中共買収に米国が宣戦布告
連合国(俗称=国際連合)の潘基文事務総長が「北阿モロッコは西サハラを占領した」などと吐き捨てたばかりにモロッコが激怒し、西サハラ住民投票のための連合国支援団への三百万ドル規模の財政支援を中止、駐在していた連合国職員ら八十四人全員に退去を要求、ついに二十日午後、一人を残して全員が撤退してしまいました。
潘事務総長は、西国(スペイン)の統治から領有権放棄の経緯、約四十年の混沌とその複雑極まりない原因を全く知らないのでしょう。今更ながらお話にならないほど不勉強な人です。
この報は、あまりわが国で取り上げられていないようですが、島根県隠岐郡隠岐の島町竹島を不法占拠している自国のことばかり優先してきた氏に申したいのは、まずこの問題に「韓国は竹島を不法占拠した」と言ってみなさい、と。無知蒙昧のまま訳知り顔でモロッコを非難する前に……。
二十年以上にわたって駐在し、住民投票の実施を探ってきた連合国の立場を一瞬で破壊した事務総長こそ、今すぐ撤退してもらわねばなりません。
http://www.sankei.com/west/news/160321/wst160321……
▲産經新聞:シャープへの出資減額打診 鴻海、500億~1000億円 業績懸念、月内契約遅れも
http://www.sankei.com/world/news/160321/wor160321……
▲産經新聞:米中ホテル買収戦争 米マリオットが買収額上げで反撃 負ければウェスティン、シェラトンが中国資本に
さて、この二つのまるで別分野のニュースは、或る点で繋がっています。まずシャープ買収問題については、先月二十九日記事で「郭台銘会長を相手にするときは、基本的に中共国有企業の董事長や総経理とでも話をしているつもりでいなければ莫迦をみます」と申した通り、郭会長の背後に中共共産党のカネがあって、そこが出し渋ったからこそこの展開になっているのです。
そして、スターウッド買収問題については、昨年十一月八日記事で「中共企業をつま弾きにするべくマリオットが(資金面でも)米政府と組んでやったこと」が米中の買収合戦に発展したということに他なりません。
習近平国家主席は、腐敗した国有企業にもメスを入れると宣言して党内の反感を買い、辞任工作まであると(私の聞いた限り)噂されていますが、安邦保険集団を使って中共が米国の内側から侵略を始めたことに米政府が宣戦布告したようなものです。
太平洋沿岸の複数自治体は、既に中共系に押さえられていますが、米政府は今後、逆襲に打って出るかもしれません。もう一度申しますが、これは単なるホテル業界の再編話などではないのです。
皇紀2676年(平成28年)3月22日 2:37 PM
鴻海の会長は、以前尖閣諸島を購入しようとした事がありませんでしたか?
台湾では「親中派」で通っていますね。
マフィアとの黒い関係も度々噂されています。
あと、中国は、日本企業の買収に力を入れているそうですね。
「海外投資の呼び込み」「開かれた日本」を謳うのは結構ですけれども、他の方法は無かったのか?とも思います。