朝日新聞の誤報と現実問題

皇紀2674年(平成26年)8月7日

 http://www.asahi.com/articles/ASG7L71S2G7LUTIL05N.html
 ▲朝日新聞:「済州島で連行」証言 裏付け得られず虚偽と判断
 http://www.asahi.com/articles/ASG7X6753G7XUTIL053.html
 ▲朝日新聞:慰安婦問題の本質 直視を

 ついに、朝日新聞社がいわゆる「『従軍』慰安婦」報道の出鱈目を認めました。しかし、同日配信の別の記事には、なおも「日本軍兵士らの性の相手を強いられた女性がいた」「慰安婦として自由を奪われ、女性としての尊厳を踏みにじられた」と書いており、韓国から中共へ、そして欧米へと伝播された「性奴隷」というとんでもない「反日」用語の使用を、あくまで維持させようという意図が明け透けです。

 これまで、多くの有識者が慰安婦報道に対する検証に取り組み、韓国人の複数証言を得て「従軍や強制、或いは奴隷化といった事実はなかった」と書けば、それらはすべて「日本右翼の悪しきたくらみ」「人権感覚の欠落」「ただの嫌韓」などと徹底的に誹謗中傷されてきました。

 本来事実の確認に思想の左右など関係ありません。朝日新聞社らは、一見「日韓友好」を願うよう装いながら、現実には彼らが誤報をばら撒いたために、日韓関係が修復不能なまでに悪化、中韓の接近を誘発し、日米韓の安全保障体制が瓦解し始めたのです。この責任をどうとってくれるのですか?

 くしくも、朝日新聞社が虚偽報道を認めた日、米国で七番目の「慰安婦像」が韓国人団体の主催で除幕式を迎え、慰安婦を題材にした鮮烈な舞台演劇まで公演されました。女性の体に有刺鉄線が巻きつけられ、血まみれにされた像が与える印象と史実は、あまりにもかけ離れているのです。

 私たちは、朝日新聞社が誤報を認めても変わらない現実と立ち向かわなければなりません。在米日本人団体が像の撤去を求めて連邦地方裁判所(カリフォルニア州)に提訴しても、棄却されてしまったのです。

 五月一日記事で申した「ナイラ証言の再現」が、まさに慰安婦問題捏造事件であり、私たちは全世界を巻き込んで、私たちの過去・現在の家族全員の人権を取り戻さなければならないのです。

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