己が外国へ行って差別されて来い

皇紀2685年(令和7年)9月6日

 タイ王国(泰国)元首相のタクシン・チンナワッタ氏が四日、ドン・ムアン国際空港(バンコク都)から自家用機でドバイに向けて出国しました。当初は「シンガポール(星国)へ向かう」と公表されましたが、突如行き先を変えたことからも、またもや国外逃亡したと見られています。

 八月三十日記事で申したように、チンナワッタ一族の政権が三代にわたって崩壊した今、かつて不敬と汚職の罪を重ねたタクシン氏に、いよいよ最高裁判所が収監を命じる可能性が出てきたためでしょう。

 かつてタイ・ラック・タイ党(泰愛国党)の北京支部設置を中共(支那)共産党に許された「売国奴」は、とことん逃げる気です。わが国にも、逃げるしか能がない売国奴がいます。

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 それが現政権の石破茂氏です。報道された方だけを取り上げますが、既に麻生太郎元首相(自民党最高顧問)が総裁選挙の前倒し要求を表明し、読者諸氏お気づきかと存じますが現内閣で批判の対象としてこなかった数少ない閣僚のうち、鈴木馨祐法相(志公会)も石破氏本人に同じ要求を叩きつけました。

 また、参議院議員の有村治子党両院議員総会長も党幹事長に辞表を提出しています。石破氏に進退伺いしかしていない幹事長(森山裕氏)とは大違いであり、有村議員も志公会所属ですが「麻生元首相からの指示はない」とした上で「現状を看過できない」と明言しました。

 こうした衆参両院議員選挙の結果を受けた当然の党内の動きに、国賊の村上誠一郎氏や平将明氏ら「莫迦どものほうの」閣僚が批判の声を上げていますが、これまでの政権与党・自民党は、内閣支持率や選挙結果を真摯に受け止めて民意に沿った政権交代をしてきたはずです。

 それが「岸破森進次郎政権」になって機能として失われたなら、自民党そのものに退いてもらうほかなくなります。現政権を維持しようなどと企む者どもは、それがわかっていないのです。

宮城の村井嘉浩知事、外国人共生へ「日本人は海外で差別経験を」 土葬墓地「議論が必要」

宮城県の村井嘉浩知事は3日の記者会見で、外国人との共生について「日本人は一度海外で生活し、差別などを経験すればいい」との趣旨の見解を示した。また、自身が意欲を…

(産經新聞社:産経ニュース)

 わかっていないと言えば、宮城県知事の村井嘉浩氏も何て酷いことを私たち国民に向かって平然と言ってのける政治家でしょうか。一体どこの国の政治家ですか。

 私は二十代のころから、米国のほか東亜・東南亜諸国を訪ねています。その中で明確に感じた差別経験は、実は韓国での或る出来事でした。

 韓国人に対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)を吐かれたのではありません。在韓米軍の兵士たちに(黄色人種の見分けがつかないせいか)韓国人と間違われ、思いっきり「黄色いのが何でここにいるんだ」と言われたことです。

 一瞬で頭にきた私を同行の友人たちが必死に止めましたが、韓国人を莫迦にしながら韓国に駐在している米兵に対する不信を、今も忘れたことはありません。さだめし在日米軍兵も似たようなものだろう、と。これが日韓米関係の正体なのか、と。

 ところが、のちに「われわれ米兵は駐日を喜ぶが駐韓を喜ばない。なぜなら韓国人が米兵(特に黒人)に対して酷いからだ」と聞かされ、6.25戦争(朝鮮戦争)の経緯とは言え政策的共生は「強制」にしかならず、かえって差別と憎悪対立を生むと知りました。

 お互いが不幸にしかならない政策主導型共生の正体を、村井氏こそが知らないのです。私たち国民に「差別されて来い」などと言うような村井氏が外国へ行ってよく学びなさい。本物の差別の醜い何たるかを、身に染みて知る必要があるでしょう。

 元陸上自衛官の肩書が泣くような村井氏といい防衛相の中谷元氏といい、莫迦な政治家が多すぎるのです。村井氏の多選を粉砕すべく、参政党が次期知事選挙(来月九日告示・二十六日投開票)に公認候補を立てるよう求めます(参政党が適している理由は七月十八日記事を参照)。 

 まかり間違っても自民党の和田政宗氏では駄目です。

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