翁長知事が反対派裏切った

皇紀2676年(平成28年)11月30日

 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/73203……
 ▲沖縄タイムス:翁長知事、米軍ヘリパッド建設を事実上容認「苦渋の選択」

 在京報道各社があまり取り扱いませんでしたが、中共福建省福州市名誉市民の翁長雄志沖縄県知事は二十八日、国頭郡東村高江周辺で村民への破壊活動(テロ)を招いた在日米軍北部訓練場の過半返還に伴うヘリパッド建設について、言い訳をつけ加えながらも容認し、破壊活動家たちを見事に裏切りました。

 その言い訳は、まさに「反日(日本の弱体化)」の一点で連携してきた破壊活動家(テロリスト)たちに向けたものでしょうが、他県や韓国などから入り込んだテロリストから見れば、これでは翁長知事にはしごを外されたも同然です。

 いつかこういう日が来ると分かっていました。

 翁長知事にとって重要なことは、沖縄県と金秀グループ、かりゆしグループとを癒着させる利権の創出であり、昨年九月七日配信動画で申した通りこのために仲井真弘多前知事との基地問題に対する姿勢の違いを表明したに過ぎません。

 例えば自民党の二階俊博幹事長(和歌山三区)にしてもそうですが、この地元利権と中共共産党との相性がよい点に気づいた政治家は、当人に大した政治信条もなくひたすら「親中とカネ」が進行していきます。

 翁長知事が実のところ基地問題になど何ら関心がないのは、就任してから約二年も経たなければ普天間飛行場を視察すらしなかったことでよく分かり、今月二十二日になってようやく宜野湾市の佐喜真淳市長に案内されて見に行きました。

 こうしてさまざまな考えの人びとを、それぞれに等しくがっかりさせるのです。

 目下、案件は違うものの同じ危機に直面しているのが、東京都の小池百合子知事でしょう。東京五輪のバレーボール会場問題と豊洲市場移転問題の決断を誤れば、一気に都民の支持を失います。

 或る特定の人たちを失望させることについて政治家は、決してそれを恐れてはなりませんが、結局あの人もこの人も失望させたというのでは、決断する責任者として最悪です。

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『翁長知事が反対派裏切った』に1件のコメント

  1. 心配性:

    幸い沖縄県民は、反日でも親中でもありませんし、独立を望む意見も少数派です。
    基地に対するアレルギーは強そうですが、沖縄の基地負担を軽減したいのは、日本国民の全体の願いでもあるしょう。

    「差別」だ「独立」だと無関係な方向に世論を誘導し、事態をより一層ややこしくしているのは、沖縄の2紙と、全国から集まった外国人含む活動家らに他なりません。

    しかし、韓国の場合は、「慰安婦合意」と「THAAD配備」が間違いなく朴槿恵政権の寿命を縮めたと思っています。
    特に「慰安婦合意」後の対日融和路線に、挺対協などの煽りもあって、国民の支持を失っていったと思います。

    「日本は千年経っても加害者だ」と鼻息荒く、親中告げ口外交をしていた時の支持率は、70%を超える高いものでした。
    それがこの体たらく。

    韓国は戦後国交を樹立して以来、世論が「親日化」した事が一度もありません。
    「韓流(ゴリ押し)ブーム」によって、日本世論の6割近くが「親韓」だった時代でさえ、韓国人の7割以上が「日本を信用できない」と応えていました。
    大体常に、7~8割が「反日」です。

    韓国の「朝鮮日報日本」語版が、ご丁寧にも「THAAD:中国網『安倍も朴槿恵のように弾劾危機迎えたいのか』」という報道を行っていました。
    THAADを配備したら、日本中の左派を煽り、世界中のメディアに「性奴隷ネタ」などを書くよう迫り、日本を孤立させる目論見でもあるのでしょうか?