北朝鮮、慰安所存在確認と報道＝「被害代価、１０００倍」要求－安倍政権揺さぶりか：時事ドットコム

　【ソウル時事】朝鮮中央通信は、北朝鮮の「日本軍性奴隷・強制連行被害者問題対策委員会」が１４日、日本統治時代の北部・咸鏡北道慶興（現羅先市先鋒）に旧日本軍の「慰安所」が存在していたことを確認したと伝えた。同委がまとめた報告書は「日本の過去の清算に関する責任を最後まで追及し、日本から受けた不幸と苦痛、被害への代価を１００倍、１０００倍にして受け取る」と多額の補償を要求している。【最新情報】北朝鮮の動静と実像　北朝鮮は、日本人拉致問題の解決を求める日本政府に対し「過去の清算」を繰り返し要求してきた。

(時事ドットコム)

　北朝鮮の「ナントカ委員会」報告なんぞ、日本人拉致事件の「調査報告」が出鱈目だったのと同種の類いで全く信用できません。

　韓国の文在寅大統領（北朝鮮工作員）が光復節（十五日）に訳の分からない演説をしましたが、韓国人妓生をいわゆる「慰安婦」と称して対日ヘイトスピーチ（反日）の材料にしてきた韓国は、まんまと北朝鮮にそそのかされ、今や中共に利用されてそんな運動に手を染めたことを恥じ改めていただきたいのです。

　光復節を汚す話ばかりしてきた歴代大統領は、韓民族の地位を一貫して失墜させ、太平洋防衛のための日米韓連携を阻害してきました。中朝の思う壺です。

　米国のドナルド・トランプ大統領のいうこともまともに聞かない金正恩体制が現行憲法（占領憲法）を「憲法」と思い込んでいるわが国の、安倍晋三首相のいうことなど聞くはずがありません。対米以上にきつい揺さぶりを、いえ本来であればきつくも何ともない揺さぶりすらきつく受け取る占領憲法政府に向け、北朝鮮の対日方針は相変わらずです。

　この「慰安婦狂乱」を私が許せないと思うのは、新たな「徴用工」という当時朝鮮人労働者のことにせよ、きつい職でも高給を求めてはたらいた先人たちを根本的に莫迦にした上で「謝罪」という名のカネを今になって無心する話だからにほかなりません。

　かつて例えば吉原遊郭ではたらいていた人びとにしても、主として経済的に苦しい家庭の事情で遊女となり、嫌な思いもされながら懸命に生きられたのであって、この種の話の根底にはそれこそ「底辺の人」という差別感情を煽って哀れを誘おうという汚れた底意があるのです。

　人を騙すような仕事でない限りあらゆる職に底も蓋もありません。その意味では、対日ヘイト活動家たちこそ「底辺の人でなし」でしょう。

　まして大日本帝國軍に女性が強制連行されて男たちが皆黙っていたというなら、それこそ民族のアイデンティティに関わる話ではありませんか。韓民族はそれでもよいのか、と。なかったことを「あった」というのは、もういい加減にやめましょう。

　今更北朝鮮がこのような発表をするのは、安倍政権に対する揺さぶりもありましょうが、中途半端にして対日ヘイトをうまく進められない文政権に対する揺さぶりであり、中共との強い連携を表す意図があるからです。

　慰安婦の話がいかに政治工作的で非歴史的か、私たちが改めて認識し、政府に対抗・駆逐を要求しなければなりません。

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