「体育」を放棄した日本

皇紀2678年(平成30年)6月16日

 いよいよ明日、第八回救国の提言講演会・東京が開かれます。先週の神戸の講演会は、前日までにご予約で満席になりましたが、明日はまだお席に余裕がありますので受付を継続しています。

■第8回 救国の提言講演会<東京>
 日時 平成30年6月17日(日曜日) 午後13時30分(10分前開場)
 場所 文京区シビックセンター3階
(地図は案内図を参照)

 内容 ニュースの見方講座「韓半島・中共・米国と日本」
    政治の話し方講座「陳情ってどうやるの?」
    参加者大討論会 ※思い切って話したいことをどうぞご用意ください
 参加費 1,000円(資料代・お茶代・お茶菓子代込み)
 申込み 参加お申し込みページより
     ご氏名、参加人数をお知らせください。

 ところで、日本大学が示し続けた「教育を放棄」した態度には呆れさせられましたが、わが国の立法権力は体育を放棄したようです。国会が「体育の日」「国民体育大会(国体)」を、それぞれ「スポーツの日」「国民スポーツ大会」に置き換えると決めたことは、「単なる名称変更」「小さなこと」では済まされません。

 育むことを捨て、単なる娯楽産業に国ぐるみで取り組むと宣言する国に明るい未来などないのです。そこにあるのは、ただカネであり、人はその道具と化します。まさしく現行憲法(占領憲法)の持つ拝金主義そのものです。

 わが国は今までより一層、占領憲法根性まっしぐらに突き進むこととなりました。例えば「健全な次世代の育成」という言葉は、もう二度とわが国では使えなくなったのです。「カネさえあったら何でもいいわ」をモットーに、莫迦と阿呆が乱痴気騒ぎする低俗な国家です、としかいえなくなりました。これを決めた国会議員たちは、そういう自覚がありますか? 大袈裟? とんでもない。とんでもないことを決めてしまったのがあなたたちなのです。

 私は、少なくとも元に戻すよう求めていきます。

【サッカー】今後のW杯は共催型が主流に 出場チーム増加で開催リスク減が背景 

国際サッカー連盟(FIFA)が13日、2026年W杯開催地を米国、カナダ、メキシコの3カ国共催としたことは、今後のモデルになる可能性がある。26年大会からは出場…

(産経WEST)

 そんな「スポーツ」の典型が国際サッカー連盟(FIFA)であり、国際オリンピック委員会(IOC)もそうなのですが、もともとは「体育」が目的だったはずです。本来の目的を忘れて金儲けに奔るのは、体育のために必要な資金を自分たちで調達するのとは違います。

 しかしながら、最近この手の決め事がやけに政治的、もっとはっきり申しますと「反トランプ」が過ぎて酷くなってきました。明らかに米国のドナルド・トランプ大統領の「自国第一」を牽制しようという決定です。

 とはいえ八年後、トランプ大統領はもういません。その時になって「なぜこんな三か国開催になったんだっけ?」ととぼけたように愚痴をいう人びとの姿が見えます。十六年前の日韓共催という大失敗例が改めて語られるようになるかもしれません。

 人が「理性」で決めたことの疑わしさそのものに気がつかなければ、人類の進化はないでしょう。

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『「体育」を放棄した日本』に7件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    変な国ですよ、日本は。

    それにしても、アメリカにしても、日本にしても、なぜ、銃やパチンコといった、時に生命や財産を脅かし、人々の健康的な暮らしを損ねる危ないものに対して、規制が緩いのでしょうか?
    「圧力団体」の力がもの凄いのでしょうか?

    カジノの客、日本人ばかり? 試算バラバラ、見えぬ効果
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-00000009-asahi-soci

    「カジノ効果」よりも、東京五輪の期間中に大地震が発生した際の対応を、今から真剣に考えた方がよいでしょう。
    周辺の自治体も、かさ上げ工事や耐震化などけっこう進めてはいるようですが、外国人のお客さんたちが吃驚してパニックになったら大変ですよ。
    補償などを求められたらどうなるのかと。

  2. 清島清:

    スポーツへの名称変更は、日本への移民増加対応のためでしょうね。
    外国人に分かりやすくする為に。
    姑息な安倍政権。

    日本がやるべき事は移民政策ではない!

    日本が今すぐやるべき事、それは
    日本国内の日本人の人口を増やす事だ。

    消極的な「人口減対策」では人口は減る一方だ。
    今すぐ積極的な「日本人 人口倍増化」をやらなければいけない。

    政府をあてにしてはいけない。
    日本国民は、今すぐ人口増へと動かなければいけない。

    さもなくば、逆ネズミ算式に加速度的に日本人が減っていく。
    そうなると日本の未来の子供達は、非常に悲惨な結末を迎える事になる。

    人口が減ると国力がなくなり、国防すらできなくなる。

    中国による日本侵略が完了した暁には日本人大虐殺、日本民族浄化、そして日本消滅。

    海外にいる日本人もただでは済まない。
    更なる「日本人貶め」により、生きて生く事は出来ない。

    日本人が今すぐやる事、
    それは日本人倍増化行動だ。

  3. やす:

    スポーツなんてのは悪趣味な見世物ですよ
    元々運動不足の金持ちが始めたのがキッカケと言われていて、日本のように武道を知らない国がやることと言えば、こういうスポーツと称した悪趣味な見世物ぐらいなもんですよ
    考えてみれば一生懸命肉体を酷使して頑張る姿を面白く観戦するというのは残酷な話で、下手をすれば命を落とす危険性だってあるわけですよ
    そんな戦争にも似た見世物をスポーツという柔らかい言葉で誤魔化されているだけで、知らない間に見ている方も同じ人間が命を削って見世物にされていることを忘れているのではないでしょうか
    ハッキリ言って日本にスポーツは要りませんし、英語廃止で武道を必修にして本当の意味で心身を鍛える教育として取り入れるべきです
    スポーツは健全ではなく、残酷な見世物でしかないことを国民全体が自覚し、今一度武道を通じた教育を見つめ直す必要があると私は思います

  4. nd2241:

    体育の日がスポ-ツの日に変わる流れは、日本版NCAAを計画本年度より発足の予定が、日大が反対していた。アメフト問題での日大叩きの包囲網の背景ですね。もつと深い所からの分析が出来てないのが残念ですね。「さゆふらっとまうんど」さんの分析が参考になりますよ。

  5. あき:

    スポーツの日・何て言う馬鹿らしい事が、また、勝手に知らないところで決められいるんですね、もう、本当にこういう事はうんざりです。 元に戻して欲しい。
    もう一つ、祝日を、ずらすのは止めて、元に戻さなければいけないと思ってます。 他の日にしたら意味が無いでしょう・連休にして欲しくないです、別に。 こうやって国民を馬鹿にしていくんです。   本当に情けないです。
    オリンピックも、ワールドカップサッカーなども守銭奴汚染が、これ以上無いくらい酷い。 
    しばらく、止めたら?とまで、思います。 
    関係無いけれど、フィルミケルソンの態度行動観てると、色々考えます。 賛否有りますけど、やはり、あれは見苦しいし、やって欲しくないプレーでした。

  6. まつ:

    ↑日大が反対したから叩かれた・・はデマですよ
    ぜーんぜん見当違いの分析

    日大が叩かれたのは 理事長田中の評判が前から悪かったから
    監督内田らの学生をバカにした態度をいいしおにして叩いただけ
    しかも叩きはじめはマスコミじゃなくてネットと関学内の動き
    そしてネットと関学きっかけで叩いても困ることがマスコミにはなかった

    陰謀論のたぐいにはお気をつけください
    体育の日と日大のことは ブログ主がいってることが正しいですよ

  7. nd2241:

    日大アメフト問題は、イエローフラッグの反則でその後試合にも出ている関学QB,抗議も無く4日たつてからメデイアに流し問題化している。元朝日新聞記者のデレクター、市会議員の父親が中心的に動いてますね。なぜ田中理事長を叩く必要があるのか、日本版NCAAに反対の日大の姿勢を変えさせる目的と保守的な日大を赤い大学に変えさせる目的ですね。アカメヂイアにはかつこうの材料ですね。