日韓中の背後で米国が監視
皇紀2675年（平成27年）11月3日
日本国内閣総理大臣が無事帰国しました。安倍晋三首相が見事に重要任務をこなしたということです。日韓中で開かれた各首脳会談の成果は、ほぼ報じられている通りでしょう。何かあれば後日改めることにします。
http://www.sankei.com/world/news/151102/wor151102……
▲産經新聞：「追加の埋め立てあってはならない」と自制要求 中国に米国防長官
さて、ここで報道の隙間に埋もれたもう一つの重要なことを取り上げます。産經新聞社がなんとか共同通信社の配信を記事にしていますが、定例とはいえ日韓中首脳会談の影で、米国がわざわざソウルへ乗り込んで韓国に睨みを利かせていたことを忘れてはなりません。
最近では十月十七日記事で申したように、米国の「日韓関係改善要求」は以前の対日から対韓へと代わっており、安倍首相に対する朴槿恵大統領の態度が軟化したのは、国内向け以上に米国向けでした。
その上で、米国のさらなる要求は「中共に隷属するのもいい加減にしてくれ」であり、安倍首相がいわゆる「歴史問題」で一歩も引く必要がなかったのは、朴大統領こそ「南支那海問題」や「産經支局長不当拘束・起訴問題」で安倍首相に注文される立場へと堕ちていたからです。
アシュトン・カーター国防長官が明言を迫っても韓民求国防部長の態度は煮え切らず、これで早晩韓国は米国の同盟国の地位から外される（定例協議廃止や米軍撤退）でしょう。
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遠藤健太郎公式チャンネル
皇紀2675年（平成27年）11月3日 9:41 AM
秋の叙勲にタカ派米国人5人が選ばれている。ラムズフェルト、アーミテージ、スコウクロフト等、イラク戦で間違ったことをした人達。英国の元首相ブレアーはイラク戦が間違いだったと最近自身の意見を明らかにしている。議会演説の栄誉に与ったことといい、この叙勲といい元ネオコンの人々と交流が今でも続いていることがわかった。米国に対して気前がいいようだが、郵貯の株式上場で米国ハゲタカ証券を窓口として国民の資産が持っていかれぬことを祈る。
皇紀2675年（平成27年）11月5日 7:05 PM
以前難病の薬が米国でとてつもなく値上げされ話題になったことがある。アフリカである疾病が流行って死者が沢山出ようとも薬剤価格を高いまま維持していくのが米国のやり方だ。英語のつたなさで完全には理解できないが、メディケア(高齢者対象保険)を受けている人が薬価格の大幅な上昇でこれまでの支払いプランが非常に上がったり、メディケアに入っていない医師にかかると自分が入っているプランの保険で治療費をカバーしてもらえないなど恐ろしげなことが書かれてある。今月のPBSという米国放送でだ。米国人は皆保険がないため、保険をそれぞれ買うのだ。ない人は年に数回開かれる慈善の診療を受ける以外、医師に縁がない。医師にかかれないのは自分の責任で、保守のティ-パーテーになると皆保険支持者を共産主義者扱いする極端さだ。
このような軍事ーシリアで武器輸出でうはうはと大喜びしているのは米国(選択という雑誌による)と医療ー巨大な製薬会社から大村博士が250億円の特許料を米企業からもらったことが示すようにーは米国の儲けどころである。TPPで国が企業の裁判に負けたら、賠償金を払わされ、薬剤は上がり日本の皆保険は崩れ去る。マレーシアではこの条項を明白にするというが、日本では安倍氏は国会を逃げているように海外を巡っている。説明がない。管理人さんには申し訳ないがTPP反対と言っていたこの首相二枚舌の持ち主だ。
中国の南沙に興味をひかれ過ぎて、日本の制度をゆがめられないか気をつけなくてはいけない。安倍氏は完全に米国に手綱をひかれているから。