変な内閣と必死の中共

皇紀2672年(平成24年)10月3日

 http://sankei.jp.msn.com/world/news/121002/chn12100222320016-n1.htm
 ▲産経新聞:海保を「右翼」と表現 中国、監視船進入認める

 野田第三次改造内閣は一日、天皇陛下の認証を賜って発足しました。少しでも気を緩めると辛らつな表現になって再び皆様からお叱りの言葉を頂戴することになりますので、これまでお名前を伺ったこともないような方々や田中眞紀子元外相が文部科学相に就任したことについて、一切の指摘はいたしません。某省職員から面白いことを聞いたのですが、またぞろその内容の核心となる表現が「下品」なので……。

 ただ、油断しておりますと「副大臣」人事に驚嘆させられることは間違いありません。党内分裂ならびに離党者続出回避の人事であることはすでに多くの評論家が指摘している通りですが、内閣府副大臣に白眞勲参議院議員が就任しました。いわゆる「民団対策」でしょう。民主党最後の内閣は、総選挙を前にして「あちら」に向け必死に呼びかけているようです。

 必死と申せば、中共外交部と国家海洋局がわが国の第十一管区海上保安庁について「右翼人員」と吐き捨てたことも同様でしょう。これは異例の度を越えており、わが国政府が彼らに撤回と謝罪を要求しなければならないものです。

 何度も解説申し上げてまいりましたが、人民解放軍は外交部らに対する攻撃を特に昨年から激化させており、共産党内の権力闘争を大いに巻き込みながら政府幹部らの発言に影響を与えています。

 そうして彼らは、私たちに向けて「海保は右翼だ」「軍備っぽいものはすべて右翼だ」と語りかけてきました。今回の発言は中共内部で「私たちも必死に日本を攻撃している」と見せつける目的の一方、わが国で報じられることを前提に日本国民の意識に或る種の印象を植えつけようともしているのです。

 しかしながら、もうあまり効果はないでしょう。沖縄県の在日米軍普天間飛行場を取り囲んでいる人たちには「言葉」を与えるかもしれませんが、もはや多くの国民の心を動かしません。それほど中共や韓国政府の行いは「領土・領海侵略」の度そのものを越えてしまったのです。

 そのことに両国が気づいていないはずはありません。韓国政府はすでにわが国世論のあまりの怒り様にはっきりと調子を下げ(トーンダウンし)ました。それでも中共政府は、共産党の党是が「抗日」であることを前提としても、下げたくても下げられないほど病み始めたのです。

 石垣市尖閣諸島をめぐって起きていることは、わが国の危機ではなく中共存続の危機であり、変な内閣がつまらないことを言ったりやったりしないうちに真っ当な政権を私たちが見極めてその発足を急がせましょう。今、私たちが見極めていくのです。

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『変な内閣と必死の中共』に2件のコメント

  1. allco:

    追い詰められた左翼定番の革命ごっこを始めるようだ。

    これは政権維持の為の左翼定番の「革命委員会」構想です。

    選挙妨害で対立候補を逮捕します。

    そんな事・・と思うかも知れませんが、世界の歴史では多発して居ます

    左翼の権力欲は酷く浅ましいのです。

    似非人権擁護制度は、この得体の知れない 「妖語」を使って、

    具体的に日本人を支配しようとする悪企みです

    犯罪人の動機分析よりも「目的と被害」が重大ですから、
    決して甘く見てはいけません。
    「選挙で大敗が必至なので、選挙運動に干渉するつもりです」

    権力を離したくないから。

    日本史上最低の政権だ。

    しかしそれを選んだ国民も最低だ。

    国防は無条件即時に必要。
    再軍備に反対しているのは左翼や敵だけではない。
    国内の犯罪勢力も再軍備に反対している。
    日本の子供があぶない。国民投票を急げ。

  2. ぴんかん:

    韓国という国は狡賢い個性の国です。
    韓国のトーンダウンは別に褒められたものではなくて、「日本に一発ガツンとやってやった」。
    ちょっと想定以上に日本の反発が大きい。
    経済的損失が心配だ。
    「実行支配」をしているのは韓国だ。
    別に島が取られるわけではない。
    こんなところでしょう。
    韓国の腹のうちは。
    – 肝心なことは日本は竹島奪還に手を抜かないことです。

    中国は例えれば強盗だとかやくざだとかが国をやっているというのが個性だ。
    そんな国にまともな国として対応することはない。
    -肝心なことは。
    中国とは全面的に対峙して一歩も引かないこと。
    「尖閣諸島」の実行支配をどんどん形にしていくこと。
    軍備を充実させること。