共に媚び続けるのか理解出来ません。
    目先の利益、弱みを握られ脅されているにしてもです。
    毎日、尖閣諸島への侵略行為を続けている敵国に対し媚び続ける日本政府もトヨタ等企業トップも狂っています。
    愛知県出身の私は情けなさでいっぱいです。

  7. きよしこ:

    連投失礼します。先のコメントの表現だと誤解を招きそうですが、要するに「無理に習主席を来日させれば世論が間違いなく紛糾するのだから、政府は経済界等の反発を恐れず中止させればよい。強引に来日させてまで世論を掻き乱すメリットは官邸にも我が国にも皆無である」ということです。「わざわざ部外者である我々が口を挟まなくてもよい。政府もそんなこと分かっている」と誤解されるような文面になってしまいました。大変申し訳ありません。