中国の恥…幼稚な強がり

皇紀2678年(平成30年)1月12日

尖閣:「日本艦が進入」従来の立場強調 中国外務省 – 毎日新聞

 【北京・浦松丈二】中国艦船が沖縄県・尖閣諸島の接続水域に入ったことについて、中国外務省の陸慷(りく・こう)報道局長は11日の定例記者会見で、事実関係について「本日午前、日本の海上自衛隊の艦艇2隻が前後して赤尾嶼(せきびしょ)(大正島の中国語名)北東側の接続水域に進入し、活動した。中国海軍は日本側の活動に対して全行程の追跡、監視、抑制を実施した。現在、日本側の艦艇は接続水域を離れている」と、尖閣諸島を自国領とする中国側の立場から説明した。

(毎日新聞)

 泥棒が「私の(盗りたい)ものがあの家に占有され、居間に置かれているのを、私は監視している」といっているようなもので、とても聞いていられません。ならばグズグズいっていないで早く盗ってしまえば、警察に逮捕されて終わります。

 沖縄県石垣市尖閣諸島が中共共産党の領土だったことは、国際法上ただの一度もありません。それを力で強奪する、或いは「自分たちの領土だ」というのなら、堂堂と入ってくればよいでしょう。

 わが国領海の外側にある接続水域に、二年前の六月以来二度目となる共産党人民解放軍海軍艦と潜水艦を侵入させ、海上自衛隊艦艇二隻を見てすぐに出て行く有り様から、もう既に尖閣諸島及びその周辺海域が中共の領土・領海ではないと認めたようなものです。にもかかわらず何でしょうか、このくだらない強がりは。

 しかしながら私たちは、現行憲法(占領憲法)を放置してしまっている(護憲)ため、実際に共産党軍が乗り込んできた場合、わが国では対処できません。防衛出動を閣議決定することもできないのです。

 だからこそわが国は、米国が尖閣諸島を日米安全保障条約の対象とすることにこだわり、必死になってその言質を取りました。事実上の米軍基地提供条約にすがる私たちの、本当は知りたくない現実です。

 とはいえです。中共共産党は、このすべてを知っています。だから盗りたくても盗れず、失笑ものの見解を誇示するほか手がありません。もし尖閣諸島を強奪し、日本政府が米政府に泣きついて、米政府に騒がれでもすれば、いわゆる「日韓合意」と同様に国際社会の舞台へ引き上げられ、非難の集中砲火を各国から浴びてしまいます。

 そうすれば経済が停滞し、習近平国家主席は、たちまち失脚するのです。下手をすれば共産党支配が崩壊するかもしれません。

 現在の外交部は、北京政府の中でも力のない省庁であり、あまりくだらないことをいって騒ぎを大きくしないほうがよいでしょう。中共のためになりません。老婆心ながら陸慷報道局長の粛清をお勧めします。数ある報道官の妄言の中でも、中共人民にあるまじき最も幼稚な類いで、二度と目にしたくありません。

スポンサードリンク

『中国の恥…幼稚な強がり』に2件のコメント

  1. 心配性:

    例えばかつてのソ連軍、それに連動した朝鮮半島の共産主義勢力、米軍、国連軍、韓国軍、中国国民党軍、ヨーロッパ諸国やナチスによつ「強姦事件」や「慰安婦問題」は、世に広く知られるようになってきています。

    例えば、私もそのような写真を見た事がありますが、ドイツ軍の慰安婦だったフランス女性たちの髪の毛を丸刈りにし、服を脱がせ、裸体に「鉤十字」をペイントし、市中を引き回し、殺したり追放するといった残虐な行為、これなども「女性の人権」といった観点から許される事なのか?と絶望感を覚えます。

    問題は、中共です。

    中国の政治家や官僚や財界の富豪たちの汚職や不正蓄財は凄まじく、美女を「賄賂」として贈り合う習慣さえあり、汚職官僚は当たり前のように「お妾さん」を囲っていると聞いて腰を抜かしています。

    当然、大昔の、中共や解放軍兵士の女性たちに対する暴力的な振る舞い、「性奴隷問題」なども噂に上るのですが、これらは、いつか明らかになる日が来るのでしょうかね?

    あ、私は、別に中共を「性奴隷ネタ」で叩こうという気はありません。
    ただ「罪なき者、石もて打て」という言葉を偽善者にプレゼントしたいだけです。

  2. Sat:

    21世紀の現代でリアル阿Qにお目にかかれるとは。いやはやなんとも。