天皇陛下と安倍首相が嫌い

皇紀2676年(平成28年)12月22日

 中共福建省福州市名誉市民の翁長雄志沖縄県知事が二十二日に名護市で開かれる在日米軍北部訓練場(東村、国頭村)の返還式典に欠席し、米海兵隊オスプレイ事故の抗議集会には出席する意向を示しました。

 在日米軍関連施設の返還に賛成なのか反対なのか、猫の目のように意見を変える翁長知事には、もう利権のことしか見えていないのでしょう。自治体首長はもとより、そもそも政治家として失格です。

 太平洋防衛を日米で担うことの重要を前提とする私はかねてより、それでも普天間飛行場の移設先として辺野古沖が埋め立てられることに反対し、東京都小笠原村近海の貴重なわが国の資源である珊瑚礁が中共漁船群(漁船軍?)に荒らされた際、これに怒ると同時に「辺野古沖の珊瑚が潰されることにも怒ろう」と申しましたが、反対派がまず小笠原諸島の件で中共に抗議しようとした形跡など微塵もありませんでした。

 だから翁長知事をはじめとする「自称・反対派」を信用しないのです。何度も申しますがただの「反日(日本弱体化工作)」ではないですか。

 http://lite-ra.com/2016/12/post-2785.html
 ▲リテラ:天皇が誕生日会見で生前退位に踏み込む可能性…安倍首相との昼食会キャンセルで囁かれる官邸への怒り

 さて本日は、一部で「第二朝日新聞」とか「日本共産党機関紙『赤旗』パート2」などと呼ばれている困ったインターネット・ニュースサイトの記事を読んでみましょう。

 まず、リテラの記事を書いている御仁が最も天皇陛下を嫌っています。そのことは、まず「天皇」と書き捨て、未だ「生前退位」という不敬表現を使用していることからも明白です。

 よって仮に今上陛下が安倍晋三首相のことを嫌っておられたとしても、リテラには関係のないことではないでしょうか。今上陛下の御心境に配慮する気もないのですから。

 ここに、リテラの「反安倍」もにじみ出ています。つまり、嫌いな御存在と嫌いな人たちの悪口雑言を書き立てて喜んでいるわけです。余計なお世話ですが少なくとも「ニュースサイト」を自称するのは、今後おやめになったほうがよいでしょう。

 十九日に予定していた宮中午餐(内外の賓客を招いて宮中で催される昼食会)が中止されたのは、今上陛下の御体調が優れない上、皇后陛下の御体調も心配されたからで、無理に御公務を増やさない方針を(宮内庁が)徹底したほうがよいのですから、何が問題だというのですか?

 例えば安倍首相が「自身の面子のために」宮内庁へ午餐開催を強要していたとでもいうのなら、リテラだろうが産經新聞社だろうがそれこそ徹底的に安倍首相を非難すべきでした。しかし、そのような話もなく、すんなり中止になったのですからよかったでしょう。

 リテラのように天皇陛下の御考えを勝手に類推し、ことほど左様に騒ぎ立てることこそ今上陛下の御負担になるのです。そのようなことをやめてください、と。また、皇后陛下が「生前退位」という報道の表現に驚かれた、と。

 だから「反日」は、広く信用されないのです。

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『天皇陛下と安倍首相が嫌い』に1件のコメント

  1. 心配性:

    リテラなど左派が大嫌いな皇室とその文化に関して、改めて『古事記』を読んだ感想ですが、やはり、フェミニストが声高に糾弾するほど「男尊女卑」でもないし、「弥生万歳」でもないし、騎馬ナントカとも程遠かったです。

    ・女性がやたらと存在感を示し、そして強い。

    ・南国ムード。

    ・想像以上に「縄文」的。

    ・「ガイジン枠」が存在する。

    『古事記』に、アメノヒボコという新羅の王子様が登場します。
    設定が「新羅の王子」ですから、その神話も独特です。
    新羅の貧しい女性が日の光を浴びて妊娠、赤い球を産みますが、その「赤玉」が絶世の美女に変わります。
    王子ヒボコと暮らしていたその美女が、夫婦喧嘩をきっかけに「故郷の日本に帰ります」と言って帰ってしまったので、ヒボコが後を追いかけて日本列島に移住、現地の女性と結婚するという、典型的な「朝鮮半島系帰化人」の神話です。
    帰化人ですが、あくまでも「ガイジン枠」での登場という印象を受けます。

    目を洗ったら神様が生まれ、鼻を洗ったら神様が生まれ、涙や血しぶきからも神様が生まれ、嘔吐物や排泄物からも神様が生まれ・・・という、草木が自然に生えて来るような、木の実や果物が自然に生るような日本の神話とはかなり異質です。
    「移民や難民を受け入れてやるし、高度人材は活用してやるが、それ以上にでしゃばる事はするなよ。大人しく帰順して王権に仕えろ。」という古代人の意識を感じます。

    神話に占めるその圧倒的な分量から想像するに、古代の中国人が「倭人」という際、多くの場合弥生系と縄文系のどちらをも指しており、この人々が列島の主人公だったのだろうと思います。

    くどくなるのでこの辺で終わりにします。