中国様も憲法9条守って!

皇紀2675年(平成27年)7月23日

 http://www.sankei.com/world/news/150723/wor150723……
 ▲産經新聞:【中国ガス田開発】写真公表に中国反発「日本はことさら対立つくる」 「管轄権の範囲内」と主張

 これは、微笑みながら「仲良くしましょう」とこちらに近づき、いきなり殴りかかっておいてこちらが殴り返したら「あなたは好戦的、暴力的だ」「私があなたを殴るのは私の権利」などと吐き捨てるようなものです。

 目下安全保障に関するたとえ話はやり玉に挙げられるわけですが、中共の東支那海や南支那海での所業を見てもなお、報道番組で「話し合って共同開発するとか」なんぞと無気力、無思考、無批判ぶりをあけすけにするコメンテーターがいます。

 もちろん、いきなり「日中戦争の開戦もやむなし」と断じて何ら論じないのもお話になりませんが、ありえないことを話してギャランティーを稼ぐのなら「君が中共へ行って話をつけてきなさい」と言いたくもなるものです。

 一体中共共産党を何だと思っているのでしょうか?

 問題なのはわが国のほうでしょう。これほどあからさまな「資源泥棒」「約束破り」に対して今に至るまで何もできていません。

 その原因が何なのか、国会周辺で「安保反対」「憲法守れ」を叫んでいる人たち自身が憲法問題を正しく理解しておらず、安全保障の議論が法律論に終始している非常識に全く気付いていないのです。

 彼らが守るべきとしている憲法が、日本共産党の野坂参三帝國議会衆議院議員(当時)ですら「こんなものは占領憲法だ」と非難したものであることを「九条、九条」と唄って叫ぶ学生たちは知っているのでしょうか?

 私たちがこの体たらくだからこそ、中共が戦火の種を撒いて歩いて平然としているのです。これこそ世界平和の敵ではありませんか。

 大切な平和を守るために「売られた喧嘩は買う」のではないのですか、山口二郎先生?

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『中国様も憲法9条守って!』に5件のコメント

  1. Ray:

    遠藤様のBlogに御迷惑をかけたくないので
    内容不適格でしたら掲載しないで下さいませ。

    「9条9条」と騒いでいらっしゃる人々を見るにつけ
    思っていたことです。

    戦争は当事国両方に深い傷を残すのは間違いないと思います。
    もちろんどんな外交手段を取っても回避すべきだと思います。
    しかし、「自分が安全運転をしているからといって
    交通事故に巻き込まれない可能性は無い」例えと一緒で
    相手が無謀運転であればそのリスクは高まります。
     
    日本人が過去の戦争から学んだことは
    戦争を仕向けるように追いつめない
    戦争は自ら仕掛けない
    戦争になれば必ず勝たなければならない
    この3つなのではないかと私は思うのです。

    そう感じながら
    安倍総理の演説や説明を拝聴していますと
    何度も仰っている
    「主張するときは国際法にのっとって主張すべき」
    「武力の威嚇や力による現状変更は行ってはならない」
    「問題を解決する際は平和的に国際法にのっとって解決する」
    この三原則こそが戦争を回避する唯一無二の手段で
    全世界が守らなければならないルールです。

    日本の9条は
    「御愁傷様」くらいにしか思われていません。

    「戦争になれば必ず勝たなければならない」
    日本ではタブーでしょうが、世界では当りまえですよ。 

    日本人も冷静に直視する時が来ただけのことだと
    思えて仕方ありません。
    右だ左だと分裂していてどうするのでしょうかね?
    戦争法案なわけがありません。
    私は、その時には2度と負けたくないと思っています。

    こうして私が自信を持って言えるのは
    日本が共栄共存の世界平和をどの他国よりも望み
    尊重していると身を以って知っているからです。
    日本人だからで、9条があるからではありません。

    歯痒いのは…
    日本独自の憲法が無いこと。

  2. AD:

    暫く忘れられていた東シナ海の日中中間線の「中国ガス田開発」。

    このことが起こった頃、中国は掘削設備を作っても日本は中国との摩擦を避けようと強く反発をしなかったわけですが、中国は地底で繋がっていると思えるこの中間線の中国側でどんどんと盗掘していたわけです。

    政府もそうですが、日本のマスコミもこの事をあまり公にしてきませんでした。
    それこそが中国に対しての「配慮」というものです。
    どうも「配慮」の必要がないのに「配慮」という自主規制が日本では続いています。

    今回、南シナ海で中国が軍の基地を堂々と作り出し、尖閣諸島では相変わらず中国公船が出没している状況、そこでガス盗掘のプラットホームの数がどんどん増えてきて、しかもそれの利用をこれから軍事的なものにする危険性も出てきたということで公にしたということでしょう。

    だから、この中国のプラットホームに向かい合わせで日本も掘削のぷラットホームを作るべきでしょう。
    そしてガスを日本も吸い上げるということと。
    中国が軍事的な施設とするなら日本の方も対応した設備を作るべきだと思います。

    少なくても電波妨害ぐらいできるでしょう。

  3. AD:

    Ray:さん

    丁度近くに書かれていたので一部さてそれはどうなんだろうという反論とはいいませんが、ひっかかりだけ書かせて頂くと。

    戦争は勝つべし
    これがまず絶対的なものです。

    次ぎに
    >右だ左だと分裂していてどうするのでしょうかね?
    とここです。

    左、右と分かれているには根拠があるということと、
    左右に分かれているからこそ、左の動きに右が対処しなければならない事情があると言い換えることが出来るのではないでしょうか?
    あの村山富市、河野洋平、いくらでもこういう左がいるところで、
    左右と言っている時ではないはないでしょう。
    狂った左があるから、それが一番の問題でそのことに無駄な労苦を強いられているというのが現状でしょう。

    と思いますね。

  4. Ray:

    AD様
    私にまでコメントを下さってありがとうございます。
    私は今、沢山見聞きして勉強させて頂きたいと思っています。
    戦争はNO!!とは溢れているのですが、NO!!だけど現実に起こったらどうなるのかと…
    >>「戦争は勝つべし」なんですね。

    >右だ左だと分裂していてどうするのでしょうかね?

    私達がこう思うのと同じくらい違う思いの方々もいらっしゃるでしょう。
    狂った左と言えば、狂った右などと言われてしまう。
    私は、現状のその先の想像力に欠けていていますので
    ストレートには書けませんでしたが、
    理解し難い方々に投げ掛けた問いですので誤解しないでいただきたい。

    本来ならば遠藤様にご迷惑のかからない様に各自のBlogでやり取りすべきなのだと思いますので
    最初で最後にて失礼させて頂きます。

  5. 遠藤 健太郎:

     皆さん、いつもありがとうございます。

     Ray様、私は全く迷惑などかけられておりませんし、いろいろな意見が出て参考になったり、考えるきっかけになったりしますから、どうぞご遠慮なくお続けください。
     AD様もどうぞお気になさらず。