日本が「安上がり」の国?
「赤い県」とまでいわれる兵庫県の泉房穂明石市長(旧民主党元衆議院議員)がまたぞろ暴言を吐いた件。今度は酩酊状態で、自民党系の市議会議員に向かって「議員辞めてまえ」と二度にわたって吐き散らしました。前回のいわゆる「出直し市長選挙」で市民に対してお詫びしたことは、一体何だったのでしょうか。
彼を評価する声があることに一定程度理解はしますが、以前にも申したように首長が全ての決定権を掌握しているわけではありません。議会を軽視する態度は、そのまま市民の声を軽んじることでもあるのです。
とんでもない「莫迦」が議会に居座っている場合もあるとはいえ、この議員が市長に唱えていたのは、今から十九年前の明石歩道橋事故以降、延延と中止のままになっている市民祭りの再開でした。この提案書を三月議会に提出すると発言した途端に「議員辞めてまえ」とわめいたというのですから、泉市長はよほど自己中心的で堪え性がなく、人の話を聞かない政治家の出来損ないと断じざるを得ません。こんな危険人物が市長でいてよいことなど、本当にあるといい切れるでしょうか。
さて、表題の件。英デイリーメール紙のいわゆる「激安休暇先」特集で、とうとうわが国の東京が選ばれてしまいました。
本年は夏季五輪東京大会が開かれますが、ヴェト・ナム(越国)のホイ・アンやインドネシア(尼国)のバリ島よりも日本の東京は「安上がり」だと物価比較の総計でまとめています。
もはや平成の大不況から続く給与・物価下落(デフレーション)がここまで深刻な数字となって表れたとも申せ、相も変わらず円高であることを差し引いても、英国人の海外旅行先に日本がお勧めだというのです。
むろんせいぜい旅行に関する単純比較の結果でしかありませんが、一つの指標として「もはや日本は東南亜諸国よりも貧しい国に堕ちた」ことをそろそろ過剰にでも自覚し、国家国民経済の立て直しを安倍政権に強く進言しなければなりません。
それにしても、この記事の何と嫌味な書き方であること。
皇紀2680年(令和2年)1月16日 10:48 AM
近々用事があって都内を訪れる予定なのですが、こういうのも心配ですね。
武漢と深圳でそれぞれ異なるタイプの新型肺炎が流行り出し、一部で死者まで出ているようだとの報道に接して心配していましたが、遂に日本でも感染者が出たようです。
新型肺炎、日本で初確認 中国・武漢への渡航歴
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200116-00000508-san-hlth