韓国の味方はしなくてよい

皇紀2670年(平成22年)11月27日

 北朝鮮が韓国の延坪島を砲撃したことで、菅直人首相をはじめ、にわかに日本国内では「韓国の味方をしよう」と言う声が特に保守派の中から上がっているそうですが、一般論として、砲撃の事実に加えて幾人もの日本人を拉致したような北朝鮮の味方など到底出来ないにせよ、あまりに短絡的に過ぎないかと指摘しておきたいのです。

 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1126&f=politics_1126_011.shtml

 ▲サーチナ:竹島問題で「日本を孤立させよ」…韓国国会で中ロとの連携主張

 http://www.fnnews.com/view?ra=Sent0801m_View&corp=fnnews&arcid=0922155263&c……

 ▲韓国フィナンシャルニュース:国会独島特別委“領土紛争、日孤立戦略を”(韓国語)

 23日に砲撃された韓国の国会で、25日にこのような提言をするということは、韓国は一切日本の支持も支援も必要としていないということです。これは沖縄県石垣市尖閣諸島北海道国後島への日本政府の対応が招いた当然の悲劇とも言えましょう。「友好」が聞いて呆れます。

 ですから私はかねてより、好戦的な国々に囲まれた日本が尊い平和を守り抜くには、戦争を未然に防ぐ強い外交(情報力と工作力)と戦争に耐えうる軍事力と資源・食糧自給力を保有せねばならないと主張し、皆様のご理解を求めてきました。日米友好を前提としても、対米従属と謝罪外交がこれらの国々との友好関係樹立を阻んできたのです。

 そもそも支持くらいならばともかく、軍事的支援を求められても現下の日本政府に出来ることはありません。しようと思えば小泉純一郎元首相のような「占領憲法の極端な解釈改憲」という希代の出鱈目を犯すしかないでしょう。しかし、それは日本という国家を傷つける行為に過ぎないのです。

 http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111801000945.html

 ▲共同通信:竹島観光の日本人は47人 05年からの韓国公式統計

 島根県隠岐郡隠岐の島町竹島だというのに、なぜ日本人が韓国からしか訪問出来ないのですか。この何度となく発してきた問いに、未だ日本政府自身が行動をもって答えないのはなぜなのでしょうか。

 いたずらに対立を煽ることには反対してきた私ではありますが、菅首相にせよその背後に妙な存在を感じるほど、今回の「韓国応援」の主張は「台湾の民進党応援」に共通する自堕落をあらわにしており、日本民族としての確固たる意思も戦略の思考も感じません。

 実は長い休戦状態で「戦時下の焦点」がぼけてしまった韓民族のように……。

この記事の関連動画

 http://www.youtube.com/watch?v=5jNkCQUCvZg

 ▲自民も民主も日中コンサルにS氏 (7:21)

 http://www.youtube.com/watch?v=-051xUf97R8

 ▲自衛隊を米軍の傭兵にさせておくな (5:38)

 遠藤健太郎講演会より 10月24日名古屋

第6回『真正護憲論公開講座』愛知大会

 「錦の御旗 けんむの会」からのお知らせです。

 http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/60447097.html

 世界遺産吉水神社の佐藤一彦宮司が頑張っておられます!

▼北方領土の哀しい歴史を忘れるな!

映画『氷雪の門』オフィシャルサイト

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『韓国の味方はしなくてよい』に3件のコメント

  1. ストリートマン:

    何で「卒先」して韓国を助けるのか?訳が判りません、自国も守れない国が厚かましい。

  2. 素浪人:

    小生が思うに、日本が恒久的に(それも永久とは限らないが)友邦たるべき国家とは、近隣に於ては、先ず台湾がある。かの国の問題は、現在の国民党が媚中政権に成り下がっていることだが、民度は韓国に比し高く、日本人への理解もある。何より、戦略的に中共と対峙する際の友軍だ。これを捨て、一地域とみなしている現日本国は、護国派の手で破壊されねばなるまい。第二に、アメリカがあるが、日本は、好むと好まざるに関わらず、かの国と、少なくとも表面上は、友好を保たざるを得ない。現在の日本の状況を見て、これに反対するのは、気違い左翼か、感情的な反米論者位であろう。何せ、連中が今まで世界・日本に対して行って来たことを忘れる訳には行かない。将来的には、駐留無き日米同盟に移行するのが望ましかろうが、それに際しても、決して敵対的に進めてはなるまい。その他に、東南東洋諸国・インド・中東諸国などがある。そして、はっきり言えるのは、国家と言うものは、近隣だから仲良くせねばならないなんて下らん坊主の念仏みたいな言葉に従う必要は、絶対に無い。日本にとって、その相手とは、シナであり、南北チョン兄弟であり、露助である。

  3. ストリートマン:

    ズ????と面倒ばかり見て来ましたからね。