中山元文科相の憲法論

皇紀2673年(平成25年)5月5日

 本日は旧暦の「端午の節句」に由来するこどもの日です。端午の起源は楚(そ)にあり、わが国にも伝わりました。

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 https://twitter.com/nakayamanariaki/status/33005……
 ▲Twitter:中山なりあき 五月三日

 旧太陽の党(日本維新の会)の中山成彬元文部科学相は三日、自身の「ツイッター」に、憲法に関する持論を書き込みました。

 そこには、まず「自主憲法制定論者」であることを断った上で、「アメリカが押し付けた憲法を日頃反米の人が擁護するのが面白い。平和憲法と誰が名付けた? 護憲と唱えて平和が守れるならこんな幸せな事はない」とあります。

 正確に申せば、わが国では大日本帝國憲法だけが「自主憲法」と呼べる唯一のものであり、既に制定され、桑港講和条約の締結と発効という事実をもって今も有効であることが確認出来るはずです。

 さらに、米国が主導するあらゆる戦争に巻き込まれる危険性を、在日米軍基地反対運動などでも高らかに謳う「平和運動」を装った破壊活動団体(テロリスト)だけではなく、米国との対等や自立を訴える保守論壇でさえ、なぜか占領憲法(日本国憲法)の存在を擁護してきました。

 この存在の擁護なくして「改憲」などありえません。しかし、一方で「改憲」に反対してきた連中が、中山代議士ご指摘(同日別のツイート)の通り、仕掛けられる戦争に全く対処出来ないまま政府が国民を見殺しにする危険性を直視しないのです。

 私たち日本民族がこの四つの島の中で便利に暮らしていられるほど、世界は「平和」や「無抵抗主義」が通用しないという哀しく、腹立たしい現実が横たわっています。領土強奪や国民拉致の平気な中韓朝といった存在がそれです。

 わが国で憲法論議が盛んになるのは結構なことですが、いつまでも話し合っていたいだけの「改憲保守」には到底つきあいきれません。改憲前から「自衛隊は合憲であり、集団的自衛権の行使も可能に出来る」などと言うのなら、そもそも改憲の必要などないではないかという疑問にさえ答えない「全ての後ろめたさ」で、もうこれ以上わが国を危機にさらせないのです。

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『中山元文科相の憲法論』に4件のコメント

  1. 普通の日本人:

    日本国憲法(昭和21年大日本帝国憲法改正行為で出来たとされる)は、そもそも共産党の野坂参三氏が指摘したように、帝国憲法の第73条により、(天皇の御意志とは到底思えない)天皇の発議した憲法改正案を国会で修正した時点で73条に違反したのであり、その時点で無効なのです。(発議案を国会で修正した時点で、最早、天皇の勅と言えるものでは無くなった。)また、占領時という時期に憲法の改正がそもそも出来る筈が無い。(摂政であっても、改正不可という75条の条文は変局時での改正が不可能という趣旨で、帝国憲法にたずさわった伊藤博文公がそう解説している。)

     ところで、改正論者の谷田川惣氏の「手続き違反は繰り返し述べているとおり、実定法学の範疇なので、手続き違反そのものが憲法無効を導くことはできない。(彼のHPより引用 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ytgwo/minamideronrihatan.html)」なるものは、法学部を出ているにしては、お粗末なお話で、これが罷り通るのなら、どんな無法でも罷り通るでしょう!

  2. ニック:

    危険憲法には辟易します。
    朝日新聞の様な
    反日カルト原理主義者
    にも辟易します。

  3. 愛信:

    真実を緊急拡散:中国政府が、生物兵器作りに成功
    http://zaitokuclub.blog.fc2.com/blog-date-20130505.html

    英国インデペンデント紙(British Press AwardsのNational Newspaper of the Year受賞歴のある新聞社)の記事:
    米国ミネソタ大学の権威ある 「感染症 研究・政策センター」: CIDRAPの情報
    http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/bt/bioprep/news/may0213h5n1.html
    台湾シェアNo.1の自由時報ニュース:(生物兵器作りを主導する、中国人女性研究者の写真付き)
    http://beta.ltn.com.tw/news.php?no=676196&class=paper&category=focus

    尖閣諸島の侵略を開始した支那は秘かに人民解放軍の兵士を日本へ送り込んでいた、核弾頭を配備して
    日本の大都市に狙いを定めている。 食物兵器により日本人の健康を害する作戦を展開している。 
    今回の記事では空気感染する生物兵器の開発に成功したとの事。 反日売国テレビ局・マスコミはこの事を
    日本国民に報道しないと考えて自分の目と耳でしかっりと確認して下さい。 これから、日本が支那朝鮮に譲
    歩する事無く対抗していく為には、反日売国テレビ局・マスコミに対して今までのような生ぬるい対処の仕方
    ではだめである。

    詳細は
    【マスコミ隠蔽の掲示板】最新版
    http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj4.cgi
    【マスコミ隠蔽のタイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。

  4. 読者:

    中山元文科相の御指摘のとおりですね。
     私もかねてから思っていたのですが「反米の護憲」と言うのは本来全く成り立たない滅茶苦茶だと思うのですよ。これが「親米の護憲」か「反米の改憲」なら矛盾はないのですが。
     さて現在、TPP問題に関して保守派の間で議論が交わされています。どうも一部では深刻な内紛になっているようですが、私とて加盟には大反対です。取り返しのつかないことになりますから。
     しかし今になって急に「安倍首相に裏切られた!」と騒ぎ立てている保守ブロガーには「今更何を…」と思ってしまうのです。
     自民党は「自主憲法制定」を党是として発足しながら長年、真剣に取り組んでは来ませんでしたね。解釈改憲という最悪の形で逃げてきました。こんな事だから特亜直結のカルト教団に命運を握られてしまうのですよ。
     すべては党是を投げ捨てて最も重要な問題から逃げてきたツケとしか言いようが無い、と言わざるを得ません。
     この問題について自民党結党間もない頃からの以来の生き証人が、重要な指摘をしています。参考ブログをご一読頂ければ幸いです。