台湾有事のなぜ、情報統制の末路
私の街頭演説や講演を聞きに来てくださり、ご声援を賜っていた方が先月二十三日、亡くなられていたことをご家族が昨日、知らせてくださいました。衷心よりお悔やみ申し上げます。
五月二十三日記事で航空自衛隊T4練習機の墜落事故について「或る方のご親戚が新田原基地の所属で『井岡、網谷両空尉の教官を務めた』と伺いました」と申しましたが、そう教えてくださったのがその方でした。
奇しくも八月二十三日は、私の誕生日だったのですが、どうも気分が優れなかったのは、虫が知らせたせいかもしれません。すっかり落ち込んでしまいましたが、何とか気持ちを奮い立たせ、本日もまいりましょう。
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最新動画【C国に抗議】実は共産党軍は日本と戦っていない?~日本改革党・せと弘幸候補
台湾の蔡英文前総統が昨日、来日しました。歡迎光臨!
李登輝元総統は、退任後に九回、わが国を訪ねられましたが、蔡前総統の訪日は、あくまで「私的」とのことですから、たとえそうでなくても中共(支那)共産党に難癖をつけられるいわれはありません。
実はこの前日、安倍昭恵さんが台湾の涂醒哲元衛生署長(保健相)、台日産経友好促進会の葉建揚会長、台湾高座友の会(元少年兵の子孫の会)会長の何敏豪元立法委員(国会議員)、台北市にある印太平洋戦略シンクタンクの矢板明夫執行長らと会談しています。
六月三日記事の冒頭で私は「台湾米を試食した」と申しましたがその後、台南市から台湾米が送り出され、涂元衛生署長らも台湾米をわが国(安倍晋三元首相の故郷である山口県や震災があった石川県など)へ贈る活動をしてくれており、昭恵さんが謝意を述べるなど交流を深めました。
その場で、先日の中共産党による歴史修正行事をめぐり、露中北の指導者が並んで軍事パレードを眺めた様子などから「恐ろしく感じ、世界がどのようなほうへ向かうか分からない」「日台の連携が非常に重要だ」といった話も出たようです。
想定される台湾有事を「無責任な扇動」と非難する対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動=反日)の左翼・極左は、一方で自衛隊の防衛力強化を「恐ろしい」「(中共と敵対するのではなく)日中の連携を」と言うくせに、東亜の平和を守るための日台連携を極度に嫌がります。
なぜなら彼らの叫ぶ「人権」「平和」は、全く口先三寸の戯言にすぎず、ただ中共産党や北韓(北朝鮮)の反日と共闘してわが国を貶め、壊してしまいたいだけだからです。
わが国は、むしろ台湾有事が起こらないよう防衛力を高め、中共産党の戦意をくじくためにあらゆる外交努力を惜しんではいけません。
中共にしてはいけない配慮ばかりする石破茂氏や林芳正氏、岩屋毅氏や村上誠一郎氏のような政権は、二度とお断りであり、二度と目にしたくないのです。
その中共に「人権」も「平和」もありません。人びとが自由に情報を得ることも発信することも叶わないからです。
行政権力が情報を統制してはいけません。ネパール(尼婆羅)共産党統一マルクス・レーニン主義派のカドガ・プラサード・シャルマ・オリ首相は、国民に対してSNSを禁止したため、国民的不信を大いに買って失脚しています。
わが国でも、自民党広報本部長の平井卓也氏がSNS上で参政党を追い落とすべく「相当消し込みにいってますから」と発言して大問題になりましたが、自民党がこのような左翼・極左のすることをし始めたのも、現政権打倒に大いに繋がりました。
その後、平井氏が「政権による言論統制」を否定し、虚偽の認識が拡散されているかのごとく被害者面を装いましたが、元デジタル相の軽率な発言が党に与えた影響を自覚できないようでは、政治家として完全に終了しています。
権力が言論、表現、情報を統制し始めたら、それこそ国家ごとおしまいです。自民党は、これら他国の惨状と顛末に刮目し、私たち国民に対する態度を改めなさい。