英王室「から騒ぎ」の影響
皇紀2680年(令和2年)1月19日
ヘンリー王子夫妻、称号返上へ 公金も受け取らず―英王室:時事ドットコム
【ロンドン時事】英王室は18日、声明を出し、ヘンリー王子夫妻が今春から王室の公務を行わず、王族の称号「ロイヤルハイネス」(殿下・妃殿下)を使用しないことで合意したと発表した。公金も受け取らない。 ロンドン近郊ウィンザーの自宅の改修のために使われた公金240万ポンド(約3億4400万円)も返金する。夫妻は英国とカナダを行き来して生活するが、ウィンザーの自宅は英国滞在時の拠点として所有し続ける見通し。 エリザベス女王も18日声明を出し、「私の孫とその家族が前へ進む、建設的で協力的な道を共に見つけられ…
(時事通信社)
とうとうこのようなことになってしまいました。サセックス公爵ヘンリー王子殿下が、その「ロイヤルハイネス」の称号を返上してしまったことは、世界唯一の皇室とその臣民、各国王室とその国民に悪い影響を及ぼすでしょう。
中には「スペア(最悪の場合にしか回ってこない王位継承者)としての人生から脱出したかったのだろう」などと論評して得意な記事まで登場し、英国王室特有の歴史的問題(そもそも万世一系の皇室とは異質)とは別に、近代合理主義で皇室や王室を捉えようとする「現代病」のまん延にうんざりさせられます。