W杯日本代表は敗れて次へ

皇紀2678年(平成30年)6月2日

長友“年功序列ジャパン”に怒りのツイート「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人」

6月14日にロシアで開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)に出場する日本代表メンバー23人に選出された
DF長友佑都(31=ガラタサライ)が1日、自身のツイッターを更新。「年功序列ジャパン」との呼び声に反論した。

(スポーツニッポン)

 この場合の「年功序列」に、年齢で物事を判断した意図はないと思います。むろんつぶやいた方の真意は分かりませんが、さだめし多くの人びとにとって年齢うんぬんよりも「勝てなかった過去の名前」を強く感じさせた日本代表選出発表ではなかったでしょうか。

 はっきり申し上げて「本田・香川・槇野・吉田・川島」の名前が入った時点で、私は「駄目だこりゃ」と思いました。特にディフェンスの吉田麻也、槙野智章選手をまだ使うというのは、失点の元凶が見えていないとしか思えず、先日の対ガーナ戦(日本惨敗)でも、香川真司選手が「何度もチャンスを作った」と評されましたが、いずれもゴールポストの真正面です。そして、ほかにゴールを狙えるフォワード、ミッドフィールダーが誰もいません。

 以前にも申しましたが、ヴァヒド・ハリルホジッチ前監督は「暗い指揮官」であり、初めからわが国とどこか相性もよくなかったのでしょうが、彼が本田圭佑選手なんぞをあまり使いたがらなかったのは、監督とぶつかってぶつかって、我慢して我慢して、そうしてひねり出される何かを待った彼についてこれない程度の人材だからです。本田選手が吐き捨てたらしい前監督への暴言からも、その性質を容易に読み取れます。

 井手口陽介選手ら次世代を世界杯の試合に連れて行かない西野朗新監督は、下手をすれば日本代表の将来(露国の次はカタール開催)を全く考えなかった指揮官として「大失敗」のレッテルを張られることになるでしょう。急ごしらえの編成を求められたにせよ、これはないな、と。

■第7回 救国の提言講演会<関西>
 日時 平成30年6月10日(日曜日) 午後13時30分(10分前開場)
 場所 神戸市勤労会館3階
(地図は施設概要を参照)
■第8回 救国の提言講演会<東京>
 日時 平成30年6月17日(日曜日) 午後13時30分(10分前開場)
 場所 文京区シビックセンター3階
(地図は案内図を参照)

~第7・8回 共通の項目~
 内容 ニュースの見方講座「韓半島・中共・米国と日本」
    政治の話し方講座「陳情ってどうやるの?」
 参加費 1,000円(資料代・お茶代・お茶菓子代込み)
 申込み 参加お申し込みページより
     ご氏名、参加人数をお知らせください。

 私は日本人として、今回の日本代表を応援しません。国旗を掲げる気にもなりません。予選で惨めに敗退しろとまでは申しませんが、心のどこかで「まんまと思い知れ」と思っていて、それを次世代の選手たちが見て「今度は俺が」とたくましく決心してほしいのです。

 そのためにも、今回の代表選手たちに勝ち進んでほしいとは決して思いません。現行憲法(占領憲法)に魂を売り飛ばしてしまった現世にあって、敗れて次にこそ繋げてほしいのです。

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『W杯日本代表は敗れて次へ』に4件のコメント

  1. きよしこ:

    先生はサッカーにも詳しいのですね。本田・香川・川島あたりがサポーターからも急速に愛想を尽かされているのは承知でしたが、そもそもアギーレ元監督が八百長疑惑で解任されたあたりから日本代表に対する興味が消え失せたのと、予選全敗確実の組み合わせ、さらにハリルホジッチの解任で完全に「早く負けて終われ」と思うようになりました。挙句の果てには「3戦全敗です」と断言した中西哲生氏が「田嶋や協会に忖度せずよく言った」と絶賛される始末。イタリアやオランダやガーナに出場枠を分けてやってほしいものです。思うに、野球の日本代表チームが米国や中南米とも互角以上に戦えるようになったのは、徹底的に「日本人が監督をする、つまり日本人に責任をとらせる」ことを貫いたからだと思います。どこかの経団連ではあるまいし安易に外国人助っ人に頼るものではありません。ハリルホジッチがどんな性格なのかは知りませんが、言葉が違えば大なり小なり衝突するのは目に見えていたわけで、自分たちで雇っておいて、あの程度の戦力のチームをW杯に導いた人物をいとも簡単に切り捨てる卑劣さは、近い将来に我が国の単純労働の現場でも頻繁に見られることになるわけですね。

    本当は私も「次回以降のために今回はボロ負けすべきだ」と思っていたのですが、それ以前の問題として「自らを奮い立たせる」ことを否定された占領憲法に染まり切った日本人にそれができるでしょうか?そのうちJリーグのチームもその下部組織も海外リーグの青田刈りに使われるだけの存在になりかねませんね。

  2. 心配性:

    日本代表がかなり「高齢化」しているとは感じますが、、、しかし、代表に選ばれたからには大いに奮闘し、頑張って勝っていただきたいと思います。

    ところで、愛媛県知事の粘り腰ですが、もしかして、「お金を出したくないので、国民の血税で何とかしろ」と言いたいのでしょうか?
    なんだか、籠池氏みたいになってきました。

    加計巡る財政支援の見直し「ありうる」 愛媛知事が言及
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180602-00000068-asahi-pol

  3. Egin:

     私にはいつぞやの国際試合で、負けた外国選手に追いかけられホームグラウンド中逃げまわっていた日本人選手の雄姿が忘れられません。おそらく世界中の国際試合で空前絶後のシーンだったのでは?
     彼は今回も代表に選出されましたが大丈夫かな、と心配しています(勝敗についてではなく、ナショナルチームの一員としての品行に関してですが・・・)。 
     当時、観客にも違和感を感じている様子がいくらか感じられましたが、その後に論議になった形跡はありません。私はあの時から日本チームの試合を熱を入れて見られなくなりました。

  4. 益田寛二:

    私はサッカーにつては全くの素人ですが、たまにテレビで試合を見ることもあります。しかし日本人選手のプレーにはいつもがっかりです。これがプロかと思うプレーが多すぎます。

    キーパーとの一対一では易しくパスをしてしまうとか、スローインで相手の動きに誤魔化されて敵にボールを投げるとか、せっかく攻め込んだのにチョット前に立たれれば後ろに大きく蹴り戻すとか・・・。即、チャンネル切り替えです。

    チームとしては、ボールを持っていない選手の動き方にもルールや工夫が必要と思います。選手個人としては、体の鍛錬やボール扱いの基本技術も不足しているように思います。「海外に行けば成長する」が持論の評論家にはうんざりです。

    産業技術では超一流の日本ですが、一部を除き、世界レベルでは低位のスポーツが多いようです。サッカーもそのようです。原因は何でしょうか。安易な妥協を排する自立心、誇り、集団の結束力などの不足があると思うのは私だけでしょうか。これらの不足は教育にも問題がありそうですが、そもそも自虐憲法に起因するのではないでしょうか。