朝日も悪いがNHKが悪い

皇紀2675年(平成27年)3月23日

 シンガポール(星国)のリー・クァンユー初代首相が本日午前三時過ぎ、九十一歳で亡くなりました。星国民の皆様に、衷心よりお悔やみを申し上げます。

 さて、昨年十月に就任したインドネシア(尼国)のジョコ・ウィドド大統領が二十二日夜、初来日しました。ジョコウィ大統領は、東南亜諸国連合(ASEAN)域外ではわが国を初外遊先に選んでいます。

 彼は経済的に中共との関係を強化する一方、自立した海洋国家として就任わずか二か月で、中共の違法操業漁船を大量に拿捕、爆破するという手荒い取り締まりの方針を打ち出しました。

 そのため安倍晋三首相との日尼首脳会談では、主に海洋安全保障の協力関係強化を確認しあうことになります。亜州の平和と安全を守るために連携することはわが国の急務であり、外国はおろか私たち国民や自衛隊員にも説明がつかない法解釈の拡大変更ではなく、日本国憲法(占領憲法)の在り方を真剣に議論する必要が私たちにあるのです。

 http://www.sankei.com/affairs/news/150323/afr150323……
 ▲産經新聞:結城さんが手記 朝日記者の怒声に「ショック…」 国際報道部長が謝罪「重く受け止めおわびします」

 報道企業は取材をしたいし、被害者がどのような精神状態かは分かりません。取材を受けて意見を述べたい人もいれば、そっとしておいてほしい人もいます。

 テロリズムの被害者となった陸上自衛隊三等陸佐の結城法子さんの手記は、在チュニジア大使館の恐らく三等書記官あたりが大声で取材許可を要求する朝日新聞社記者をいさめた場面を記しながら、一方でNHK(日本放送協会)が勝手にインタヴューの内容を放送していたことを明らかにしているのです。

 ひょっとすると、被害者の肩書が陸自隊員だったことで「(民間人に比べて)配慮の必要はない」という驕りがNHKや朝日にあったのではないでしょうか。

 しかし、彼女は私的にお母様と旅行に出ていたのであり、現に大使館員が取材を制限してくれたことに感謝し、朝日記者の怒声に「ショックを受けた」と述べています。そっとしておいてほしいという取材対象者がいる場合には、その事実を書けばよいのです。それで私たちは分かります。

 この手記は、恐らく結城さんが陸自隊員としての責任を感じてひねり出したものに違いありません。一日も早いご回復を祈り、心よりお見舞い申し上げます。

【追記】防衛省からもたらされた情報では、結城三等陸佐は海外渡航承認申請書を提出しないままチュニジアに出かけたようです。渡航申請は私的な旅行でも自衛官に課せられており、手記の全文には「何を話したか覚えていない」といった危険な部分もあることが分かっています。辛い思いをされたのに酷なようですが、これは彼女が医官として勤務しているとはいえ自衛官にあるまじき行いです。

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