元NHK記者の哀れな末路

皇紀2679年(平成31年)2月8日

森友スクープの元記者激白「安倍官邸vs.NHK」に込めた覚悟|日刊ゲンダイDIGITAL

 日刊ゲンダイは今夏、NHKで森友事件のスクープを連発した記者が左遷され、退社したことを報じてきた。その当事者であ…

(日刊ゲンダイDIGITAL)

 悪質な落書きのようなものを書きなぐり続ける猥褻紙「日刊ヒョンデ(ヒュンダイ)」に登場する大阪日日新聞社の相澤冬樹論説委員(元日本放送協会=NHK大阪放送局司法担当記者)の激しい思い込みと怨念が止まりません。彼はとうとう本まで出しました。

 大阪日日は、これまで主に大阪府下の地方情報にあふれた新聞でしたが、NHKから勝手に転げ落ちた相澤氏の入社と共に一気に低俗な「落書き紙」に堕ちたため、もう二度と読みたくありません。先月の「大阪発・論点 野分」には、相澤氏の「自称・論説」が韓国映画『共犯者たち』(崔承浩監督作品)を取り上げ、自身の出鱈目な取材がNHK上層部の指摘を受けて放送されなかったことへの逆恨みを吐き出し、安倍内閣による「弾圧」によく似ているなどと綴っています。

 その記事は、さすがのWEBRONZA(朝日新聞社)に転載されていましたので、一度読んでみられてください。これを読めば読むほど、相澤氏がジャーナリストに全く向いていない性質の者だとよく分かります。思い込みによる結論ありきの取材しかできず、そのようにしか記事をまとめられない人物が報道に携わる危険性は、そのまま受け手である私たち多くの国民の危険性へと直結するのです。

 学校法人森友学園に関する既に公開された土地取得の経緯に於いて、安倍晋三首相らと何ら関係のないものだったことは、もう何度も繰り返しませんが、相澤氏がわざわざ持ち出した韓国映画のほうには、少し説明を加えておきます。

 ドキュメンタリー形式の『共犯者たち』は、韓国放送公社(KBS)や韓国文化放送(MBC)の上層部が李明博元大統領と朴槿恵前大統領の介入を受け、迎合させられたとする内容であり、これこそ文在寅(北朝鮮工作員)大統領の施政下で創られた反韓プロパガンダにほかなりません。

 またぞろ申しますが韓国には、三権分立もなければ報道権力の独立性もほぼなく、李、朴両保守系政権の如何に関わらず絶対権力を奮う政権の介入を受け続けます。今もまさに文大統領によって報道各社は「弾圧」され、北朝鮮による韓半島(朝鮮半島)統一へと向かう政権の不都合は報道されにくくなっているのです。

 それは韓国独特の事情であり、わが国にそのまま置き換えられるほどのものではありません。或いは、単純に比較して日韓を並べた相澤氏は、まるで韓国の恐るべき報道環境を知らないのです。無知蒙昧な「平和惚け」といったところでしょう。

 もうこの点に於いても、相澤氏がジャーナリストとして失格であると分かります。韓国では目下、血を滲ませてなお政権に抵抗する保守派たちの告発がことごとく弾圧の対象となり、投獄されていますが、そのような言論空間の閉塞と人権蹂躙など相澤氏の「知ったことではない」のでしょう。

 これほど寝とぼけた「自称・記事」しか書けない者のいうことなど、一切信用できません。局内に対日ヘイトスピーチ(反日)一派がのさばるNHKにもいられなくなった出来損ないに、言論の何たるかを語ってもらいたくないのです。

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