戦没者を「差別」する首相

皇紀2671年(平成23年)8月7日

 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110806/……
 ▲ZAKZAK(産經新聞グループ):バチ当たり!“KY菅”被爆地で延命パフォーマンス

 昭和20年8月6日に廣島市、9日に長崎市へ米軍が原子爆弾を投下し、私たちの先人を大量虐殺したことを忘れないための「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」にわが国の内閣総理大臣が出席するのは当然だと思いますが、ではなぜ過去の戦争で戦場に赴き、命を落とされた先人たちの尊い犠牲を忘れない(その御霊を招魂する)ために靖國神社へ参拝しない内閣総理大臣がいるのでしょうか。

 靖國神社への英霊の合祀が既に選別されている現状や、厳密に言えば式典への出席と招魂社への参拝にはその性格の違いがあるにせよ、民主党の菅直人首相は明確に靖國神社への参拝を全閣僚に禁じた上、千鳥が淵戦没者墓苑にだけは行き、平和祈念式典には出席し、あろうことか「被爆」と「被曝」の違いを混同させるような挨拶を延々としました。

 菅首相や江田五月法相、或いは仙谷由人官房副長官のような左翼活動出身の政治家たちは、概して「人間の平等」を唱えていたはずです。彼らの頭の中では、現世生きている人間だけが絶対であり、亡くなられた方々に「(彼らなりの)平等」の文字はないのでしょうか。

 赤紙招集で私たちを殺しに来る敵と戦い、亡くなられた方々は、まさかのちの世でその政府・内閣の最高責任者に無視されるとは、夢にも思っておられなかったに違いありません。

 産經新聞社は、菅首相の演説内容を指して、或る種宗教的に「バチ当たり」と表現していますが、敢えて何が罰当たりかと申せば、神道(宗教ではない)に基づき招魂社として設けられた靖國神社に参拝しないことです。

 私たちは今、先人たちに成り代わり、そのような政党や政治家と戦わなければならないのです。

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