米中前進？ 習近平の誤算
漫才コンビ「唄子啓助」で知られた女優の京唄子さんが六日、亡くなられました。衷心よりお悔やみを申し上げます。勝手ながら私の中では、故・ミヤコ蝶々さんと京唄子さんといえば、関西を代表する「口やかましいお母ちゃん」でした。
しかし、決して下品ではないのです。それどころか「京阪神ならではの気品」と申しますか、何ともお美しい佇まいでいらっしゃいました。このような女性がつぎつぎに旅立たれるのを、本当に残念に思います。
http://www.sankei.com/world/news/170407/wor170407……
▲産經新聞：【シリア攻撃・動画付き】米軍、シリア軍施設を巡航ミサイル５０発超で攻撃 ロシアに事前通告か
さて、米中首脳会談の真っ只中、米国のドナルド・トランプ大統領は六日、シリアの空軍基地を巡航ミサイルで攻撃するよう米軍に命じ、ただちに実行されました。
以前にも申しましたが原則としてシリアの問題は、シリア国民が解決することであって、バッシャール・アル＝アサド大統領の施政を問題とするか（化学兵器の保有と国内使用は事実かなど）も含め、外国が介入すべきでありません。まして中東各国に対する英米の態度は、極めて無責任であり、いわば「武器商人」的ですらありました。
ただ、仮にも何らかの兵器を他国の人びとに向けて放つような権力者を、私たちは放置できません。その点がシリア問題と北朝鮮問題の違いなのです。
中共共産党の習近平国家主席は、渡米を前にして、恐らくトランプ大統領を甘く見ていたに違いなく、就任前に「（台湾は中共共産党の施政下にないが）一つの中共」を袖にする態度を取ったトランプ大統領が就任後、融和的に転じたさまから「そのような人物なのだ」と目論んだでしょう。
ところが、会談の最中にシリアが攻撃されていました。産經新聞社は別の記事で、北京外交筋の情報として「北朝鮮が相当な衝撃を受けたらしい」と伝えていますが、むしろ本当に衝撃を受けたのは、その北京政府のほうです。
北朝鮮は、米軍のシリア攻撃に怯えて核開発をやめるどころかますます猛進するしかなく、近いとされている核実験を強行するでしょう。或いは、これが米国の誘い水とも知らず、核のボタンに手をかけてしまうのです。
習主席は、トランプ大統領が自分の想定した人物と違うことを思い知ったに違いありません。また、露国のウラジーミル・プーチン大統領は、攻撃の決断がマイケル・フリン前補佐官の辞任劇に対するトランプ大統領からの返答と受け取ったでしょう。
米国が中東への関心を再燃させたというよりも、東亜との絡みで全てを動かしていると見るべきです。だからこそ習主席の訪米こそ標的にされました。
北朝鮮労働党の金正恩委員長は、生き残りたいなら暴力行為をやめるべきであり、米中会談の前にトランプ大統領から電話一本もらえなかった韓国は、北朝鮮の工作に屈するのをやめなくてはいけません。
第３回 救国の提言講演会・神戸「どうなる日本、どうする日本」
日 時 ４月１５日（土曜日）午後１８時より（１０分前開場）
場 所 神戸市勤労会館４階４０７講習室（地図は施設概要を参照）
講 演 「憲法」と「辻元公園問題」「教育問題」「東亜外交問題」「デフレ問題」
そして「皇室典範問題」
遠藤健太郎 一般社団法人日本政策協会理事長
西村眞悟前衆議院議員、三宅博前衆議院議員からのメッセージもご紹介
参加費 １，０００円（資料代・お茶代込み）
申込み 参加お申し込みページより
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皇紀2677年（平成29年）4月8日 10:15 AM
いつも本当に読み応えのある記事をありがとうございます。
今回も素人的な質問で恐縮ですが、
＞
また、露国のウラジーミル・プーチン大統領は、攻撃の決断がマイケル・フリン前補佐官の辞任劇に対するトランプ大統領からの返答と受け取ったでしょう。
＞
という一文がありますが、これの意味を教えていただけるでしょうか？
メッセージの方向性としては「手切れ」系なのか、あるいはその反対なのか、あるいはまた別のものなのか。
私が認識している大雑把な項目は、
●フリン氏が、政権発足前にロシア当局者と対ロ制裁について協議した疑惑がかけらていたということ。
●アサド政権に対するスタンスとしては、アメリカはこれを打倒しようとしてきたのに対し、プーチンはこれを支持してきたということ。
この程度です。
私はこのブログを色々な方に紹介しているのですが、私以上にこういったことに素人な方々なため、「私」に「これってどういうこと？」とよく聞いてきます。
私では的確に答えられないものは、やはり直接お尋ねした方が良いと思い、毎度代表でご質問している次第です。お手すきのときで結構ですので、よろしくお願いいたします。
皇紀2677年（平成29年）4月8日 3:29 PM
今回、迅速に、ピンポイントで目標物だけを徹底的に破壊するというスマートなやり方が、高い評価を得たのでしょう。
有無を言わさぬ侵略まがいの行動には、毎回驚かされますが。
朝日新聞は、アサド氏側に立って米政府の行動を猛批判していますね。
‶親アサド”だからなのか、北朝鮮の未来を心配しているからなのか、どちらかは知りませんが。
一方で、調子に乗ったアサド大統領が、自国民を「樽爆弾」や化学兵器で殺し続け、世界中に難民をまき散らしたのも事実です。
当時、「史上最も無能な国連事務総長」の異名を持つ潘基文氏が、何ら指導力を発揮せず、殆ど意図的とも思える拙い対応で中東を混乱させ続けた事も世界の悲劇でした。
潘基文氏は、「慰安婦問題」にはやたら関心が高く、何かとあれば日本を名指しして批判する一方、中東や北アフリカの混乱に対しては、まるで無責任な傍観者のようでした。
更に遡れば、西蔵やウイグルで暴動が発生し、その後厳しい弾圧が行なわれ、世界中のメディアが中国に対して批判を強めても、積極的に関わろうとはしませんでした。
大変な癇癪もちで、ちょっとしたことでも怒り狂い、実に面倒くさい人柄でもあったようです。
皇紀2677年（平成29年）4月8日 7:01 PM
いつも情報有難うございます。
朝鮮半島北南ともいい加減にしろ！といいたいですね～。
関係ないですが、豊洲問題です
4月6日 維新足立議員の質問 農水省からの答弁をもって、
①築地市場再整備にあたっては、農水省が中央卸売市場整備計画を変更する必要性があること。つまり都政を超えた「国政マター」であること→小池（緑）が自分勝手に変更できない
②豊洲市場を使わないとなると、豊洲市場建設のために投じた国費208億円を東京都から国庫に返還しなければいけない可能性が高いこと→208億（森友の8億を比較すると随分高いですね）
③このまま問題を放置すれば農水省から改善勧告、命令が出てくる可能性があること
移転延期したことによる保証額は？都民はもっと怒っていいと思うのだが
選挙のために、先のばしてきたことでブ－メランくらう
民進党の長島議員がようやく離党（比例で民進党許すか？）するようです。当面は無所属で将来は都民Ｆ？？ がっかり。共産党との協力がいやで離党するのに、小池（緑）と共産党は手を組んでいる。
皇紀2677年（平成29年）4月8日 8:35 PM
個人的意見ですが、北朝鮮というか、朝鮮人は基本的に自分より強い相手に立ち向かうことはしない民族ですから、当然アメリカや支那に対して先制攻撃するようなことはしないと思いますし、韓国は工作が成功して大統領が逮捕される事態になっていますから、そうなると標的にされるのは日本の可能性が高く、そうなればもちろんアメリカは黙ってないと思いますが、日本が被った被害に関しては、当たり前ですが日本が責任を持って復興しなければなりません
アメリカにとっては北朝鮮を攻める口実ができたぐらいにしか思われないでしょうし、結局泣きを見るのは日本だけという事態にならないためにも、防衛体制を整えて自国は自国で守るという姿勢を示さないと被害が大きくなるだけです
今まで日本が北朝鮮に垂れ流してきた莫大な資金がミサイルという形で日本に返ってくるかもしれない事態は本当に皮肉としか言えませんし、北朝鮮を暴走させてきた責任は日本にもあるということを自覚しないといけないと思います
私は朝鮮との関係を断ち切るいいチャンスだとも思ってますが、金正恩はただでさえ正男暗殺の罪を被せられて情緒不安定な所に、いよいよアメリカが斬首作戦を実行するかもしれないという事態で冷静さを失ってかなり怯えているのではないかと言う人もいて、本当に日本に対して何をしてくるか分からないのに、このことをテレビはまったく報道しませんね
本当に危機意識がなさすぎます
日本への被害が最小限に抑えられるよう防衛体制の強化を願いたいですね
皇紀2677年（平成29年）4月9日 9:43 PM
トランプ大統領、親ロシア方針を減速させてますね。よほど内政で妥協せざるえなくなっているのでしょう。
マイケル・フリン大統領補佐官→更迭
スティーブン・バノン上級顧問→更迭？
ニール・ゴーサッチ最高裁判事→就任
銭稼ぎの為にテロとの戦いを止めるのか？と。
ビジネスマントランプとしては本当なら最高裁判事の交代だけが望みだったはず。
習近平訪米、秋に共産党大会、米国シリア攻撃に一定の理解を示しましたね。
北朝鮮兵器はロシアからの技術が入っている。北朝鮮は以外と兵器輸出立国、しかも取引先は中東などもあり。
ロシアは米国のシリア攻撃を国際法違反の主権侵害とまで批判した。このシリア攻撃を北朝鮮攻撃に置き換えたときの、ロシアの反応はどうだろう。親ロシアなどと言いながら国内事情によって結局冷戦へ逆戻りしてないか？とプーチンは言いたげなのかもしれない。グローバリズムが保護主義をあからさまに嫌がっている。
ビビる韓国は工作員によって内政崩壊まっしぐら。韓国国土が戦場としての干渉地帯になる可能性がかなり高まった。焦る習近平、困るトランプと怒るプーチン。
さて、邦人救出すら議会の立法待ちでないと動けない我が国はどうしたものか…