在日ウクライナ大使館が…

皇紀2674年(平成26年)7月12日

 https://twitter.com/UkrEmbassyJ
 ▲twitter:在日ウクライナ大使館

 在日ウクライナ大使館が、かなり物騒なツイート(つぶやき)を公開しています。露国のウラジーミル・プーチン大統領を莫迦にしたような内容が常態化していますが、これもその一環でしょうか。

 問題のツイートは、八日から突然始まりました。
 

 お読みいただければ分かることですが、ここで登場する「空母『ミストラル』」とは、露国が自国建造を断念した経緯のある仏国海軍のミストラル級強襲揚陸艦のことでしょう。仏露間で購入契約が成立している「ヘリコプター空母」とでも申したほうが分かりやすいかと思います。

 また、クリル諸島というのは、国際法上わが国に帰属する北海道千島列島のことであり、日露講和が締結されていない現状で露国の占拠下に置かれ、ゆえに安倍晋三首相はプーチン大統領との首脳会談を重ねてきました。

 さて、在日ウクライナ大使館のどなたがツイートされたのか存じませんが、菅直人民主党政権下で北方領土奪還の軍事作戦が立てられたとし、露国がそれに軍事的対抗を試みようとしていたというのです。そんなわけがないでしょう!

 翌日になって、私たち側の抗議を受けてお詫びツイートが始まり、大使館はとんでもない言い訳を始めました。露国の雑誌から引用したものだというのですが、いちいち情報が不正確なので、とても信用できません。

 私たち日本国民の対露感情を悪化させようという低級なたくらみは、暴力によって成立したウクライナ現体制への不信感を残してつぶされました。在日ウクライナ大使館の公式ツイッターを読む際には、まず「疑ってかかれ」ということです。

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