官邸の小役人が阻んでいる
どうやら新型コロナウイルス(武漢肺炎ウイルス)対策に限ってあまりにも愚鈍を極める安倍晋三首相周辺の事情がはっきりしてきました。むろん予測の範囲内ではありましたが、こうなったら明確にその氏名を挙げて国民的批判の対象とすべきです。
菅義偉官房長官が旗を振った「マスクチーム」の出鱈目は、静岡新聞社配信記事からも明らかで、各省官僚が勝手にマスクを確保して所管の民間や施設(国土交通省の場合は空港など)に斡旋してしまえば、私たち国民の手元に届かないのは当然でしょう。
この大失態の陰には、例の「マスク二枚」でまず表に出た経済産業省の浅野大介商務・サービスグループサービス政策課長兼教育産業室長なる愚か者(厚生労働省マスク対策本部に出向して大混乱させた)がおり、私はここで同省の佐伯耕三首相秘書官が意思決定したと断言しました。
この勝手な省庁の確保を指示しているのは、やはり経済産業省だったのです。で、国民には使い勝手の悪い布マスクをわずか二枚配って終わりにしようとした首相官邸との連絡係は、同省の荒井勝喜政策立案総括審議官(官房総務課長)であることも分かってきました。
では、官邸で権力をふるっているのは誰か……、これまたやはりと申せばやはり同省の今井尚哉首相補佐官兼秘書官だったのです。
彼が中心になって、自民党の二階俊博幹事長らが取りまとめざるを得なくなった「全て国民に一律十万円の現金給付」案をきっとひねりつぶします。現に補正予算案に組み込むつもりは(急がねばならないのに)なさそうです。その後ろには、財務省がいるのも間違いありません。さぁ、これが覆りますか否か。
一方、武漢肺炎ウイルスにも効果があるとされるアビガンの治験に対し、厚生労働省が相変わらず杓子定規な制度解釈を盾に、わが国の感染者の回復率を著しく落としています。
同省は、雇用調整助成金の運用などに於いても、まるでウイルス対策を念頭に置かない解釈で実用を阻んでおり(私たち国民側は申請してもほとんど適用してもらえない)、厚生分野でも労働分野でも全く使い物になっていません。
十四日記事で申したようにこれは、中共に仕掛けられた戦争です。目下は平時ではありません。戦時に小役人のいうなりでは、日本は絶対に勝てないのです。この認識をもって、私たちは引き続き政府に対して声を上げていきます。
皇紀2680年(令和2年)4月16日 11:06 AM
「1人10万円」でも何でもいいので、ぜひもらいたいです!(お願いします!)
この方法が、シンプルで、人件費もかからず、一番良いと思うのです。
ところで、イタリアなども「経済界」からの突き上げた激しいようですね。
日本よりも多くの感染者や死者を出し、目下院内感染拡大中のドイツも、お店を開けざるを得なくなっているよです。
アメリカは、傍目には完全に医療崩壊を起こしているように見えますが、トランプ大統領は早々に「自粛」を終わらせたいようです。
中国も、実際には現在も国内で蔓延しているのでしょうが、「経済」の為に「感染者ゼロ」を強調しているように見えます。
危ういですね。
ドイツ、コロナ抑制策の緩和を発表 大半の店舗が営業再開へ
https://www.afpbb.com/articles/-/3278802
皇紀2680年(令和2年)4月16日 3:57 PM
これを戦争と考えた時、日本は世界一有利な条件で戦えた国と言えるでしょう。しかし、どうもすべてを失いつつあるらしい
まず第一に、政府のだらしない防疫対策でもこれだけの抑え込みができている以上、しっかりやっていればもう少し良い状態で現在に至ったはず。これについては安倍応援団が、この緩さで大丈夫であることを政府は認識していた、という寝言のようなことを言っていますが、もう流石に狂気としか思えない。むしろ、よそより進捗が遅い分立て直しの起動が遅れる可能性が高い
第二に、自国の通貨で経済対策を打てるというほんの数か国のみに許される特権があるのだから、外国並みと言わず、彼らが目をむくような財政出動も可能だった。しかし結局途上国並みのことでお茶を濁そうとしている
第三に技術は十分であるのに、対応するつもりがない。欧米はもちろんロシアでさえ学校を閉鎖するや即座にネットを使う授業に移行したのに、日本はやる気がなさそう
独り勝ちの状態は嫉妬を招きかねませんが、アビガンを大量に配ることでそらすこともできた
英米とタッグを組んで共産党政権を追い落とすことで、国連主導の不当極まりない体制を逆転することもできたはずなのに、いまだに習主席を招くことを考えているらしい
なんか書きながら情けなさに絶望してきました