私は平和賞が欲しかった…

皇紀2674年(平成26年)10月11日

 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE10H0X_Q4A011……
 ▲日本經濟新聞:首相、マララさんの訴え「世界中に勇気」 ノーベル平和賞で

 うわ~ん! 平和賞、欲しかったですぅ~!

 ノーベル賞で、明確に唯一莫迦でももらえる、或いはもらった人間のほとんどが後ろ指をさされることで知られる平和賞の受賞者には、いわゆる「非核三原則」で「米国に持ち込まれているのに」と失笑を買った佐藤栄作元首相や、朝鮮半島南北対話の道を開いたとされながら「南北利権で賞まで強奪」と揶揄された韓国の金大中元大統領、演説にて「核のない世界」と言っただけでいまだ大量核保有をやめない米国のバラク・オバマ大統領らがいます。

 占領憲法(日本国憲法)第九条を「守ってきた日本国民」という選考委員会のエントリーは、まさに授与することで「莫迦でももらえるよ」を大宣伝する絶好の機会になるはずでした。

 もらえるものなら欲しかったです。世界中から占領憲法であることを嘲笑されながら、日本国民は莫迦だ、と。受賞を逃し、せっかくの憲法に対する国民的意識開眼の機会まで失ったようなものですから、平和賞を目指す「市民団体」の皆さん、がんばってください

 はっきり申しておきますが、第九条の存在が北朝鮮による日本国民拉致事件を誘発し、交戦権が否定されていることで「戦争に反対する外交」もできないのです。

 これで平和賞がもらえるなら、村上春樹氏も文学賞がもらえるでしょう。

 ただ、インド出身のカイラシュ・サトヤルティ氏に加え、パキスタン出身のマララ・ユスフザイさんの平和賞受賞は、十月六日記事でも繰り返し申した「わが国の歴史認識に関する工作」の一方針として、安倍晋三首相がそうしたように過剰なぐらい称えておくべきです。

 信仰の問題もあり、民俗風習に他国が介入し、その価値観を力づくで変えようとすることは、まったく望ましくありません。マララさんの活動を煽った大人たちの存在を疑うべきです。

 しかし、ここで「女性が教育を受けるのは当たり前だ」と思っている私たちがこの受賞を批判しても、得るものは何もありません。つまり、中韓連携の「慰安婦騒動」に迎合した欧米言論も、そもそもこの程度の感覚なのです。

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『私は平和賞が欲しかった…』に1件のコメント

  1. 小嶋幹生:

    遠藤健太郎さま。ご無沙汰しております。
    兵庫県宝塚市の朝鮮人元慰安婦への政府謝罪と賠償を求める意見書の撤回活動ですが、おかげさまで、10月8日をもって、先の意見書を無効化させる議案が可決されました。
    遠藤様のブログにて取り上げて頂いて以降、多くの方が活動に参加下さいました。
    宝塚市への抗議。撤回を求める署名などは、議会における「撤回やむなし」という空気を作るのに大いに役に立ちました。
    今後は、反日決議の中心となったグループや市議の方々に、来年4月の統一地方選挙にてしかるべき審判を受けていただくべく、この問題を広報していきたいと考えております。

    この度は、多大な御協力を頂きましたこと、宝塚市民として日本国民として感謝申し上げます。

    ありがとうございました。