トランプ嫌う真の理由と…

皇紀2677年(平成29年)5月17日

 秋篠宮の眞子内親王殿下が御学友だった一般男性と御婚約になるとの情報が伝えられました。公式発表はまだ先のことですが、まずは衷心より慶祝を申し上げます。

 http://www.sankei.com/world/news/170516/wor170516……
 ▲産經新聞:【サイバー攻撃】北朝鮮ハッカー集団「ラザルス」関与? 過去の攻撃プログラムに類似 被害額は800万円

 世界各国で起きたサイバー攻撃について米政府は、北朝鮮の人民軍偵察総局121局の仕業ということにするのでしょうか。クラッカー(報道各社が伝える「ハッカー」は誤った表現)を特定することが極めて困難であるがゆえに、恣意的に犯人を決めつけ、それをもって報復の根拠にしてしまいます。

 一方で、攻撃に使われたツールが米国家安全保障局(NSA)から盗まれた技術を基にしているとの指摘もあり、米政府が即これを否定しました。あくまで自国は一切関わりがないということにするつもりかもしれません。

 と申しますのも、わが国政府関係者の中に、米国のドナルド・トランプ大統領が任期を全うできるかどうか怪しみ始めた人たちがいます。

 それは、米連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー長官が突如解任された一件から、そもそもトランプ大統領に関する情報が外部に漏洩され続けている現状に、異常事態が発生しているとの認識があるようです。

 コミー長官の解任を、かつてのウォーターゲート事件になぞらえてはしゃぐ論調とは一線を画して申しますと、今月十日にトランプ大統領が露政府の某高官とホワイトハウス・ウエストウィングの執務室で会談した際、破壊・殺人集団「ISIS(またはISIL、自称イスラム国)」との戦いに関する機密情報をトランプ大統領がその高官に漏らしたという話が漏れました。

 ホワイトハウスとしては、トランプ大統領が不用意なことを話してしまわないよう米中央情報局(CIA)とNSAにも協力を求めたようで、それも含めて情報が漏れたのです。

 ハーバート・レイモンド・マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は十五日夜、記者団に対してこの話を一蹴しましたが、なぜここまで誰が話を漏らしているのかが問題であり、わが国政府職員の懸念は無理もありません。

 これは或る仮説に過ぎませんが、政府職員も私もFBIを最も疑っています。

 露高官との会話の内容や、いわばその尻拭いにCIAとNSAの各長官までもがホワイトハウスに呼び出されたことを知りうる立場にいたのは、FBIだけです。しかも自分たちの長官を解任された彼らは目下、トランプ大統領に対する不信を隠しません。

 さらにその背景にあるのは、環太平洋経済連携協定(TPP)をとっかかりにしてグローバリズム(多国籍金融による世界侵略)を極限まで推し進めてしまおうとたくらんでいた一派の、トランプ大統領に対する憎悪があります。

 これが、トランプ大統領がこれほどまでに嫌われている原因です。共和党内も困惑するほど行きすぎた保守主義に対抗するリベラル派の存在という図式など、報道各社が拡大鏡を通して私たちに見せている取るに足らない現象でしかなく、グローバリズムと闘うリベラル派が時勢を読み間違えないよう願います。

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『トランプ嫌う真の理由と…』に1件のコメント

  1. 心配性:

    眞子内親王殿下の件は、正直少々寂しい気も致します。
    あと4~5年は皇室に留まられ、両陛下やご両親やご弟妹をお支えいただけるもの、、、と勝手に思っておりましたが、こればかりはどうしようもありません。
    まさに美男美女のお二人、この度の事、心よりお喜び申し上げます。

    さて、トランプ氏よりも、日本の次期総理はどなたがなるのでしょうね。
    とりあえず、またぞろ「財務省の回し者」でない事を祈りたいです。

    籠池氏は、遂に盟友の上西小百合議員からも「ペテン」と言われてしまったようですが、戦後の「お花畑日本人」を代表する昭恵夫人も、この度は、高い授業料を払い、多くの事を学んだ事でありましょう。
    どうせなら、世間で広く言われている「地歴」から何から、差し支えなければ、紹介していただきたいですね。
    文教地区にして地域の活性化を図る、一般的にはよくある事かとも思います。

    籠池氏、ごみの一部がそもそもなかったとするメールを公開
    https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170516-00000050-jnn-pol

    なお、NHKもこのタイミングで加計学園について「忖度疑惑」を報じておりますが、様々な分野で規制緩和を実現し、寂れ行く地方の活性化を図るという事、こうした事は長く国レベルでも地方レベルでも大いに話し合われ、民主党政権時代にも大いに推進されたでしょうが、「堅実・賢明なやり方」という事を常に考えて行かねばなりませんね。