中川昭一と小沢一郎の差

皇紀2674年(平成26年)9月7日

 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/09/04/……
 ▲朝鮮日報(韓国):国民大、小沢一郎氏に名誉博士学位を授与

 民主党の小沢一郎幹事長(当時)がいわゆる「売国講演」を行なったことで知られる韓国の私立・国民大学校は四日、その講演者に政治学の名誉博士学位を授与したそうです。

 小沢氏は、現在の日韓関係を異常と認識し、その責任を安倍晋三首相に厳しく問うていますが、対話を拒否して異常事態を招いているのは朴槿恵大統領であり、盧武鉉元大統領でさえ躊躇した島根県竹島への不法上陸を断行し、天皇陛下を侮辱して致命的に関係を悪化させた李明博前大統領の責任に言及しないのは、政治家として外交の均衡感覚を欠いています。

 韓国からどこかの事務総長になった方も、某米紙に「世界中で名誉学位を収集して歩いているだけ」と非難されましたが、韓国の大学で初めて講演した日本の政治家は、その内容が「反・親日(売国)」というだけで学位が取れました。おめでとうございます。

 日韓併合条約締結による現地改良の皇民化政策と、武力侵略による現地収奪の植民地政策との違いも分からない小沢氏が、国民大で「本当は経済学より歴史学に興味があった」とは、一体どこの国の国策的国史教育にご興味がおありだったのやら

 本当にこの人ばかりは、訪韓したままわが国に再入国しなければよいのに、と思います。

 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140905/……
 ▲zakzak(産經新聞社):安倍首相激白 “石破の乱”、習主席メッセージ、朝日誤報…単独インタビュー

 わが国のどこを見て「景気は回復軌道に乗っている」などと断言しているのか怪しいことこの上ない安倍首相ですが、とても懐かしい優れた政治家(故人)の名を挙げ、朝日新聞社による大誤報問題を語っています。その名は、中川昭一元財務相です。

 中川氏が、いかに朝日らによる「根拠薄弱極まりなかった『右翼妄言』攻撃」に立ち向かい、果敢に日韓対立の原因を取り除こうとしていたか、安倍首相は丁寧に話しています。

 本当にこの人ばかりは、ありえぬことと知りつつも黄泉(よみ)がえってくれないものか、と思います。いえ、私たちが氏の意思を蘇らせることはできるのです。

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『中川昭一と小沢一郎の差』に3件のコメント

  1. mikiowing:

    遠藤健太郎さま。はじめまして。小嶋幹生と申します。

    ブログの内容、大変、勉強になります。中川昭一氏が亡くなられたときは、私もショックを受けました。
    アジア情勢をはじめ、農政にも外交にも経済にも確固たるポリシーを持った方でした。

    氏が亡くなる一つの原因が、第1次安倍内閣における「イタリアでの酩酊会見」であったと思います。
    氏の体調不良を「酒に酔った会見」と散々報道し、氏の名誉と安倍内閣の支持率を奪われました。

    当時は、左派メディアによる政権攻撃が大変激しかった時期でもあります。

    その平成20年に、左派勢力が優位だった宝塚市議会にて、従軍慰安婦への謝罪・賠償要求の決議が行われました。

    この決議を皮切りに、全国の42自治体が従軍慰安婦への謝罪を求める意見書を政府に送りつける事態となっています。

    この宝塚市の決議を撤回させるために、現在、請願・署名サイトに決議の撤回を求めるキャンペーンを立ち上げました。
    http://blogs.yahoo.co.jp/mikiowing/16673994.html

    請願サイトでの御署名・情報拡散に協力いただけないでしょうか。

    保守言論人の遠藤さまに、不躾なお願いで、大変に恐縮です。

    何卒、ご助力のほど、よろしくお願い申し上げます。

  2. miku:

    中川氏の実像を知ったのは
    恥ずかしながら、ごく最近です

    それまでは酩酊会見を見て
    「なんだ!コイツは!!」
    とマスゴミの思うままにコントロールされ、激怒しておりました

    今となっては本当に申し訳ない
    B層そのものだったと深く反省しております

    この方の何をもおそれぬ愛国心
    それゆえに粛清されてしまったのかと・・・
    残念の極みですが

    遠藤さまのおっしゃる通り、
    我々が引き継ぐのが
    せめてもの供養になればと・・

  3. naga:

    毎日のブログ更新おつかれさまです。
    思いがけず中川昭一というお名前を拝見し、コメントを残したくなりました。

    「歴史教育のために先頭に立って戦った国会議員だった」
    「こういう問題は、議員としてはリスクが高いが、中川さんは常にこういう仕事を引き受けてくれた」
    「まさに歴史観や国家観で一切妥協しない人だった」

    安倍首相と安倍政権については期待半分・懐疑半分という感じで見ていますが、安倍晋三氏のこうした言葉は支持しますし、だからこそまだいくぶんかは期待しているようなものです。

    私は保守政治家と評される方々に時おりかいま見られる「血気盛んな”だけ”のご様子」を拝見すると内心ウンザリしてしまうような冷めた人間ですが、中川昭一氏のことはまったく別です。それは7年前から変わっていません。
    かつて送った稚拙な言葉や失礼な文章が結果的に中川氏に悪い影響を及ぼしたのかもしれないと考え続けていますし、もしそうであればあまりにも申し訳なくて、自分はどうしたらよいのかがいまだにわからないでいます。

    これ以上は書けませんが、このコメント欄をごらんになったかたには、かつて中川昭一という政治家がいたことと、当時氏を失脚させるために本当に酷い手口が使われたこと、そしてそれに加担した人間が今でものうのうと生き延びていることをずっと覚えていてほしいと願っています。