自民党は高市さんの案でいくぞ

皇紀2685年(令和7年)3月3日

 つくづく一日記事の冒頭で再度触れた「強者の交渉」を見るにつけ、米露両首脳のしたたかな狙いがわかります。

 米国のドナルド・トランプ大統領は、ウクライナの鉱物資源を獲ることに加え、米露関係を親密にすることで露中関係にくさびを打ち込み、米国を脅かす中共の影響力を削ぐつもりです。

 一方、露国のウラジーミル・プーチン大統領は、こうして欧(EU)米関係が悪化し、北大西洋条約機構(NATOの防衛力に穴が開くことを狙っています。それにプーチン大統領は、そもそも中共・共産党主席の習近平氏や北韓(北朝鮮)の酋長など初めから一切信用していません。

 そうして貧乏くじを引くのは、政権を労働党に譲り渡した英国と、まさに米民主党政権に追従した仏国と日本などの「ウクライナ支援組」です。左翼から中道へ政権交代する独国がどうなるかはわかりませんが、伊国のジョルジャ・メローニ首相以外の主要欧州首脳は、ただただ「米露同盟」を指をくわえて見ているほかないでしょう。

 ことほど左様に岸田文雄氏と石破茂氏の罪は重いのです。

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 ところで、中共といえば中日新聞社の報道にある某氏の参議院議員選挙(今夏実施予定)出馬断念の報ですが、擁立しようとしていた日本維新の会の公認候補者選定にはかねてより問題があり、党設立時の「客寄せパンダ」だった方は、この某氏の正体を知った上でとぼけているのか、或いは本当に無知でこう言っているのか、どちらでしょう。

 もともと「保守風味」の某氏が気に入らなかった無知なネット左翼層は、当然彼の立候補を非難したでしょうし、某氏の正体に気づいていた一部の保守層は、当たり前に危機感を隠さず彼を徹底批判したに違いありません。

 しかし、同じく正体を知っていた対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動=反日)活動家たちは、某氏の立候補に沈黙していたはずです。「莫迦なネット右翼層が彼を当選させてくれればよい」と企んでいたでしょう。

 ところが、その計略が思いの外狂ったのです。中共系日本人一世(帰化したばかりの中共人)だから問題があるのではありません。実は中共の対日工作員かもしれないから問題があるのです。「かもしれない」とか、まぁオブラートに包んで申しましたが、あまり日本人を舐めないほうがいい。

【独自】夫婦同姓「維持」6割超 無回答15人、賛否配慮か

 自民党都道府県連幹事長47人の6割超に当たる30人が、選択的夫婦別姓制度の導入に否定的であることが2日、共同通信のアンケートで分かった。6人が「現行制度(夫婦同姓)のまま」、24人が「夫婦同姓を維持しつつ旧姓の通称使用拡大などを進める」を選択…

(一般社団法人共同通信社)

 さて、共同通信社としては、一般の世論調査ではなく自民党を貶める目的でこのような形態の調査を意気揚揚と記事にしたのでしょう。「自民党は旧態依然とした政党だ」と。

 しかし、実態としては石破茂氏が選択的夫婦別氏(姓)制度の導入に前向きで、その石破氏の支持率が高かったとされる地方の支部連合会が意見を二分どころか制度導入を支持しないほうへ大きく傾いているとわかります。

 しかも、そのほとんどが高市早苗元経済安全保障担当相が主張してきた旧姓使用の拡大を支持するもので、その制度的柔軟性は、私たち国民の間でも多くの支持を集めているようです。自民党としては、現政権を牛耳る者どもよりもっと国民の声に耳を傾けている、と申せましょう。

 二月二十六日記事で申したように現政権は、私たち国民が求めている政策の優先順位を全く無視しています。「いらんこと」ばかりして肝心なことは何もしない、という政権に用はありません。

 夫婦同氏にして戸籍法を制定した明治四年、私たち日本人は、まさに男女同権と身分によらない財産権を得たのであり、戸籍の効能は、のちに併合条約を締結した旧大韓帝國の人びとにも(李王朝下で搾取され続けていた小作農が土地を持てるようになったなど)もたらされました。

 それでも女性を男系から徹底して外す韓国や中共の夫婦別氏こそ女性差別なのであり、これを選択させる制度があってはなりません。日韓併合下でも尊重された韓民族の(儒教的)考えが韓国にはあり、私たちには私たちの考えがあるのです。

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『自民党は高市さんの案でいくぞ』に5件のコメント

  1. きよしこ:

    どうしてもゼレンスキー氏を「露国からの不当な侵略から祖国を守る英雄」、トランプ大統領を「プーチンという悪魔に魂を売り渡した独裁者」に仕立て上げたい報道権力は、せいぜい「トランプ大統領は顔を紅潮させ」という揚げ足取りをするのに精一杯のようですが、よほどのバカでない限り多くの日本国民もとっくの昔に「ウクライナ疲れ」に陥っており、米露両国への賛否はあれど「早く終われよ」というのが(誰も口にはしませんが)本音でしょう。まして経済支援ともなれば「いい加減にせえよ、このボケ」と怒りを覚えるに違いありません。今頃になって憤ってみせても手遅れなのですが、ゼレンスキー氏を見て「頑張れ」と思う日本人がいるとしたら無知蒙昧にもほどがあります。そもそも米国民主党というまさしく我が国にとって「不俱戴天の敵」なんぞと歩調を合わせた人物に手を差し伸べる義理など最初から微塵もなかったのです。それでも「ウクライナは善、ロシアは悪」と信じたければ結構ですが、後になって悔やんでも遅いですよとだけは申し上げておきます。

  2. 波那:

    口論になる前にトランプ大統領が話していた事。あんな事になって忘れてましたがtruth socialに出していました。

    Donald. J. Trump
    @real Donald Trump
    Now, Zelenskyy willl have no choice but to back down and accept Trump’s terms. But here’s the gfnius part. Trump is actually protecting Ukraine without dragging the U.S. in to war.

    By negotiating a mineral deal, Trump ensures that Americans willl be involved in Ukraine’s mining industry. This prevent Russia from launching an invasion, because attacking Ukraine would mean endangering American lives – something that would force the U.S. to respond.

    Trump played both sides like a master chess player. In the end, Zelenskyy willl have no choice but to concede, because without U.S. support, Ukraine cannot win a prolonged war against Russia. And once U.S. companies have mining operations in Ukraine Putin willl be unable to attack without triggering massive international consequences.

    Don’t underestimate Donald Trump. In this game of chess, he’s 10 moves ahead of everywhere.

    今やゼレンスキーは譲歩してトランプの条件を受け入れるしか選択肢はない。しかし、ここが重要な部分だ。トランプは米国を戦争に引きずり込むことなく、実際にウクライナを守っているのだ。

    トランプは鉱物資源の取引を交渉することで、米国人がウクライナの鉱業に関与することを確実にしている。これによりロシアの侵攻は阻止されるのだ。ウクライナを攻撃することは米国人の生命を危険にさらすことを意味し、米国は対応を余儀なくされることになるからだ。

    トランプはチェスの名手のように双方を操ったのだ。結局、ゼレンスキーは譲歩するしか選択肢はない。米国の支援がなければ、ウクライナはロシアとの長期戦争に勝つことはできないからだ。そして、米国企業がウクライナで採掘事業を開始すれば、プーチン氏は国際社会へ甚大な影響を及ぼす事なく攻撃することができなくなるんだ。

    ドナルド・トランプを侮ったりしてはならない。このチェスのゲームでは、彼はどこよりも10手先をいっているのだから。

  3. 波那:

    最近、覚えたスラングでFAFO(ファフォ)そのままです笑
    Fu※k around and Find out.
    =Try messing around and see the result.
    フザケた真似してると痛い目に合うぞ
    お前の出番などねえーんだよ、ゼレンスキー…だった件。

  4. 波那:

    すみません、訂正です。
    But here’s the gfnius part.
    geniusです
    しかし、ここが天才的な部分だ。に訂正

  5. ナポレオン・ソロ:

    250,304―2 高市さんを担ぐのは賛成ですが、本文にその理由が有りませんぜww
    遠藤さんお早う御座います ソロです
    遠藤さんも忙しいので、多分うっかりミスでしょうが、流れから云って高市政権支持なのは判って居ますので、特に問題は生じないです。巷では、露宇戦争の停戦~終結にk¥向けての動きが急に成って居ますが、その中で、、米国のW/Hでの両首脳との会談でゼレ氏が激昂して無礼馬態度を採った事を欧米のマスコミ殊更に取り上げています。

    然し、問題はそう言う話しではなく、ゼレ氏が「DS の下僕として此の3年間の戦争を続けて来たが、ゼレ氏はその戦争州同社の資格を昨年の5月に失っている」と言う自恃tsが発覚した事でしょう。勿論戦時中何で大統領選挙なんて現実的ではありませんが、ならば、国民に向けてその旨を発信し、その同意を採りs着けているのかと言う事です。

    大統領だから戦争の指導者が許されているのであって、そうで無ければ、重大な欺瞞行為と言う他は有りません。 但し、憲法に「大統領選挙をっ実施できる状態では無ければ自ぢう敵に大統領職に留まれる」と言う一文が有れば、問題は在りませんが、無いから問題に成っているし、其処をbトランプ氏から指摘されたから激昂したのでしょう・。

    で、お粗末なのがその続きで、傷心で宇国に帰還したゼレ氏に、EUの首脳陣から、「我々は貴方の味方です」と言う激励のコメントが8通寄せられていましたが、その文面が全て同じで、文法上のミス迄同じ、首脳陣が皆さん国籍が違い使用言語が違うのに、全部英語語で、然も発信時間も全部同じって、この「仕事の粗さ」は一体何なのか? 

    この様に、白人文明が馬脚を露わにしていますが、露宇戦争継続なら「週に2千人死んでいる」この状態を継続すると言う事、否、ロシアの国も国民も疲弊が酷いので、和平案が決裂したのなら「最後の手段に踏み切る」可能性だって出て来るのですが、それでいいのかEU 首脳陣の激励コメントを纏めて発信する等明らかに「やっつけ仕事」ですよ(怒)

    こんなのが人類の運命の紐のどれkを握っていると、思えば「ゾッと」しますね。 まぁ戦争慣れしているし「どうせすぬのは、低級白人のハザ-ル人とロシア人だ」と言うと言う何時もの、優越s^意識が働いていないか胸の手を当てて考えて看るべきだろう。

    まぁ此れで露宇双方が潜在的に憧れていて、コンプレックス迄持っている西側先進国の白人文明の差別的な中身を再認識出来たのなら、或る意味、僥倖かもしれませんがね、ナルシズムも大概にしないと、行く末は大変なことが待っていると私は思いますがね、

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